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父親の育った環境、今に至るまでの経緯がタイムスリップして知ることになる。
原作を読む前に、映画を観たのだけど。
原作と映画、若干の違いがあるのは仕方ない。映画で不足の部分が、原作で補充された。最後にみち子の存在が・・・切なかった。
'06.12.04読書完了
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久々に話題の本を読んでみた。
浅田次郎、やはりエンターテイメントだ。
ミステリー的要素が強く、その面では楽しめるけど、ストーリー全体の流れとしては、詰めが甘い感が否めない。
しかし映画を見たら、「あれ、もしかして本は結構面白かったのか?」と思った。
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地下鉄の階段を昇ると、そこは過去の世界だった。そこで真次は自殺した兄に、そして大嫌いな父に出会う・・・。
最初の最初はなんか読みにくい感じがしたけど、すぐに引き込まれた。
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地下鉄を舞台にタイムスリップするお話。
すごくファンタジーだけど、タイムスリップする先は主人公の兄の自殺の夜だったり、戦中戦後の父親のところだったり、現実を見つめ直すためのもの。家族や恋人の愛を感じる。でも最後の方はかなり悲しい。前向きなんだけどとっても切ないラスト。
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地下鉄の車内の雰囲気は、どことなく地上を走っている電車とは違う。
もちろん窓からの景色が見えないところもあるが、何だかどこに向かっているのかわからないような感覚・・・。
目的の駅に降り、階段を上がって外へ出る。
そこに昭和初期の時代が広がっていたら・・・
この話はこんな形のSFテイストが含まれている。
主人公は過去の東京で、少年時代に自殺した兄、傲慢な父と会う。
そこで意外な姿に接することになるのだ。
そういえばオレの父親(故人)のことって、ほとんど知らないな。
昔の写真を見たり、オフクロから過去のエピソードを聞かされる程度の知識しかないのだ。
もしもこの小説のように過去にタイムスリップし、青年時代の親父に会うことができたら・・
ちょっと違った一面も知ることができるだろうに。
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過去の父がどういう人物だったか?いろんな時代にさかのぼる。
浅田次郎らしい作品。みち子の存在が悲しい。
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一言で言えばタイムスリップ小説やけど、そんなに安っぽいものじゃなく、すごくいい作品。読んだ後、とても切なくなる・・・。
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普通のファンタジーだと思ったら、意外に出てくる人たちの人間関係が複雑だったり、なかなかよめなくて面白いです。ラストには驚きました。
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戦前戦後の昭和の情景が目に浮かんだよ。地下鉄にはその頃からなんら変わっていない箇所が多数あるらしいのだがそんなことを知ったからには今度地下鉄に利用するとき意識せざるを得ないよね…
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祖父のことを思い出した
詐欺師だった祖父
祖母を泣かしていた祖父
母に軽蔑されていた祖父
そんな祖父が必死で生きた時代を少し見ることができたのかな
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〜映画化作品シリーズその壱〜
読むうちにどんどん惹き込まれていく…
衝撃のラストとそこにつながるす展開はまさにスパイラル。そして家族愛。
何度でも読みたい本。
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文庫化して初めて読んだ。映画化もしているけれど、小説を読んだ限りじゃちょっとイメージつかないかも。場面転換が多いけれどわかりやすく、短時間で読める。
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あの頃の時代結構好き。興味あるなぁ。自分も主人公みたいな体験してみたいと思った。映画公開時だったので配役を当て込みながら読んで楽しんだ。
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浅田次郎はやっぱり人間は性根はいい人ばっかりなんだなぁと思わせてくれる作家です。文章から人間味があふれてる!! (ちあきねぇさん)
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「あのね、お嬢さん。親っていうのは、自分の幸せを子供に望んだりはしないものよ。そんなこと決まってるさ。好きな人を幸せにしてやりな」