紙の本
小説版ならではの
2015/08/10 09:54
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぱちとと - この投稿者のレビュー一覧を見る
TV本編とはまったく別の世界観で描かれるディケイド。TV本編のイメージのまま読まれると少し違和感を覚えるかもしれませんが、全く新しい物語として読めばとても面白いと思いました。
紙の本
もう少し頑張って欲しかった
2015/09/10 20:40
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Rick - この投稿者のレビュー一覧を見る
テレビ版は製作側が開き直って「物語はない」と言い切ったディケイドですが、本書は士の内面に踏み込んだり、鳴滝の謎など、テレビでモヤモヤしていた部分に一応の解答は出ています。それでも消化不良感が否めないのはやっぱり士の旅が途中からしか描かれていない事と所々散見される誤植のせいでしょうか。
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本編とは異なり、リマジではなくオリジナルの世界を旅する門矢士の物語。大分別物だが、これはこれで。
…ディケイドはようやく「物語」を手に入れたのかな
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平成ライダーを小説化していくプロジェクト(?)のなかの1冊。
今回は通りすがりのディケイドさんの巻。おのれ、ディケイドぉ~!
マゼンタ(ピンクにあらず)の表紙がオシャレであります。
TV版とはかなりオモムキを異にします。
で、なんだか期待とは違い・・・・・。
TV版の楽しい雰囲気はほとんどないし、青い(シアン)方は哀れな末路だし・・・。
しかもその終わり方って、寂しすぎるよぉ・・・・・。
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ディケイド小説版。今後実現しないだろうオリジナル「クウガ」「電王」「カブト」と士の邂逅が面白い。多少疑問点はあるものの、各ライダーそれぞれ「らしさ」が出ていたので、各作品ファンも楽しめるのでは。
士の抱える心の葛藤や夏海との関係も程よい描写。鳴滝の正体、少し切ない士の旅の行方、きちんと完結したディケイドを見届けたい方に是非。
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本編とは全く違う設定でそれはそれで面白かったんだけどあのユウスケは?それが個人的に一番大事な所なんですけどあのユウスケさんは?五代じゃなくって小野寺ユウスケいてこその図々しい士だろー!!(偏見)
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TVシリーズより、士の内面に迫った小説版、ディケイド。
鳴滝さんやディエンドの目的が明らかにされていて、きちんとしたエンディングが用意されているのは好印象です。
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これはこれでつまんない訳じゃないのだけど、TV版好きだった僕にはうーん、という感じ。
特にライダー大戦のあの鳴滝さん見たあとだったからね…
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鳴滝…お前は一体…って思います。
ドラマとは違った形のディケイド。
だけど、ドラマにしてもいいかも。
少しダークな感じだけど、夜中にこっそりやってほしいな。
みたいな。
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門矢士のあるべき世界を見つけるために、他のライダーの世界を旅して回ること
は共通していますが、基本的に本作はほぼオリジナル要素で、本放送の設定は
ほとんどないです。
ただ、本放送時は説明することを途中で投げたと思っているので僕はテレビと
劇場版での内容より小説のディケイドのほうが良かったです。
テレビ放送のディケイドは何回見ても、意味がわからない内容になって
いましたので。
旅をするライダーの世界は、放送時にはキャストがオリジナルとは別でしたが、
本作で旅するライダーの世界はオリジナルキャストでのライダーの世界のようで、
クウガの世界では五代雄介が、アギトの世界では津上翔一が活躍していたと
思われます。
本内容で9の世界を巡って欲しかったですが、小説のスタート時点ですでに
6つの世界を旅した後で、あと3つの世界で終わりというところなのが
残念です。
とはいえ9つの世界の旅の様子をちゃんと書くと小説1冊で収めるのは難しいと
思いますが、最後の戦いでは10人のライダーが勢揃いするので、
その時には各ライダーの会話があっても良いのにと思いました。
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【ノート】
・時期の設定は、鳴滝が◯◯するので番組の後か?相変わらず、小説としてのクオリティにはハラハラさせられるが、番組では終始一貫して傲岸不遜だった門矢士の意外な内面が描かれているのが面白い。
・なぜかまた、複数のライダーの世界を巡っており、天道総司ら、異世界のライダー達との交流の様子も描かれている。その都度、実はナイーブな士の心情を読めるのは小説ならではの楽しみだ。
・クライマックスであるはずの戦闘シーンでの描写が淡白、と言うより明らかにクオリティが低いのは残念。番組を全く知らずにこの本を読む読者などほとんどいないのだろうから、やはりファンサービスとして、お決まりの所作なりセリフは、もう少し盛り上げてほしかったところ。あまり淡白過ぎると少し欲求不満が残った。
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本家とはキャラ設定が違う。
士は記憶喪失じゃないし、夏みかんは光写真館の子じゃないし、海東はストーカーじゃない。
でも話がちゃんとまとまってて、これはこれで面白い。
本家も、このくらいストーリーと結末がちゃんとしてれば…。まあ今となってはあれがいいのだけど。
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話の筋自体は悪くない
描写が直接的で物足りなさを感じる
著者が脚本家だからなのか、読者層を若年と考えて敢えてそうしたのか図りかねる