サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

新規会員70%OFFクーポン

hontoレビュー

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー59件

みんなの評価3.1

評価内訳

56 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

期待をいたずらに高く持たなければ楽しめる小説

2007/04/29 00:14

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yukkiebeer - この投稿者のレビュー一覧を見る

新聞に連載小説を書いている作家のもとに見知らぬ男から一通の速達が届く。「読者が犯人」という究極のトリックを思いついたので、ぜひそのアイデアを買い取ってほしいという手紙だ。「読者が犯人」という筋書きをもった小説は果たして可能なのか。作家は半信半疑ながら、この男の申し出に興味を持たずにはいられなかった…。

 「ウルチモ・トルッコ」という一見コミカルなタイトルは、「究極のトリック」という意味のイタリア語。読者である私自身が真犯人になるという奇想天外な小説が成立するのか。登場人物である作家先生ならずとも、汲めども尽きぬ興味に突き動かされて私も、この300頁の本を一気に読み終えました。
 
 この小説には言語や天文学、超心理学など、一見脈略がなさそうな様々な事柄に関する該博な知識が、決して衒学的ではない言辞で散りばめられていて、一体どこへ読者を導くつもりなのかとわくわくしながら頁を繰るのは楽しい体験でした。

 そしてたどり着いた果てに待ち受けていた真相は、エドガー・アラン・ポー以来連綿と続く古今東西のミステリー史上かつて誰も思いつくことがなかった究極のトリック…というほどのものではありません。
 結論から言えば、それは私の「そこそこの期待値」通りのものでした。その「期待値」は実のところさほど高いものではありません。なにしろ本書は講談社ノベルズの一冊であり、講談社が精力を傾けて世に問うという類いのものではそもそもないことは容易に想像がつきます。ですから本格ミステリーというものを期待していたわけではありませんし、まぁお手並み拝見という程度の心持ちで臨んだ書です。

 それでも全く楽しめなかったわけではなく、私としては敢闘賞ものだと評価してもよいかなと思わせるエンターテインメント小説でした。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2007/04/15 04:14

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/04/20 02:42

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/05/10 02:11

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/05/19 23:45

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/06/13 20:18

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/07/31 14:19

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/09/01 23:48

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/08/11 09:57

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/11/18 12:20

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/08/26 19:53

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/07/17 23:03

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/10/14 22:02

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/11/03 23:06

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/01/22 23:37

投稿元:ブクログ

レビューを見る

56 件中 1 件~ 15 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。