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電子書籍
あわなかった
2016/11/19 09:44
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
重松 清の代表作と言われている表団の高い作品なので読んでみた。
この作者の作品を読むのは実は初めて。
成仏しきれない親子と実在のお役を組み合わせるなど技法面では工夫が凝らしてある。
しかし、粘り気のある親子関係や夫婦関係というテーマそのものが私の気持ちに合わなかった。作品の良し悪しより「合わない」という感想を抱いてしまった。
電子書籍
私にはまだ子供がいない
2021/07/14 09:54
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投稿者:hatonohi - この投稿者のレビュー一覧を見る
ひょんな事から、疎んでいた父親の、きっと幸せだと思っていた妻子の真実と出会う、ある種の旅の物語。
何度も泣いたが、“親”の立場を体験したことのない自分には、
この作品の本質はまだ理解できていない気がする。
然るべき時がきたら、改めて読みたい一冊。
電子書籍
ドラマ化
2015/10/29 21:07
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投稿者:なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
さいきんドラマ化もされた名作。
家族の絆を描いているんだけど、家族だけでなく仕事場や学校の人間関係の参考にもなる。
紙の本
前向きに生きていこう!
2015/03/22 09:58
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投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
テレビドラマで放映されているし、『「本の雑誌」が選んだ年間ベスト1の大ベストセラー』という帯の言葉に惹かれ、読んでみました。
タイムマシンに乗ってのやり直し(?)の旅は、人生最大の苦境に立ち、「死んでもいいかなあ」と思った主人公の再生の旅であり、父子関係再構築の旅でもありました。本書は、父と息子との難しい関係を、3組の異なる父子を描くことで、炙り出そうとしています。志賀直哉の「和解」に通ずるものもあるかもしれません。
着想は「バック・トウ・ザ・フューチャー」に似ていますが、国民性の違いによるものなのか、テーマも結末も全く違うものでした。
この小説のように、同い年の父と出会うことができれば、「朋輩」になれるでしょうか。私の父は、米軍の空襲で家を焼き出され、疎開先の小学校で防空壕を掘っている最中に終戦を迎えました。戦争直後は闇市で食糧を調達したり、進駐軍で靴磨きや様々な苦労を重ねました。そして、子供二人を育て上げ、最後は癌と闘いながらも穏やかに息を引き取りました。波乱万丈な人生だったようです。私は死に目に会えませんでしたが、生前にもう少し父の人生を深く聞いておけばよかったと、今でも後悔しています。
もし父親が存命の方は、この本を読んだら、少しでも自分の父親の人生に興味を持ってみたらいかがでしょうか。私は、自分の父を懐かしく思い出すことができたという意味で、本書を読んで良かったと思います。