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暴言、依存、過干渉・・・子を追いつめる強烈な「毒親」が登場するコミック
子どもを支配し、長年にわたって悪影響を及ぼす「毒親」の存在。「あなたのためを思って」と言いながら子どもを支配する親の言動には、身に覚えのある方もいるでしょう。「愛情」という名の下に正当化される「毒親」たちの子どもに対する過干渉は、子どもの人生に何をもたらすのか?モラルの壊れた「毒親」が登場するコミックを紹介します。
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寮に母と2人で暮らす小学生の将太は、家庭に問題を抱える2人の少女との交流から、自らの親子関係に向き合います。暴力的な父親、病気の兄を溺愛して娘を貶める母親、そして過干渉な母親。3組の「毒親」の言動が、子どもの心をいかにして歪めていくのか。その過程がセンシティブに描写され、読んでいると胸が痛くなるでしょう。
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産婦人科の看護師の視点で綴られる、命と死の物語。幸せな出産の裏にある、中絶、DVや性虐待など現代に存在する問題も浮き彫りにしています。「毒親」に虐げられてきた影響で、親になる自信を持てなかった妊婦たちが、周囲のアドバイスや主人公との交流を経て変わっていく姿に心を打たれます。
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