すぐに使えるテクニック満載！「書く」を武器にできる本

月10万字書き、毎月１冊本を出版しているブックライター・上阪徹の本です。そんな著者も、以前は書くことに苦手意識があったのだとか。だけど「事実」「数字」「エピソード」があれば、苦手な人でも伝わる文が書ける。その手法を公開しています。実際に「書く」作業に入る前の素材探しの大切さを知ることができる一冊です。

「書く」ことのハードルを下げるための第一歩は、習慣にすること。そして「まだまだだ」と思っても、とにかく書いて完成させること。著者が実践してきた、隙間時間に積み上げられる「書く習慣」。自分の気持ちやアイデアをアウトプットする楽しさが、読みやすい文章で綴られています。表現する勇気をもらえる一冊です。

「バズる」文章構成のポイント、再現するための構文紹介を網羅している一冊。文章のフォーマット、テンプレート、単語の選び方まで、書くのが苦手な人でも取り入れやすいテクニックが満載です。相手に伝わる、刺さる文章のコツがまとめられている本なので、SNSに限らずPR文や企画提案文などの執筆にも役立ちます。

「書くことを仕事にしたい！」という願いを叶えるために、著者が実践してきた文章力以外の技術がまとめられた本。ライティングの仕事について知りたい方はもちろん、自分が書いた文章をどのように売り込んでいくかを学べます。自分の強みはどこか？仕事に取り組む姿勢は？「書く」を通じて自分の働き方にも向き合うことができる良書です。

任天堂でデザイナーをしていた前田高志の著書。デザイン制作についての本ですが、日頃からの物事の捉え方や着眼点はライティング技術や企画力に通じます。著者の徹底したクライアントファーストの取り組みは、職種問わず勉強になります。「書く」のに必要なのは、文章力だけではありません。物事を切り取る「視点」なのです。