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硬派なポリティカルフィクションからエンタメまで!はじめての福田和代
2007年『ヴィズ・ゼロ』でデビューした作家の福田和代。自衛隊が登場するポリティカルフィクションや大規模テロをテーマにした硬派で骨太な小説などが特徴的ですが、一方でお仕事小説や心温まる小説も発表しています。共通するのは取り上げる題材の妙、丹念な取材によって構成された物語そのものの奥深さでしょう。そんな福田和代の代表作を紹介します。
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テロで東京に大停電が発生。犯人側の行動、捜査する警察関係者、復旧を目指す電力会社社員など複数の視点で描くクライムサスペンスです。電気に頼り切っている現代社会での停電という冴えた設定、入念な取材による臨場感、東日本大震災前に書かれたとは思えないほど現実味のある骨太な物語です。
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航空自衛隊の音楽隊に所属する女性自衛官を主人公に、彼女たちの業務内容や日常を描き、そこに謎をブレンドしたお仕事小説&ミステリーです。自衛隊は著者お得意のテーマではありますが、ほかの小説とは異なりタッチはやわらかく軽快です。隊員たちの恋愛模様が描かれシリーズ化もされている、人気の短編集です。
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