電子書籍
色々と仕掛けが……
2021/02/15 23:28
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投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
探偵と助手の関係が独特な感じがしていましたが、最後まで読んでその理由が分かりました。収録された短編はどれも本格ミステリの範疇に収まる秀作ばかりで面白かったです。乾さんらしい捻りがところどころに見られ、楽しく読めました。ミステリ的には「三本の矢」が、犯人、動機、犯行方法などに見るべきものがあり、一番まとまっていると思います。ただ乾さんらしいインパクトがあるのが、「卵消失事件」と「別荘写真事件」。どちらも駄作紙一重ですが、遊び心満載です!
紙の本
さわやかな
2012/08/20 12:11
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投稿者:baketa - この投稿者のレビュー一覧を見る
意外にさわやかな作品でした。
紙の本
《あなたの頭を悩ます謎を、カラッと解決いたします》
2023/10/25 20:04
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投稿者:今井 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ふと目について手に取った本が思ったより面白かったらすごく嬉しくなるのだが、この小説もその一つ。
人が死なない、何気ない日常のちょっとした謎を解くパターンなのだが、暗号文のやり取りや宝のありかを示す暗号歌など、短編一つ一つのクオリティが高水準。読みやすいのに内容は本格推理物並みという、お得感がすごい。最後のどんでん返しには、驚くこと間違いなし。
紙の本
最初から読まなきゃ…
2015/08/31 00:26
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投稿者:nazu - この投稿者のレビュー一覧を見る
この著者で初めて読んだ作品。見事に引っかかりました。ほかの作品でもそういう仕掛けがあるみたいだけれど、読み終わってすぐ最初から読み返したくなります。
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トリックというか仕掛けがおもしろかった。特に1話目は自分でも本当にそうなってるのか試してしまった。あと、最後はしっかり驚かされた。人称って大事。
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日常の謎連作短編集なかんじ。しかし暗号は手が込みすぎ(笑)分からないよこれ作った本人じゃないと(笑)ラストに乾さんらしい卑怯な仕掛けが!(誉めてます)伏線拾って読み返したくなります。
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題名に惹かれて買いました。
この作家さんは題名買いが多いですね(笑)
内容は、まぁタイトル通り探偵事務所の話なのですが、浮気調査や信用調査などは行わない、謎解き専門の探偵事務所のお話で、連作短編集です。
読了後、最初に思ったのは「騙された!」でした。
気になる人は是非読んでみてください。
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一編の話の長さや、物語全体の雰囲気や流れ、謎解きがメイン、という部分が同じ、ということで言えば、ここんとこずーとベストセラーランキングのトップ10に入っている、執事が謎解きするあの本よりは、はるかに面白かった。
つーか、今回のこの本のラストに用意されているどんでん返しには見事にひっかかった。
途中で「おや?」と気づかされないくらい、文が巧い。
なので、ドラマ化したら面白そう、と思ってたんだが、無理だな、ということにあっさりと落ち着く(いや、そもそも小説読んで、即ドラマ化、と考えてしまう最近のわたしの脳をどうにかせんとイカン)。
とはいえ『事件簿1』ということで、続編があるのであろうが、今回種明かしされた事実をふまえたら、次からはどうやって物語が書かれていくんであろうかと、とてもそこが気になるのであった。
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過労で倒れた経緯もあり新聞記者を辞めた井上。
今は高校時代からの友人古谷が開いた探偵事務所で助手として働く。
謎解きを専門とし仕事を選んでいることや
大々的に宣伝(営業活動)しない方針により
仕事が舞い込むことは少ないのだが・・・
そんな彼らが出会う、ちょっとした謎を短編でまとめた物語。
うーん、評価は厳しめに。乾さんは好きな方なので。
5番目の『怪文書事件』が一番好きかな。
やっぱりフーダニットやハウダニットよりも
ホワイダニットを扱っているものが好みなんだろうなー。
最後の最後に明かされる真相は、ちょっとせこい。
えぇーって驚いたけど。
わたくしの個人的評価では『イニシエーション・ラブ』や
『蒼林堂古書店へようこそ』には遠く及ばない。
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貴方の悩み、カラット解決致します。
そんな謳い文句で謎解き専門の探偵事務所を開設した二人組が主人公。
相変わらず最後の最後でやられました、流石乾くるみ。
この人の本は本当に面白い!
読みやすいし、オススメです(^ω^)
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萌えてたのに!とぎりぎりしつつ、違和感がそれで説明つくのも確かなわけで…
どれも凝ってておもしろかった
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まぁなんかいちいちこまごまとした伏線とか暗号とかがんばっててすごいなー乾くるみすごいなーって思いながら読んでたんですが、最後の最後にひっくり返りました。すごいな! 乾くるみすごいな!!
おもしろかったです。これだから乾くるみは……。
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言葉が難しくてだらだら読みになってしまった。でも、最後はやっぱり「え!?」ってなってテンション上がった!!乾くるみさんらしいと思う。
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乾くるみらしさが満載の短編集、ホントに暗号が好きな作家さんだと思う。そして最後の最後にやっぱり、短編集だけでは終わらない乾マジックが炸裂!この作家さん好きだな~
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乾さんってやっぱ、最後にあっと言わせるのがうまいですよね...!!!
また今回も、やられちゃいました...
全然気づかないもん、毎回(笑)