少しは俺を楽しませてくれ!
2012/02/26 21:45
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
「己の家族を、友人を、財産を、世界の全てを捨て、我らの箱庭に来られたし」
どこからともなくやって来た封書に入れられていた手紙に書かれたその文言に興味をそそられ、異世界へと召喚されることとなった少年少女たち。
もはや学校へ行く理由もなくなり、有り余る力のおかげで退屈をもてあましていた逆廻十六夜は初夏の世界から、財閥の令嬢として何不自由なく暮らし、誰も彼女の言葉に逆らえない世界に飽き飽きしていた久遠飛鳥は真夏の世界から、動物の言葉を解し、逆に人間の友人が作れなかった春日部耀は初秋の世界から、彼らは箱庭の貴族たる黒ウサギに召喚され、異世界、ギフトと呼ばれる能力がルールを形作る、神魔妖なんでもアリの箱庭に降り立った。
しかし彼らは元の世界でもてあまされた問題児の集まり。その力は魅力的だが、案内役の黒ウサギを無視してやりたい放題。潰れかけのコミュニティを救ってもらおうと彼らを呼んだリーダーの少年、ジン・ラッセルの目論見は脆くも崩れ去ったに見えたが、彼らの目的が、箱庭を支配する魔王から名と旗を取り戻すことだと知り、面白そうだと協力することになる。
最初の勝負の相手は、魔王の威を借る虎のガルド・ガスパーが率いるコミュニティ。そしてその勝負に介入してきた箱庭の騎士と呼ばれる吸血鬼レティシアは、かつての黒ウサギたちの仲間だった。
財物や命、才能をチップにしたゲームで勝利することで、全てを手に入れられる世界・箱庭。全てを手に入れられるということは、全てを失うというリスクも内包する。しかしそんな世界こそが、ギフトに満ち溢れた十六夜たちの望む世界。神様よ、魔王さまよ、せいぜい俺たちを楽しませてくれ、という感じ。
それに振り回される、ミニスカ・ガーターベルト・巨乳・ピンク耳の黒ウサギがさあ大変。常識はずれで思惑の斜め上を行く彼らの行動に振り回され、気苦労が耐えない。しかし彼らは、きっちりと結果を出してくるから、文句も言えない。
強大な力に奪われたものを、全てをかけて取り戻す。弱小卑屈のコミュニティが、強力な才能を持った少年少女の加入で、自分たちの目的を達成するための道筋を見つけていく。
若干、文章が弱い部分もあるのだが、抜群のイラストと絶妙でどんな風にでも生かせる設定が相まって、期待値は大きい。
面白い!オススメです。
2018/12/11 22:56
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投稿者:鈴木凜 - この投稿者のレビュー一覧を見る
1巻と4巻しか持ってなくていつか全巻揃えたいと思います。普通に面白いです。
俺TUEEEものと聞いて
2016/09/29 23:47
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投稿者:DnDn - この投稿者のレビュー一覧を見る
俺TUEEEものって結局どういうものなんだろうと思って、買ったライトノベルです。
でも、読んでると買った理由なんて忘れてしまいますね。
読んでて楽しかったです。
文章は正直にいうと上手くないと思いますが、そこはキャラと勢いで読むことが出来ました。
描写を省略しすぎて展開を急ぎすぎ
2011/07/12 23:57
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投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
文章が読みにくい
特に動きのあるバトルシーン
見ず知らずの三人がいきなり仲良く喋り出すのも、なんというか気味が悪い
ストーリーを詰め込みすぎて、逆に細かなシーンを省略しすぎ
「問題児」とか「第三宇宙速度」とか、言葉にこだわりすぎて引きずられている
キャラクターにしろバトルにしろ世界観にしろ、もっとじっくり書くべき部分は書いてきちんと盛り上げて欲しかった
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なんだろう。ひとり無双してるのがいるけど。
このバランスはそこはかとない不安をかんじさせるが。
まあ、読んでてつまることはなかったので面白なくはなかったのだろうと思う。
んー。なんだろうなぁ、俺TUEEEがダメなわけでもないんだけどなぁ。
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異能バトルものでここまで主人公が俺TUEEEしている作品を読んだのは初めてだったが面白かった。
1巻でかなり風呂敷を広げている感はあるが、今後もいけるところまでこの調子で続いて欲しい。
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魔王を倒す為に異世界へと召還された勇者達は・・・そろいも揃って問題児。
という点だけを見ると、ごくありふれた出だしに感じますが、普通(?)は召還されて特殊な力が目覚めるところを、この問題児達は召還される前から不可思議な能力を持っているという規格外。
加えて人(主に黒ウサギ)の話を聞かないので、黒ウサギは苦労しっぱなし。
そして召還された異世界は、神々の箱庭たるゲームの世界。
東西を問わず数々の神話・伝承がミックスされているため、様々な武具や魔王等も出てきます。
ただ、これらが合わさったことが意外に読みやすくなっているのか、一気に読み進めることができました。
個人的には、メインヒロイン(?)たる、黒ウサギの不運というか不遇というか弄られっぷりだけで満足できますが。
帯裏と口絵を見ただけで惹かれましたので、なるべく帯の有る内に手に入れることをオススメします。
ええ、帯でも黒ウサギの気苦労は絶えません。
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あらすじとタイトルにいい意味で裏切られたという評判を聞いて買ったのだが……うーん、確かに一線を画しているところもあるが普通。
