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紙の本
覚醒
2015/02/03 08:45
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
桜月神社の桜月弥生が始めた神道式の格安葬儀サービスと、天都教会の天都水貴が始めた専門学校法人の理事長就任は、暗礁に乗り上げた。前者は既存の葬儀事業を手がける宗教団体から猛反発を受け、後者は改革に反対する教職員が組合を結成したのだ。彼女たちのモチベーションの根底にある高校三年生の孝一郎は、彼女たちを助けるために出来ることをしようと決意する。しかし、それは中々の難事でもあった。
宗教団体は葬儀事業中止に追い込むために右翼団体を雇い、神社前で街宣活動を繰り広げる。教職員組合は未来を指向することもなしに賃上げ要求を繰り返す。警察に相談してもけんもほろろだし、手ひどい失敗で弥生や水貴の精神もダメージを受けている。そしてその余波は、巫女&シスターカフェにも波及し、営業が出来ない状態に追い込まれていた。
これまではヒロインのサポート役に徹していたコーイチローが、自分の仕事として敗戦処理を行ったり、新規事業を立ち上げようとしたりする。
主人公はヒロインや周囲の女の子にモテモテで、自己評価は低いが周囲の評価は高い。本当に、作者の他の作品とは全く毛色が違う。ヒロインたちの事業が結局赤字になってしまうところも異色だ。読者のターゲット設定がまるで違うのであろう。結局、女の子は格好良い男の子に守られると言うことなの?
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