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夏の風物詩!花火に関する本
花火は世界中で作られていますが、日本ほど芸術性にこだわっている国はないとも言われています。江戸時代に始まったとされる打ち上げ花火は、日本の夏の風物詩。夜空に輝くのは一瞬ですが、多くの人がその美しさを胸に刻んできました。ここでは花火に関する解説書や、花火師を題材としたノンフィクション、小説などをピックアップしました。
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江戸の花火師、鍵屋弥兵衛の活躍を描いた時代小説です。享保の大飢饉に苦しむ江戸の町を活気づけるべく、彼は仲間とともに、川開きに特別な花火を打ち上げようと奮闘します。人々の心を明るく照らしたいという心意気で困難に立ち向かう男たちの姿が、爽快な読後感を残します。東京の夏の名物として親しまれる隅田川花火大会の起源の物語です。
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日本三大花火大会の一つ、長岡花火大会。本書は半世紀以上、長岡花火を打ち上げてきた嘉瀬誠次の生涯をたどったノンフィクションです。彼はシベリア抑留の苦難を経て、長岡空襲の戦没者の慰霊と戦災復興、恒久平和への願いを込め、夜空に鎮魂の花を手向け続けました。伝説の花火師のひたむきな生き方に胸を打たれます。
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