気づいたら見知らぬ世界!?何もない世界でイチから社会を構築していく物語

ある日、不思議な光とともに世界中の人間が石化してしまいます。3700年後、石化が解けた主人公・千空たちの前に広がっていたのは、廃墟と化した世界でした。最初は石器作りにも苦労していた彼らですが、石器から紐を、紐から罠や家を作り・・・と、人類の進化を辿るように文明を創造していくさまが楽しめるコミックです。

ナツが目覚めると、そこは嵐に翻弄される小舟の上でした。船の同乗者は知らない人ばかり。陸には文明どころか人間も住んでおらず、見知らぬ動植物がはびこっていて・・・。コールドスリープにより人類滅亡後の世界で目覚めた若者たちが、生き延びようと奮闘する物語。きれいごとの通じない世界はリアリティがあります。

落盤事故に遭ったタイガたちが洞窟から脱出すると、そこは数万年前の世界でした。彼らはサバイバル生活を送るなかで古代の人類と邂逅。しかし、ホモサピエンスはネアンデルタール人との戦争の真っ最中で・・・。古代人の文化や風習、考え方がリアルに描かれていて、本当にこうだったのかもしれないと感じられるコミックです。

くじで一等を当てた夕月は、次の瞬間、何もない草原に立っていました。手にしたのは10個の願いを叶えてくれるタブレット状の端末。一夜をしのぐために実家を召喚した夕月の心の内には、ほの暗い願いが湧き上がり・・・。何もない土地と、何でもできる10個の願い。自分ならどうする？と想像力を掻き立てられる物語です。

通り魔に刺されて死んだ悟は、スライムとして異世界に転生します。そんな彼が最初に到達したのはゴブリンの村。そこでゴブリンたちを進化させたら、村が発展し・・・。さまざまな種族を仲間にして村を国家へと発展させていくという、シミュレーションゲームのような感覚で楽しめるファンタジー漫画です。