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アンガーマネジメントを子どもに伝えたいときに選ぶべき本
大人でも難しい感情のコントロール。最近では「アンガーマネジメント」という言葉も耳にするようになりました。発達障害やグレーゾーンといわれる子のなかには、この気持ちの切り替えが特別苦手な子がいます。気持ちの切り替えができれば、日々の困りごとも少し減るはず。ここでは、子どもが自ら読めるアンガーマネジメントに関する本を紹介します。
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ユニコーンの子ども・ガストンはイライラしています。そこでガストンは、あるイメージをしながら深呼吸を始め・・・。ガストンと自分を重ね合わせることで、怒りを手放すための具体的な方法を身につけられる一冊。目に見えない感情に色をつけるなど、子どもでもイメージがつかみやすいよう随所に工夫が施されています。
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もうふりまわされない!怒り・イライラ
名越 康文(監修)
絵本ではないものの、子どもが自ら読めるアンガーマネジメント本です。豊富なイラストとともに、イライラを手放すためにできる多種多様なテクニックが紹介されています。怒ることは自然なこと。そもそも怒りはどこから生まれるのか?そこまで掘り下げて説明し、怒りとつき合っていくための手段を徹底解説しています。
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ムカムカドッカーン!
ミレイユ・ダランセ(作) , ふしみ みさを(訳)
ある日、不機嫌なローベルが部屋に閉じこもっていると、真っ赤な怒りのかたまりがやってきて大暴れしはじめ・・・。フランスでは定番の子ども向けアンガーマネジメントの本です。怒りが暴走すると何が起きるのか?ローベルと一緒に怒りを客観的に見ることで、子ども自身が怒りの感情を知り、制御できるようになります。
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いらいらばいばい 3歳からの感情マネジメント絵本
つむぱぱ(さく・え) , 日本アンガーマネジメント協会(監修)
怒りが抑えきれない怪獣は、火を吐いたり、街を壊したり、やりたい放題に過ごしていました。そんなある日、怪獣は女の子から怒りを手放す魔法のメソッドを教わり・・・。人気インスタグラマーのつむぱぱが、作・絵を担当したアンガーマネジメント絵本です。怒りを手放す方法に加え、怒るときのルールも描かれています。
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トゲトゲくんはね、
クォン・ジャギョン(著) , ハワン(イラスト) , いくたみほ(訳) , 安藤俊介(解説)
トゲトゲしたものを身につけたトゲトゲくんは、口からトゲトゲした言葉が飛び出すため皆から怖がられています。ですが、そのトゲには秘密があって・・・。「なぜ怒るのか」ということを起点に、怒りの誕生と終わりが描かれた韓国の絵本です。怒りの感情はどこから生まれるのか?自分自身と向き合うきっかけになる絵本です。
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