紙の本
ロマンス
2019/06/15 16:21
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投稿者:冬みかん - この投稿者のレビュー一覧を見る
予定調和だけど色々詰まっててキュンキュンする作品でした。後半のお話も長年の想いの詰まったお話で素敵でした。
紙の本
人とあやかしと
2022/10/10 06:54
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投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
彫物師の秀誠と
秀誠が封印を解いてしまった狐のあやかしの紺
秀誠を百年前に愛した男の生まれ変わりだと言う紺
紺がいう「生まれ変わり」ということとは別のそれに縛られている秀誠
二人の仲が意外にもすぐにぐるっと絡まってしまうのは
生まれ変わり故か?
まあ、王道的な流れだし、
関係も事情も
違和感はなく読者側もするりと受け入れられてしまう。
紺の愛らしさにやられてしまうしね。
書下ろしの「水鏡」
すれちがってしまう秀誠と紺の話
秀誠の慌てぶりが微笑ましい
そして、勿体ないなぁって思ったのは
秀誠と一族(親族??)の話をもう少し掘り下げて欲しかった。
そこは切りっぱなしにしてほしくないなぁと。
気になる・・・感じ。
「光の先」
書下ろしでスピンオフ
祥真と緋耀の秀誠と紺とは違う人間とあやかしの関わりは切なく壮絶だ。
短編では語りつくせない凝縮加減で詰まっている。
(なのでこれは別立てにして「水鏡」で秀誠側の話をもっと掘り下げて欲しかった)
でもこの二人が最後の状態にいけたのは
秀誠と紺がいたからだろうなぁって。
3作入っていたのですが
なんか全体としては中途半端感は否めないっていう感想になってしまって
ちょっともったいないなぁと思ったりしました
余談その1
あやかしの姿は普通の人には見えない・・・
では・・・お料理しているのとかを普通の人が見たら
包丁とかが勝手に動いて切ったり、
勝手に炒め物が出来たり、焼き物が出来たり・・・しているのかしら。
二人が手をつないで歩いている時はどう見えているのだろうか・・・
(独り言を言いながら歩いている怖い人?)
一番はエッチしているところを覗いたら?
と想像してしまいくすくす笑ってしまったしだいです。
見えてなかったら・・・やっぱりちょっと怖いかも。
余談その2
あらすじ読んで彫師は入れ墨師かと思ってしまっていて
最初ちょっと???になってしまったです。
☆3.5
紙の本
現代物&ケモミミ無し
2016/06/29 08:30
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投稿者:tix - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙イラストの攻めの作務衣から、時代物ファンタジーだと思ってましたが、蓋を開けたら現代物でした。
本文中では、受けにケモミミもしっぽも付いていません。
三百年の間封印されていた妖と
その妖と慕い合っていたという青年の生まれ変わりの恋。
攻め視点の【三百年の恋の果て】でくっつくまで。
受け視点の【水鏡】は表題作のその後の話で、
紺と添い遂げる決心をして
紺を連れて普段の生活に戻った秀誠ですが、
言葉が足らず、ちょっとしたすれ違いがあったよ、という話でした。
そして、珍しいことに、三つ目に
結構なボリュームのスピンオフ短編【光の先】が収録されてます。
こちらは、表題作でも重要な脇役だった祥真と緋耀の話で、
時系列では【水鏡】の後。
緋耀視点で、二人がくっつく話でした。
脇CPも良かったのですが、一冊のなかにスピンオフが入ってると
メインも脇もボリュームが中途半端になってしまって残念でした。
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絵買いして大正解!
普通に、『昔封印された』→『好きな人を待ち続けた』→『封印とけた』→『生まれ変わった恋人とEND』な流れかと思って読んでたんですが、なかなかに泣かせてくれました。
んで、例の如く脇役カップルに萌える自分にorz。
主役カップルも可愛かったんですが、やっぱりうわあああってなったのは、脇役カップルのお話の『光の先』。こういう、熟年夫婦みたいになってるカップルが好きです。
作者さんがデビューしたばかりで二冊目の本にあたるらしいんですが、青田買いの勢いで!これからがもっともっと期待できる作者さんです。
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小西x神谷 三木x平川 狐と彫師、式神と神主のちょっと人外ファンタジー?300年前のコニタンの先祖を好きだと言って、コニタンに好き好きとぶつけてくる狐神谷に??となったけど、何だか切ないお話だったなあ。個人的には三木平川コンビの話が好きだー面白かったです!
