- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
2 件中 1 件~ 2 件を表示 |
紙の本
こてこてのOL二人に一言。「おおきにっ!」
2004/11/28 22:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:カルバドス - この投稿者のレビュー一覧を見る
ストーリー4コマといえば小池田マヤ、小池田マヤといえばストーリー4コマ。このイメージがすっかり定着した小池田マヤのこてこて大阪OLマンガが、遂に完結となった。宝塚男役トップと見まごうばかりの“宝塚 蘭”と、自らの筋力増強とマッチョな男に目がない“波多野 ゆず”の二人も最後くらいは大人しく、と思いきや、最後の最後までこてこてベタベタ。こんなところにも、大阪芸人の魂を見たような気がした。
主人公二人には、“真の”大阪を教えられたように思う。二人の言動や服装には時に「まさか」と思うことがあるのだが、ある日テレビでまさにその通りのオバチャンが紹介されていた。根っからの関東者の私は、「大阪恐るべし」と唸るしかなかった。
笑いの質も全く違う。これは前々から分かっていたことだが、この作品を読んでいると改めて感じてしまう。随所に出てくるギャグに、素直に笑えないのだ。オカシナ事をやっているなあ、で終わってしまう。笑いのツボが違うらしい。漫才や落語なら東西の別なく笑えるというのに……う〜ん、吉本新喜劇には馴染みにくいなあ。
結局のところこのマンガは、作者の「大阪大好き!」を再認識するためのモノだったのだろうか?なかなか笑えることはなかったが、かといってつまらないわけではない。むしろ大筋のストーリーは面白い。むう、やはり小池田マヤ。“ストーリー4コマ”の名手であるな。
2 件中 1 件~ 2 件を表示 |