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死ぬってどういうこと?小学生のうちに触れておきたい「死」を考える本
誰もが考えたことのある「死」を巡るあれこれ。死ぬとどうなるのか、魂やあの世はあるのか。生きている限り、死についてはわかりようがないことばかりです。だからこそじっくり思考してみることで、深く物事を考える力が身につくのかもしれません。我が子から死に関する疑問が出たら手渡したい、小学生でもひとりで読める本をそろえました。
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人はなぜ死ぬのか。死んだらどうなるのか。子どもが一度は考える「死」という不思議。この本は、日々の生活で避けられがちな「死」を巡る疑問に正面から向き合っています。自然科学の観点、世界の文化や宗教の観点から「死」と「生」を深く考えることのできる内容になっています。
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生きるって、なに?死ぬって、なに? 12歳から考える答えはないけど、大事なこと。
今泉忠明(著),安田菜津紀(著),緒方恵美(著),志茂田景樹(著),正木晃(著),笹原留似子(著),横田南嶺(著),内田美智子(著),苫野一徳(著),細谷亮太(著)
10人の著名人が、子どもの生や死に関する疑問に対し、自身の経験をもとに回答した一冊。取り上げられるのは「よく生きるとは何か」「生きていることに意味はあるのか」などの哲学的な問いばかりですが、子どもでも理解できるようにわかりやすく書かれているのが本書の特徴です。巻末には、悩みの相談先リストも載っています。
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それぞれの宗教は、それぞれの死生観を持っています。この本では、仏教、キリスト教、イスラム教、ヒンドゥー教、ユダヤ教、神道など、世界各国にある宗教の特徴が紹介されています。それぞれの宗教が持つ価値観から、世界の人々が抱く「生」、そして「死」の考え方を学べる一冊です。
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「しあわせっておもうのは、どんなとき?」「いつか、いちばんになれるかな?」など、6つのテーマに沿っていろいろな考え方を紹介する一冊。「どうして、ひとは死ぬの?」というテーマも取り上げられています。作家の重松清が日本版の監修を務め、家族みんなで話し合うきっかけにもなるでしょう。
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教育哲学専門の教授による、子どもの「哲学対話」の実践に役立つ一冊。「死んだらどうなる?」「なぜ食べていい動物とだめな動物がいるの?」など、答えが一つではない問いに対し、いろいろな意見を紹介していきます。対話形式で話が展開されるため、長文に慣れていない子どもでも楽しく読むことができます。
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