ブックキュレーターhonto編集員
がんばりの糸が切れたら。学校に行きたくないと思ったときに読んでほしい本
学校という小さな密室の世界にはたくさんのいざこざやすれ違いがあり、人間関係に疲弊してもおかしくありません。頑張って毎日学校に登校していたものの、ある日突然頑張りの糸が切れてしまうこともあるでしょう。もうこれ以上学校に行きたくない。そう思った時に読んでほしい本を集めました。安心できる場所で頁をめくってみてください。
- 0
- お気に入り
- 139
- 閲覧数
-
子どもが毎日学校に通うのは当然のこととされていますが、そもそも学校とはどういった意味のある場所なのでしょう。本書では学校の意味を捉えなおし、学校以外で教育を受けられる場所や、辛い心との向き合い方を紹介しています。不登校の子どものその後についても描かれていて、不安な気持ちが少し楽になるかもしれません。
-
親や先生の言葉の影響で、あきらめていることはありませんか?本書は、子どもがもっている心、体、お金に関する24個の権利の具体例を解説しています。親や先生が絶対ではないこと、困りごとを解決するための相談先や専門機関の情報もまとめてあり、自分を大切にする方法が見えてきます。子どもにもある権利を学びましょう。
-
24時間チャットで悩みを聞くNPO活動を立ち上げた著者が、壮絶な生い立ちや、希死念慮がわいたときの対応、「助けて」と声をあげる方法などをまとめた一冊です。死にたいときに「死んではいけない」と言われる絶望を味わったことがある著者だからこそ、本書には染み入るようなやさしい言葉があふれています。
-
友だちと比べて自分はできないことだらけ。うまくやれない自分が嫌になる。そう感じたことがあるなら、本書をオススメします。児童発達を専門とする精神科医が、子どもが抱きやすい悩みの対処法を特性ごとに解説。文章だけではなく漫画でも解説されているので、気軽に読み進められます。
-
学校に行きたくない子どもたちに向け、女優の樹木希林や作家の辻村深月など総勢20名の著名人の言葉を集めた一冊。著名人に話を聞いたのは、不登校経験者の大人たち。当事者だったからこそ聞ける話ばかりで、読んでいると「学校に行きたくない」という孤独や悩みが少しだけ和らいでくるかもしれません。
ブックキュレーター
honto編集員ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です

