岳 2 みんなのレビュー
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電子書籍
救われる
2024/01/12 02:14
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投稿者:nico - この投稿者のレビュー一覧を見る
三歩の言動を見ていると、生きてる人も死んでる人もひとえに平等に接せられるのがすごいことだと感じます。
生きてても亡くなっていたとしても、要救助者に変わりなく"助けに来た"、"助けに行こう"と言っているのがすごく印象的です。
そこに救われる命がある、ということなんでしょうか。
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山は異世界
2017/03/16 01:53
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投稿者:四郎丸 - この投稿者のレビュー一覧を見る
私は山登りの趣味はありません。と打っていて気付いたのですが、登山家の人たちには、ひょっとして、趣味といえるものではないのかもしれません。独特の倫理や人生観を山は突きつけるのではないのでしょうか。三歩と仲間と登山者たちに聞いてみたくなりました。
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岳2
2016/03/06 14:38
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投稿者:とりのひよこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
山岳救助ボランティアの三歩。
彼の言葉は、言葉じりだけ取るとすごく軽く感じる。
だけど、何でか涙が出てくるほど温かい。彼の雰囲気がそぉさせるのかも知れませんがw
人命救助だけじゃない、彼の行動にも暖かみを感じる作品です。
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それぞれに物語
2022/04/16 16:04
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投稿者:路傍の石 - この投稿者のレビュー一覧を見る
みんな助かって良かったですねというご都合展開がない点が良い。山の厳しさ自然の残酷さを淡々とした筆致で表現しつつ同時に千差万別ながら山に登る事の意義の一端を教えてくれる。
電子書籍
山に登るということ
2021/03/29 16:48
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投稿者:ボリス - この投稿者のレビュー一覧を見る
滑落した遺体の無惨な姿が悲しい。なぜ危険な山に登るんだろう。三歩は笑顔でまた山においでと手を振っている。きっと山には素晴らしい何かがあるんだろうな。
紙の本
先生の愛
2019/10/05 23:18
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投稿者:melon - この投稿者のレビュー一覧を見る
途中ではぐれた2名の生徒を必死で探す先生。ヘリコプターで捜索隊が必死で探して見つからなかった遭難者も、母が同乗して探索するとすぐに見つかるという話が載っているが、不思議とそんなことも事実なのかもしれない。
2名の遭難者のうち1名が肺水腫であると判断した三歩。無事な1名にそれを告げずに、先の下山に同意させ彼を負ぶって助ける。後にその事実を知って、パートナーが肺水腫であると知っていたら下山せずに共倒れになっていただろうと言っている。三歩の判断が適切だったということだ。かつてパートナーの落下を助けなかったという経験がある三歩。そして今も同じ状況となったときに、同じ判断をすると言っている。山ではこういった非常な選択も必要なのだろう。