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琉球王国時代から本土復帰まで!沖縄の歴史を学べる小説
沖縄は、1945年から1972年の本土復帰までアメリカに統治されており、車は右側通行、通貨はドル、本土を行き来するにはパスポートが必要な土地でした。「てーげー」「なんくるないさー」など、言葉の柔らかな印象からは想像できない、苦難の歴史がそこにはあります。物語を楽しみながら、沖縄の歴史も学べる小説を集めてみました。
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戦後間もない米国統治下の沖縄で、生きるために警官になり、そのあと公安に抜擢された東貞吉。そんな彼が本土復帰運動の第一線に立つ政治家・瀬長を知り、敵対する立場ながら次第に共感し傾倒していきます。見事な構成が光る、骨太のハードボイルド警察小説です。
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江戸から明治へと時代が移り、廃藩置県で琉球王国が琉球藩を経て、沖縄県になるまでの過程を描いた歴史小説です。当時の琉球王国の様子、それぞれの立場で葛藤する人々、清と薩摩藩との関係などが丁寧に描かれていて、沖縄の歴史的な背景を学ぶこともできる小説です。
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19世紀の琉球、王朝末期を舞台にしたファンタジー要素満載の大河ドラマ。男装の麗人・真鶴を主人公に、自身の知恵と才覚で立身出世していく姿を描いた波乱万丈の物語です。スケールが大きくスピーディな展開が見事で、2011年に仲間由紀恵主演で舞台化、ドラマ化され話題になりました。
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