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紙の本
ぎょっ
2022/02/26 16:58
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投稿者:はち - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルからはこんな話とは思えない下衆い話!人それぞれの人生があってそれを覗いているような感じ。短編ですがそれぞれが接続していておもしろくあっという間に読めました。
紙の本
生き方いろいろ
2020/02/10 11:52
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投稿者:けろん - この投稿者のレビュー一覧を見る
対人恐怖症の人物が出てくるということで、気になって読んでみた。奥田英朗さんの小説は初めて読んだ。登場人物みな何かしらコンプレックスを抱えていて、隠し事がある。犯罪すれすれ、もしくはすでに法に触れて生きている。そして、とにかく性に奔放。性的な描写が多くて、うんざりするほど。今まで読んだことのないタイプの本だった。不快になるシーンが多かった。ゲロの描写のリアルさはトラウマになりそう。
第一話から第四話まで読んで、それぞれラストで人が死ぬのだなと思っていたら、第五話では死ななかった。社会的死ではあるが。そして、第六話で実は全員生きていることが分かる。みんな一度「死ん」で、これから先生き方を改めるのかもしれない。ちっとも変わらないかもしれない。終盤になって、謎のタイトル「ララピポ」の意味が突然明かされる。外国人が早口で言った、「a lot of people」。
みんな、どんな人生を送っているのだろう。みんな、しあわせなのだろうか。
考えるだけ無駄か。
泣いても笑っても、どの道人生は続いていくのだ。
明日も、あさっても。
死のうと願っても死ねないこともあるなんて、人生って本当に思うようにいかないものだ。特別なハッピーエンドでもバッドエンドでもない、この小説のそんな終わり方がまるで人生みたいで、味があって良かった。
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まさかの
2017/12/30 17:52
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投稿者:鯉狂い - この投稿者のレビュー一覧を見る
『ララピポ』って何?とまず思わずにはおれないところから始まり、まさか最終盤その答えが出てくるとはw
表紙も実は本書のスタイルを上手く表現していることに後々気付く。
奥田氏は群像劇を描くのがうまいな、とは思うが、こういうつなぎ方(そして回収)もあるもんだな?と感心させられた一冊。
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底辺を這う6人
2017/10/22 06:08
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
社会の中で見向きもされない職にスポットを当てているところが良かったです。バラバラに見えている6人が時おり交錯するところが面白かったです。
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人生ってなんだろう?
2016/08/18 07:27
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投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公たちは皆社会の底辺で生きる、または底辺に落ちて行ってしまう人たち。かなり下ネタが多く、官能小説的な部分もあるので若干戸惑いましたが、こういう風に生きてる人たちが実際に居て、しかも少なくないんだろうな、というようなリアリティーがあります。群像劇の面白さが存分に活かされた秀逸な作品だと思う。感動はしないが、「人生ってなんだろう」と思わず考えさせられる小説。
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しょうもなくて、面白い
2016/03/30 20:21
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投稿者:セイコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本当にナオミとカナコと同じ作者かと、ギャップにびっくりです。
下品でしょうもなくて面白い作品。
なかなか、ろくでもない日常から抜け出せない気持ちには、共感でき、せつなくなった。
奥田氏の他の作品も読んでみたい。