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「自分」という存在
2023/06/28 11:48
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投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
再読レビューになります
(以前は紙ベースで読んでいました)
示唆に富んでいる作品だと、今再び読んでも思います。
エキューの出生から子供時代の話
母の死、自分が女という性であること、
タンタロットの家に生まれてきたこと
色々なことがエキューにのしかかっているのだが
それをひっくるめて「自分は自分」と言えるエキュー
そんなエキューと出会ったライアン
ライアンの抱えているものも重く切ない
チャグの行動もまた切ない。
そして、最愛の妻が命をかけて産んだエキューに
タンタロットの全てを継がせたいとするタンタロット公爵が素敵
性別や身分制度に縛られる社会に爪を立てるように
「自分」として生きるということ。
自分として立つこと
大変でも、そうして切り拓いて行く姿勢
それを肩肘はらずに描かれているのがすごいなぁっと改めて思いました。
少女時代(笑)のエキュー
2017/09/14 20:05
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
母親の命と引き換えに生まれてきた、しかも望まれていた男じゃない自分を肯定できないでいたエキューの転換点のエピソード。「さよなら 母様…」とはなんて重い言葉。
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