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小説家 山野辺太郎ブックキュレーター小説家 山野辺太郎

硫黄列島について知り、想像をめぐらしたくなる本

あるとき日本周辺の地図を見ていたら、本州からはるか南の太平洋上に、北硫黄島、硫黄島、南硫黄島と並ぶ島々があるのが目に留まった。硫黄島は、太平洋戦争末期の激戦地。その南北に島があって、列島を成していたとは。興味が高まるあまり、僕はこの島々を舞台に小説を書くに至った。そんな硫黄列島について知り、想像をめぐらすための五冊。

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  • 硫黄島は、ただ戦場であっただけではない。それ以前の半世紀にわたって、人々がサトウキビや野菜を育て、家畜を飼い、魚を捕って暮らしていた。そこには国家機能の一部を担うほどの力をもった拓殖会社が存在した。知られざる硫黄島の社会と歴史、そして硫黄島のみならず北硫黄島の生活風景にも光を当てた好著。

  • 硫黄島の地中深くに通路を張りめぐらせて陣地を設け、米軍相手に過酷な持久戦の指揮を執った陸軍中将、栗林忠道。本土防衛の捨て石にされた島を一日でも長く守るべく、職務に力を尽くしつつ、妻や子供たちの暮らしを気遣ってこまめに手紙をしたためる。理不尽な死を強いられる戦場で、平穏な日常の尊さがひときわ輝く。

  • 若き通信兵、秋草さんの任地は硫黄島だった。地下壕での暗号の送受信。そして偵察や情況報告のため、地下を出て地上を通り抜け、また地下へと潜る決死の移動を重ねていく。研ぎ澄まされた五感を通して、島での日々の記憶は鮮烈に心に刻み込まれた。全滅に近い戦いをくぐり抜け、戦後を生きた秋草さんが後世に伝える手記。

  • 2020年にオリンピックが開催された東京と、開催されなかった東京がある。戦前・戦中に硫黄島で暮らしていた人たちの声が聞こえる。現代を生きる兄と妹と、島に生きた先祖たちとのあいだで始まった不思議な交流。今と昔、海のこちらとあちら、起こったことと起こらなかったことのあわいで、人々が確かに生きている。

  • 戦争末期、北硫黄島の人々は、住み慣れた土地から戦禍を避けて本土へと疎開せざるをえなかった。歳月を経て、ある男が風船で空を渡ってこの島へと漂着する。無人島になっていたはずの島に、隠れ住む人々がいて、王国が成り立っていた。疎開を拒んだ住民たちに、硫黄島の戦いを逃れた五人の将兵が合流して生まれた国だった。

小説家 山野辺太郎

ブックキュレーター

小説家 山野辺太郎

1975年、福島県郡山市生まれ。父の仕事に伴い、東京・高円寺や秋田市で暮らしたのち、宮城県仙台市で育つ。仙台二高で鬱屈した高校生活を送るなか、太宰治に傾倒。小説を書きはじめる。東京大学文学部・同大学院でドイツ文学を専攻。18世紀ドイツのシュトルム・ウント・ドラング時代の劇作家ヤーコプ・レンツを研究対象としたが、行き詰まりを感じ、インドへの旅に出た。出版社に入社し、国語教科書の編集者として勤務。会社勤めのかたわら、小説の執筆を続ける。2018年、『いつか深い穴に落ちるまで』で第55回文藝賞を受賞。ほかに『孤島の飛来人』『こんとんの居場所』など。https://yamanobe-taro.jp

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