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CDを聞いたけどないので本で。
優男系平様。
ちょっとつっけんどんな感じが非常によろしゅうございました。
おいしゅうございました。
ストーリー自体はまぁ・・・極端というかちょっと大げさな展開かも。
フリートークの三木真&平様の笑い声だけでもう、買って良かった、
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あっさりベターにハピエン。紺がかわいいけど、かわいいのが生かしきれてないようなしかしかわいいかわいい。サイドカップル(主×従)の方が美味しいです。エロは薄め。挿絵が好み。
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なかなか好きだなあ…と感じた作品。ファンタジーではあるが、そこまでファンタジー色を全面に押し出したわけではなく、ちょっとした非日常が織り交ぜてある程度だったのが読みやすさの理由か。コンはもうありえないくらい可愛いし受け攻めのバランスもいい。すき。ろむこせんせの挿絵がありえないくらい可愛い。すき。
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和ファンタジー
メインは狐受け
書き下ろしで、脇CPの鷹受け
悪くないけど、メインCPはあんまり萌えなかった
☆3弱かなぁ…
設定は好きだったけど、可愛さも切なさもちょっと中途半端な気がする
ただ、脇CPがすごく良かったので☆4で!
脇CPは、能力持ちの神主が攻め
受けは攻めが作り出した人化できる鷹の式神
想いあってるのにすれ違っちゃう2人が萌えるし、受けが思いつめる性格なのも良かった
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300年の時を超えた恋。
彫物師の秀誠はある日、300年前に白狐の像に封印されていた妖しの紺の封印を解いてしまう。
実はこの白狐、300年前の
秀誠と恋仲だったが、訳あって秀誠の手で封印されてしまったのだ。
必ず迎えに来るから、待っていてくれという秀誠の言葉を固く信じて待ち続ける紺。けれども秀誠は、紺を封印した数日後流行り病で死んでいた。
最初の100年迎えに来てくれると信じて待ち続けた。
次の100年迎えに来るなんて嘘だと気が付いた。
最後の100年殺してやろうとずっと考えていた。
でも、紺には殺せなかった。300年忘れられないくらい、秀誠が大好きだから。
300年前の生まれ変わりだと絶対に認めたくない現代の秀誠ですが、
紺をひと目見た時から、不思議と愛しさが込み上げてきて放っておけない。これからはずっと一緒にいることを誓います。
とにかくこの妖しの紺の可愛さが半端ない。『抱っこしてください』とか言います。ものすごい破壊力です。
わたしはこのくらいゆる~い設定のファンタジーは嫌いじゃないな。
深く考えず楽しく読んだらいいと思う。けっこう甘々です。
でも実は書き下ろしの脇役カプ:金髪碧眼トンデモ神主X式神のがもっと好き。相手の気持ちに気付いているのにのらりくらりとかわしているが実は深~く愛している攻と健気で一途でちょっとツンな受・・・。よかったよww
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疲れてるときにオススメです。
何も深いこと考えずに、ゆる~くファンタジーを楽しみたい時に!
妖しと人間の恋なのですが、白狐の妖しである受が異常に
可愛いです……。一途で一生懸命、気がつけば攻も陥落してる
というまさに魔性の受。
可愛いだけではなくて、盛り上がりやどんでん返しもきちんと
あり、せつなかったりきゅんきゅんしたりと、軽いタッチながら
流れを裁つことなく最後まで楽しめました。
もう一組、妖しと人間のCPも入ってて、こっちはしっとり大人な
雰囲気で、1冊で2度楽しめます。
あたりでした。
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白狐の妖と人間の男の300年前から続く恋の話。
健気で可愛らしい白狐と彫刻家で真面目な堅物大男のファンタジー。2人は300年前愛し合っていたのに訳あって彫刻家の男が彫った狐の像に白狐は封印されてしまう。300後に再び出会うのだが…。
めちゃくちゃ霊力が高い人間の神主(自分で生き物も作っちゃうから神主というより、もはや神(笑)のような男 )と彼に作られた鷹の式神で人型にもなるこの世のものとは思えない美貌の男の話。
妖だからこの世の者じゃないんだけどね。
切ないお話なんだけどもちろんhappyend。
ちなみに神主と彫刻家は友達なんです。
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友人のいる神社を訪ねて、白狐の像に封じ込められていた妖しの封印を解いてしまった彫物師の秀誠。
紺と名乗るその妖しは、秀誠を三百年前に自分を像に封じた男の生まれ変わりだと言い、一途なほどの思いを寄せてくる。
紺のひたむきさに知らず知らずのうちに心惹かれていくけれども、惹かれれば惹かれるほど、三百年前の秀誠に嫉妬をする――
という話でした。
人×妖し のお話が2カップル分、入っています。
妖しなので、「いつ力が暴走するかわからない」し、「ほとんどの人には見えない」という状況の中で、本当に妖しと一緒に生きるのか……という愛を試されている状況ですが、それでもまあ、好きならいいんじゃないかな……というファンタジーBL。ラブラブものです。
後、ちょっと生まれ変わり要素も入っているのですが、生まれ変わっているはずの本人がそれを認めてなくて、過去に嫉妬するっていうのもなかなかに面白い要素かなと思います。
妖しもの大丈夫な人にはオススメします。
でも、根本的には人も妖しもあんまり変わらないんじゃないかな、と思います。