ゲーム性のある異世界で、チート能力をもつ3人の仲間が、コミュニティ(生活区域みたいなの)を取り戻すために頑張る。作中ゲーム小説は好きなのだけれど、これはぴんとこなかった。
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ウルトラハイスペックさんたちの織り成すファンタジー、でいいのかしら。中でも十六夜さんが一人無双状態だけど個人的にはそういうのもアリなので次も読む。話のテンポも好きだし。とりあえずヒロインは黒ウサギで。異論は認めますん。
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友人大絶賛だったしTLでも好評だったから期待してたが、設定良、キャラ良、活かしきれてないのとかっ飛び具合とパンチが足りない……
てっきり邪気眼で世界観だと思っていた。十六夜とか名前からしてキタキタと期待してた
それが快楽主義で知能派ハイテンション……もっと邪気眼れよ
うさぎはキャラ立っていた
肝心要の問題児のパンチのなさが目立つ感じ。問題児という割には問題児っぽさが足りないような気がした。
ウサギ弄って人の話を聞かない程度で問題児なら大概のラノベ主人公問題児である。
今のラノベは厨二で邪気眼で、っていうのは受けないのか
リア充気質の天真爛漫エロ系が受けるのか
ラノベだから2時間あれば終わるだろと思ってたんだけど頭にすんなり入ってこない類いの作家……というか話だな
神話とか知るかよおおおおおんなもん私の守備範囲外だああああ
多分神話とかファンタジー好きな人は楽しめたんだろうな
私は設定に組み込まれてる神話やら何やらが完全に分からなかった
詰め込めるだけ詰め込んだけどこの風呂敷どう畳むのか。
一巻で一気に広げすぎてお腹一杯感がある。
濃度は濃かったのでもっと展開早くしろといった問題はなかったが、これはちょっと一巻に詰め込みすぎ。
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主役三人がパーフェクトすぎてなんだかなーという印象だった。
十六夜はかろうじてアレだったけど、あとの二人は普通にいい子やん。
チート級に強い十六夜が強大な敵をより強大な力でねじ伏せていく話に爽快感を感じられる人は楽しめるのだと思う。
ゲーム的な箱庭世界は面白そうだった。
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異世界召還されるチート主人公ものってだけでタイトル共々危険な匂いがするところ、凡百で無いものが有るような気がする。
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いわゆる異世界ファンタジー。
神話などのネタを交えて作った世界観や主人公たちの能力が、真新しいものはないけどキャラも含めてなかなかに面白い。
ただ、そういうものが霞むほど黒ウサギの弄られっぷりが素晴らしいw いいコミュニティを形作るにあたって、良質な弄られ役は必要不可欠ですよ。
次巻も期待です。
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こんな無敵な主人公がいてもいいなぁ~と思った。
強さも頭のキレもよい、主人公はいるけれども、それでいて問題児というのはそうそうない。
突然、異世界に送られて弱小チームを助けていくというもの。
最初に書いたように主人公補正は半端ないけど、異世界ものはそれでもありと思える。
…なんだけど、ストーリーと設定にまったくついていけなかった。
独特の世界観はいいけど想像しにくい設定なのでそれを理解する前に色々展開してしまって…。
なんかスゴクもったいない気がした。
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「己の家族を、友人を、財産を、世界の全てを捨て、我らの箱庭に来られたし」
どこからともなくやって来た封書に入れられていた手紙に書かれたその文言に興味をそそられ、異世界へと召喚されることとなった少年少女たち。
もはや学校へ行く理由もなくなり、有り余る力のおかげで退屈をもてあましていた逆廻十六夜は初夏の世界から、財閥の令嬢として何不自由なく暮らし、誰も彼女の言葉に逆らえない世界に飽き飽きしていた久遠飛鳥は真夏の世界から、動物の言葉を解し、逆に人間の友人が作れなかった春日部耀は初秋の世界から、彼らは箱庭の貴族たる黒ウサギに召喚され、異世界、ギフトと呼ばれる能力がルールを形作る、神魔妖なんでもアリの箱庭に降り立った。
しかし彼らは元の世界でもてあまされた問題児の集まり。その力は魅力的だが、案内役の黒ウサギを無視してやりたい放題。潰れかけのコミュニティを救ってもらおうと彼らを呼んだリーダーの少年、ジン・ラッセルの目論見は脆くも崩れ去ったに見えたが、彼らの目的が、箱庭を支配する魔王から名と旗を取り戻すことだと知り、面白そうだと協力することになる。
最初の勝負の相手は、魔王の威を借る虎のガルド・ガスパーが率いるコミュニティ。そしてその勝負に介入してきた箱庭の騎士と呼ばれる吸血鬼レティシアは、かつての黒ウサギたちの仲間だった。
財物や命、才能をチップにしたゲームで勝利することで、全てを手に入れられる世界・箱庭。全てを手に入れられるということは、全てを失うというリスクも内包する。しかしそんな世界こそが、ギフトに満ち溢れた十六夜たちの望む世界。神様よ、魔王さまよ、せいぜい俺たちを楽しませてくれ、という感じ。
それに振り回される、ミニスカ・ガーターベルト・巨乳・ピンク耳の黒ウサギがさあ大変。常識はずれで思惑の斜め上を行く彼らの行動に振り回され、気苦労が耐えない。しかし彼らは、きっちりと結果を出してくるから、文句も言えない。
強大な力に奪われたものを、全てをかけて取り戻す。弱小卑屈のコミュニティが、強力な才能を持った少年少女の加入で、自分たちの目的を達成するための道筋を見つけていく。
若干、文章が弱い部分もあるのだが、抜群のイラストと絶妙でどんな風にでも生かせる設定が相まって、期待値は大きい。