ブックキュレーターテート小畠利子
自分を知れば、迷いは消えて気分はスッキリ、希望が湧いてハッピーに。
自分の幸せは「自分を知ること」から始まります。その単純でありながら、なかなか難しい第一歩を踏むことで、無駄な損や苦労をしないで済むようになる。原点をおさえてさえいれば、周りの雑音に振り回されることなく、自分の望む幸せが舞い込んで来る。そんな共通するメッセージを贈る5つの本をご紹介しましょう。
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優しい語り口で、ここまで中身の深いメンズスタイリングの本があっただろうか。骨格タイプを知ることでシンプルかつ最強の「見せ方」をロンドン在住のイメージコンサルタントが伝授。各国からやってくるお客さんの事例も興味深く、あきらめていたり誤解していたのは自分だけではなかったのだ、と希望が湧いてくる本です。
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自分の欠点に集中しがちな女性たちには目から鱗が落ちるような朗報が盛り沢山。「錯覚」という魔法のテクニックを生かして女性を美しく見せる、という今までにない画期的なスタイリング本。のべ1万人のクライアントをもつイメージコンサルタントの言葉は納得度が高く、暖かい性格がにじみ出た文章には爽快感のある本です。
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周りに振り回されることなく一切なりゆきに生きた女優、樹木希林さんの残した数々の言葉が心に響きます。おごらず、他人と比べず、おもしろがって平気に生きればいい、という彼女の言葉は自分を知り尽くした芯の通った人柄を象徴。最期まで自分らしく生き抜いた彼女を象徴するような表紙の笑顔は美しくとても印象的です。
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なかなか家が片付かないとお悩みの方にお勧めです。そのコツは「ときめき」という魔法を原点におくこと。片付けるくらい誰にでもできると思われがち。でも何に「ときめき」を感じるかを明確にすることで自分を知ることができ、そのことで自分の人生まで劇的に変わるという手引書。迷いが消えて気分がスッキリする本です。
ブックキュレーター
テート小畠利子東京生まれ。ロンドン在住イメージコンサルタント。父の転勤で幼少期の10年間をロサンゼルスで過ごす。慶應義塾大学文学部卒業後、シティバンク入行。1996年、スイス系銀行UBSの為替カスタマーティーラーとして英国赴任。2003年にイメージコンサルタントとして起業、のべ1万人の顧客の「見た目」を改善。2020年に結婚した夫と愛犬と暮らす。最新の著書に「知的に見える男、バカっぽく見える男」(新潮新書)がある。https://honto.jp/netstore/pd-book_31513279.html
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