十角館の殺人〈新装改訂版〉 みんなのレビュー

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投稿者：すぎわら　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

閉ざされた島に残された登場人物たちと、その島の外から様子をうかがおうとする登場人物たち。些細な行き違いはすべてクライマックスの一文に修練される布石。
ほんの一瞬「そして誰もいなくなった」を彷彿とさせられるが、誤りだと気付く。
読み継がれる理由がある。

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投稿者：Hiros　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

島に居る当事者達と本土に居る探偵役の者たちの2つの視点で進む物語で、伏線が張り巡らされており、読み応えが有った。
しかし、後半で何となく犯人は分かってしまい、興味は動機に絞られたが、動機は何となく判然としなかったので、少し残念った。仕掛けは面白かったので、トータル満足な本でした。

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投稿者：higassi　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

有名だけど読むご縁がなかったシリーズというのと、懐かしい80年代が舞台の作品という、マイブームにピッタリの一冊。連続殺人が起きているにしては学生の登場人物たちが冷静なのは違和感がありますが、様々な情報で読者を「丁寧にミスリード」しながらあっと驚く結末へ誘う展開は「新本格」の呼び名に相応しいエンターテイメント作でした。

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投稿者：ひつじ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

レビューを見ていて、あの一文で、とか、あの一行で、とかいうコメントが気になって読んでみました。
どんでん返しが好きで、その衝撃を味わいたかったので、何も考えずに読み進めました。その一文が、ちゃんと「ここだ」と分かるかな？という不安を抱きつつ…
そして、その1ページをめくった時、思わず、うおぉぅと妙な声をあげてしまいました。
衝撃を受けました。すっきりです。とても爽快でした。
この衝撃を味わえて良かった。

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投稿者：座敷婆　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

出版された当時から気になっていたが‥
もっと早く読んでおけば良かった！

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投稿者：ゆっちゃん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

犯人にきづかなかった。ストーリーもワクワクしたし、犯人を想像しながら読むのは楽しかった。一気に最後まで読んだ。

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投稿者：trap　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

面白かった、と一言で済ませて良いのか迷う程面白いと思った。
離島の物語と本当の物語が交互に出て、二つの話を読み進めながら話の輪郭をなぞっていく形。
最初の方で古典的クローズサークル物と予想はつくが、最後の一行のどんでん返しで驚かされた。最後の方は行きつ戻りつしながら、人数を数えてしまったよ…。

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投稿者：いとさん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

如何にもミステリーといったミステリー。シリーズで「〜の館」があるので、しばらく楽しめそうです。

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投稿者：のぉちゃん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

常識の枠で考えれば、あり得ない屋敷だけど、犯罪のための屋敷
人が人に殺意を覚えて、一線を越えることを後押しする
さて、あなたは無機物の屋敷が持つ殺意を見抜けるか、と尋ねられてる気分でした

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投稿者：Yumi　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ミステリーは結構読んでいると自負していたのですが、最後の犯人はまんまとミスリードされてしまいました。最初から気になる「あれ」が犯人を見つける手がかりになります。

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投稿者：アップル　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ミステリー初心者にお勧めの本格推理作品となっています。また、長年のミステリー愛好家でまだこの作品を未読の方もミステリー特有のわくわく感が楽しめるのではないかと思います。

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投稿者：よよ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

30年くらい前の作品とは思えないほど古臭さを感じなかった
デビュー作を聞いて驚くほど完成度は高いし、次が気になってどんどん読み進めてしまう
長編だけど一気に読める面白さがあった


ミステリは少し読むから、例の部分には衝撃を受けなかった
サークルのみんながあだ名で呼び合ってる時点でちょっと察してしまう
本人も言ってるけど緻密な計画というより割と力業が多いので、ここまでする割に雑だなぁという印象

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投稿者：栄本勇人　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ミステリー作品の面白さとしては正直普通といわざるを得ない(あくまでも個人的な評価)。だが、多くの人をミステリーの世界へ誘った功績は計り知れないものだろう。映像化も楽しみ。

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投稿者：ナナナ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ある一行で世界が変わる、確かにそうでした。その一行を読んで頭の中が？？？となり、また最初から読んでなるほど、となりました。
ただ、なんだか全体的に古くさい印象が否めませんでした。ミステリー部分ではなく日常的な味付けの部分です。例えば、なぜに女性だけ食事の支度をして男性は何もしないのか。そういうとこが気になって今ひとつストーリーにのめり込めませんでした。1987年に刊行とのことなのでそういう時代だったんでしょうね。
例えば金田一耕助シリーズのように元から昔のものだと分かっているものは違和感がないですが。

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投稿者：Pana　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

友人に勧められ、初じめて綾辻行人さんの作品を読みました。
「衝撃の一文」に始めは理解ができず、、ですが、読み進めていくと納得。

30年以上前の作品と思えない作品です。