投稿元:
レビューを見る
名前は違うけど、中身は星の王子様。
有名な作品だけど、今まで読んだ事がなかった。
子ども向けの内容かと思ってたのですが、意外に深いです。
というより子ども向けではないかな。
投稿元:
レビューを見る
愛読書は?と聞かれて自信を持って答えられるほど読んではいないが、確実に私の中で特別だと言い切れる作品だ。何度も何度も、小さな王子の言葉にはっとする。
投稿元:
レビューを見る
恥ずかしながら、この年になって初めて読みました。
洋書はもともと日本語で書かれているものと違って、伝えたいことのニュアンスを読み取りづらいなと感じました。
もっといろいろ読んでみたいと思います。
次はグレートギャッツビーに挑戦してみようかな。。
投稿元:
レビューを見る
どんなおとなだって、最初はこどもだった(それを覚えているおとなは、ほとんどいないけれど)
なにしろおとなには、いつだって説明が必要なんだから。
「まっすぐに歩いても、そんなに遠くまでは行けないんだよ……」
でも残念ながら、ぼくには箱のなかのヒツジを見てとる力はない。きっと、少しばかりおとなたちに似てきたのかもしれない。ぼくも年をとったんだ。
こどもたち!みんな、バオバブには気をつけるんだよ!
「あのころ、ぼく、なんにもわかっていなかったんだなあ!お花が何をしてくれたかで判断するべきで、何をいったかなんてどうでもよかったのに。お花はぼくをいい香りでつつんでくれたし、明るくしてくれた。ぼく、逃げ出したりしちゃいけなかったんだよ!いろいろずるいことはいってくるけど、でも、根はやさしいんだとわかってあげなくちゃならなかった。お花のいうことって、ほんとうにちぐはぐなんだもの!でもぼくはまだちいさすぎて、どうやってお花を愛したらいいかわからなかったんだ」
「そうだとも。ぼくにとってきみはまだ、たくさんいるほかの男の子たちとおなじ、ただの男の子でしかない。ぼくにとっては、きみがいなくたってかまわないし、きみだって、ぼくなんかいなくてもいいだろ。きみにとってぼくは、ほかのたくさんいるキツネとおなじ、ただのキツネでしかない。でも、もしきみがぼくをなつかせてくれるなら、ぼくらはお互いが必要になる。きみはぼくにとって、この世でたった一人のひとになるし、きみにとってぼくは、この世でたった一匹のキツネになるんだよ……」
心で見なくちゃ、ものはよく見えない。大切なものは、目には見えないんだよ。
投稿元:
レビューを見る
長年抱いていた印象と全然違った。可愛らしいイラストの影響が強かったのかも。読んでみて、これだけ読み継がれる物語だというのがよくわかった。
投稿元:
レビューを見る
『星の王子さま』の別訳。初読。『ニューヨークへ行く』が頭にあったのでシリーズものの一作目だと思っていた(あれは別ものだったか)ので、ラストは完全に想定外だった。カクテルをゆっくり二杯飲む時間で読み終わる、大人のための童話。
投稿元:
レビューを見る
難しい。色々な読み方があるんじゃないかな。楽しいとき、幸せなときに読むのと、悲しいとき、つらいときに読むのと違うと思う。
投稿元:
レビューを見る
表紙と挿絵が可愛いから読み始めた。
挿絵はどこかで見たことがある可愛らしい絵。
平仮名が多いからかスッと読めた。
すぐ読める中にもどこか深い。
小さな王子が自分の星で1輪の花に出会うが、嫌気が差し地球に来る。
地球が来るまでに様々な個性がある星の人に会うが、その人たちも何処か孤独。
見えない物の大切さが分かる本。
投稿元:
レビューを見る
訳:野崎歓、原書名:LE PETIT PRINCE(Saint‐Exupéry,Antoine de)
投稿元:
レビューを見る
この訳者は『星の王子さま』の題名の反対派。タイトルの”petit”、つまり「小さい」という形容詞を重要視しているからだ。確かに、小さな星からやっていた、小さな王子の、小さな物語かもしれない。
また、訳者は、この話の中で語り手が「おとぎ話みたいにはじめてみたかった。」とあるように、この話は、おとぎ話調、童話調ではない点を指針とした、とあとがきで書いている。とはいえ、様々な訳を読んだ中では、印象としては、おとぎ話風の印象を持った。
もしかしたら、これが訳者のいう、第二の指針とした、この物語の「温かさ」、サン=テグジュペリという人物のぬくもりの現れなのかもしれないな。
投稿元:
レビューを見る
実はちゃんと読むのは初めてでした。
こんなに悲しい物語だったのかという意外さもありましたが、大人のための絵本といった感じで、失ってしまったものを思い出させてくれるような温かさも感じます。
他の翻訳版を知らないのでなんともですが、この訳はなかなか柔らかい感触だったので、うまく世界にあっていたと思います。
投稿元:
レビューを見る
別のバージョンで読んでいますので、
実質再読となります。
大人になれば、なるほど
心はだんだんとすさんでいったり、
知りたくもなかったものを知ってしまうもの。
だけれども、本には、そんな素敵な時期を
思い出させてくれる、不思議な力があります。
そう、ちいさな王子のような、ほんとうに
穢れのない目で見られる瞳。
だけれども、彼には一つだけ、
心残りがあったのです。
恋をしていた生き物を、見捨ててしまったこと。
世の中には、きれいごとではすまないことがある。
だけれども、大事なものはある。
それは、目には見えないもの。
投稿元:
レビューを見る
サン=テグジュペリの「星の王子様」で有名ですが、訳者が違うのでタイトルが違います。訳も違うので、雰囲気が少し違うかもしれません。
何か少し最後に悲しくなるのは、王子と友達になった飛行士の気持ちになるからかな?
「大切なものは目に見えないんだよ。」
「時間をかけて世話したからこそ、きみのバラは特別なバラになったんだ」
もう一度心に響く言葉がいっぱいありますね。
投稿元:
レビューを見る
■「飛ぶ」ことの本質
当時最新のテクノロジーであった飛行機。それを操る人間の「現場」感覚を初めて表現した作家がサン=テグジュペリだった。つねに危険と背中合わせの任務をこなし、事故から幾度も生還した飛行士にしか描きえなかった世界。この作品は第二次大戦中、失意のアメリカ亡命時に書かれた。
投稿元:
レビューを見る
【コメント】
子供だった大人たちにむけて描いた物語り。
こう書くとなんだかワクワクする。
主人公と男の子が出会い、交流を通して
本当に大切なものは何なのかに気づいていく。
優しくユーモアがあり、ちょっと切なくなる
お話し。
*** 作品の時代背景
この本は著者が実在の友人のレオン・ヴェルト
に向けて書いた物語り。レオンはユダヤ人で
大戦で迫害を受けていたのだ。著者自身も
フランスがドイツに敗れ自身はアメリカに亡命
している。
そういう背景を知って作品を見てみると、
これは単にファンタジーを描いただけの
作品ではないときづく。そこには風刺
(王子が様々な星で出会う奇妙な大人たち
に対する)があり、友人レオンと同じよう
につらく孤独な思いをしている大人たちへ
のメッセージがこめられている。
【内容】
著者は、独り砂漠に不時着し難儀する。
そんな時にであった小さな男の子との交流を
通して、人生で本当に大切なものは何なのか?
に気づいていく。
小さな男の子は星の王子さまなのでした。
王子さまは、大切なものを自分の星に残して
旅にでてしまう。様々な星を渡って冒険する。
そうして地球にやってきたのでした。