ブックキュレーター映画プロデューサー 叶井俊太郎
少年刑務所の関連本5冊はこれ!
少年院といえば犯罪を犯した少年が入る刑務所。実際、大人の刑務所とどう違うのかよくわからんのでこの5冊を読めば大体わかる。
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ホールケーキを三等分できない非行少年がかなりいる、という。この新書の表紙にその非行少年がケーキを三等分したイラストが掲載されてるが衝撃的。うーん、これは非行少年ではなく発達障害とか知的障害がある少年なんじゃないかね?と思って読んでみたら、どうも違うみたいですね・・・
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タイトルの通り、日本の少年院についての裏側を暴露しまくる!と期待して読んだけど、いたって普通に少年鑑別所、特別少年院、医療少年院、女子少年院についてどんな施設なのか説明。知らなかったのは少年院と少年刑務所が別物ということ。凶悪事件を起こした少年は少年刑務所行きなのです。
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あの頃、ボクらは少年院にいた セカンドチャンス!16人のストーリー
セカンドチャンス!(編)
昔、犯罪を犯して少年院に入ってた16人のその後の話。出所して犯罪者かヤクザになった人もいると思うけど、この本に出てくる16人の中に現役ヤクザはいません!オレとしては転落してとんでもないことになってる衝撃話の方が面白いと思うのだけど。まあ、この本に出てくる人はいい話です。
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女子少年院の少女たち 「普通」に生きることがわからなかった
中村 すえこ(著)
この本に出てくる10代の女子の犯罪は覚醒剤、パパ活、美人局、恐喝、窃盗など。彼女らに共通してるのは親からの虐待。家庭環境は最悪です。そんな環境で育つと犯罪に向かうと。育った環境は本当に重要なんだな、と思う。
ブックキュレーター
映画プロデューサー 叶井俊太郎(株)サイゾーTOCANA編集部 配給宣伝プロデューサー。『キラーコンドーム』などのホラーコメディ映画から、日本でも大ヒットした『アメリ』まで幅広い買い付けと宣伝をプロデュース。ピクトアップ、日刊サイゾーなど雑誌連載コラム多数。主な著書に映画評論家江戸木純氏との共著『映画突破伝』、『ビッグヒットは五感でつかめ!』、奥様で漫画家の倉田真由美氏との共著『ダメになってもだいじょうぶ—600人とSEXして4回結婚して破産してわかること』など。ノンフィクションやコミックを中心に1,000冊を超える本を所有。気になる本があれば片っ端から購入するクセがあり、自宅の本棚には本が日々増加中。
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