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投稿者:たー - この投稿者のレビュー一覧を見る
第一印象を一言で表すと「上品」だと思います。人の黒い感情にも品を感じました。きれいごとを並べたという意味ではないです。時代背景の描写も繊細で、わたしの知らない時代ですが、世界に引き込まれました。
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R省の汚職
政治ブローカーと検察の戦い
ブローカーの妻と検察の不倫
樹海へと消えていくブローカー妻
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樹海での自殺増加の一因となった本と紹介されており、気になって購入。
物凄く深大寺へ行ってみたくなった。
昔の女の人っていいな…
言葉使いなどが優雅で。
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松本清張らしい1冊。
夫のいる女を愛してしまった男、その男に恋心を抱く若い女の子、夫がいるのに他の男を愛してしまった女・・・様々な人間の心が映し出された、悲しくて、でもなぜか美しい物語であった。
本当は妻を愛していたが、嫌われてしまった辛さを紛らわすように浮気をして意地悪をして、寂しい思いをした夫の心情が描かれているシーンが最も魅力的だった。
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松本清張の言葉選び、運びが好きだ。ゴテゴテした単語を使わないのに、いつのまにか深い心理に潜っているところが気持ちいい。やってることは今とかわらないんだけど、ちょい昔の男女の奥ゆかしさがくすぐったかった。デートにタクシー使いすぎだよ〜
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恋愛小説。きったはったはない。展開のわざとらしさに共感できず。登場人物の長ったらしい自己紹介っていうのが上巻の印象
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複数巻の長編を平行に読破しよう月間。継続中。ハズレの松本清張。
R省局長の過保護な娘、旅(古代史?)が好きな新人検事と、謎の会社社長に愛想のついた妻の3人の目線で進む、多分、省庁不正ミステリ。
多分、というのは、上巻では結局何もわからず、いろいろと状況の積み上げだけなので、まだ事件らしきものも起こっていないため、よくわからんのだ。
事件のお膳を立てている状況だから、よくわからんのは仕方がないとはいえ、長い割に、内容のない会話でボリュームだけ膨らましているような話なため、非常に印象がよろしくない。
「清朝異色の恋愛小説」なんて書かれているが、清朝は女性目線のこういうのはダメなんだよな。海外旅行に向かった女性ツアー客の話もいただけなかったが、そこまでではないものの、「女性の気持ちなんかわからんから仕方がないだろ」と恫喝されているような、なんだかもやもやした気分で上巻終わり。
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1959年から約1年間、雑誌「週刊女性自身」の連載された松本清張には珍しい純愛小説。R省の局長を父にもつ田沢輪香子は、大学卒業後、初めての一人旅で木曽路でに向かう。しかし、宿泊先も国鉄駅での出迎えも父親の庇護下であった。唯一、予定にない遺跡を訪ね、偶然出会ったのが小野木喬夫という青年であった。小野木と輪香子の再会は、偶然、武蔵野情景が残る深大寺。しかし、小野田は既婚らしく美しい女性、結城頼子を連れていた。小野木は、新人検事。頼子の夫は愛人も多く、得体のしれない訳アリの仕事に携わっているようで、豪勢な生活を送っている。
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どうなるんだろうとドキドキしながら読了。
こに時代のお金持ちの話が大好きなので、
登場人物たちの豪邸やお召し物など想像しながら読むのが楽しかった。
後半どうなっていくのかドキドキです!
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昭和も40年代以前の感じが漂う物語。上巻は、まだストーリーの序盤で、謎が多い展開。二人の男と二人の女がこの後どのように絡み合ってくるのか?楽しみな序盤。