ブックキュレーターエッセイスト・作家 こだま
まだ見ぬ世界に連れ出してくれる5冊
毎日ほぼ家の中で過ごしている。人との交流も少ない。だけど、本は未知の世界に連れ出してくれた。触発されて何かを始めてみたくなる。そんなきっかけを与えてくれたエッセイと小説を紹介します。何よりも、こんな魅力的な文章を書けたらなあと思いながら繰り返し読みました。
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「異文化は経験によって異文化でなくなり、私の一部になる」。パンダの飼育体験、四川省出身の夫や義父母との賑やかすぎる同居、転校生の疎外感、うまくいかないアルバイト、音声ガイドなど35篇。ひとつひとつの「未知」に触れ、理解しようと格闘する姿が躍動感のある文章で綴られている。とんでもない引き出しの数だ。
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人生に行き詰まったり、新たに何かを始めようとしている人たちが、引き寄せられるように小さな図書室を訪れる。「何をお探し?」と声を掛ける司書の小町さん。彼女の言葉に背中を押され、おすすめの本を手にして帰る。ほんの些細なきっかけで人は変わることができる。出口は見つかる。落ち込んでいた時期に読んでいた一冊。
ブックキュレーター
エッセイスト・作家 こだまエッセイスト・作家。実話を元にした私小説『夫のちんぽが入らない』でデビューし、Yahoo!検索大賞を2年連続で受賞(第3回、第4回)。二作目のエッセイ『ここは、おしまいの地』で第34回講談社エッセイ賞を受賞。ほか、『いまだ、おしまいの地』、『縁もゆかりもあったのだ』など。
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