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投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
信長秀吉家康世代から遅れて生まれてきた政宗。必死にもがき天下人に向こうを張った。偏屈を押し通した生き方。
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何歳になっても変わらない伊達氏が面白い。
敗北感からすぐに立ち上がって自分を見直すけれど、自分は消さない。そうやって自分を全肯定して生きていく様がかっこいい。
素敵だなぁ。
色々画策して、失敗するけどタダじゃ終わらない不屈さに本当に感心してしまう。
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(1987.05.29読了)(1987.03.20購入)
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天下のダテ者・独眼龍の反骨と才知の全生涯冬・夏の陣と戦ごとに天下の覇権を握ろうとする政宗だったが、泰平を願う家康の熱情と遺言に率然と謀叛心を捨て、天下の家臣として秀忠・家光治世の御意見番に。
☆関連図書(既読)
「伊達政宗(一)」山岡荘八著、光文社文庫、1986.01.20
「伊達政宗(二)」山岡荘八著、光文社文庫、1986.01.20
「伊達政宗(三)」山岡荘八著、光文社文庫、1986.03.20
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山岡荘八の描く伊達政宗伝第四巻(全六巻)西洋の新旧教国対立を背景にした政宗たちの世界戦略が描かれる。婿の忠輝と長安、その二人に急かされながらも政宗が、大御所・将軍の意図も計りつつ、最後の大勝負に出んとする。
今なら"作品の時代背景を考慮し~云々"と言い訳が入りそうな表現が多々。まあ昭和じゃあ仕方がないだろうが。それにしても長安最後の狂い死にはしょうもないというか、あっさり退場させられたなあと。そして大阪方で秀頼の影が薄いのは仕方がないにしても、"血の道"と断定された淀殿のパラノイアっぷりはどうにかならんものかと思ったり。