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目立たない中学生を主人公とした成長物語。ブラスバンドが音楽を奏でるときの華麗な比喩表現はその音楽がまるで聞こえてくるかのようである。
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吹奏楽やってる人は絶対読んだ方がいいと思う。特にパーカスやってる人は必読!音が合っていく心地良い瞬間とかが鮮明に描かれてます。大会の時に忘れ物をした時の心情なんか、痛いくらい共感できる!出てくる曲に心当たりが無いのがちょっと残念。
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吹奏楽をやってる人は絶対に読んだ方がいい一冊!
共感できる部分も多くて何よりおもしろい。
演奏する楽しさがわかるお話。
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出来るだけ学校にいる時間を少なくしようと思っていた克久は、なぜか学校一活動時間の長い吹奏楽部に入ってしまった。吹奏楽の楽しみが散りばめられていて、吹奏楽部経験者としてはなんだか自分のことのようでした。(音についてこんなに考えてはいなかったけど・・・)
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口コミで大人気!って書いてあったので読んでみた。ブラスやってる中学生は楽しめると思う。ちょっと知らない曲が多かったのでリアルには理解できなかったけど。子供向け。
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中学・高校の吹奏楽って、大学とは全然ちがう真剣さがあってすごくいいな〜。主人公がパーカスをやるっていう設定もなんかいいし、曲も描写がとてもすごい!ま、どちらかといったら、『うさぎとトランペット』の方が好きだけど・・・
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知らない曲でも、こんな曲なのかなぁ?って想像できる。わかるわかる。普門館に一緒に行ったつもり。表紙に克久と祥ちゃんがいる。2007.10.10
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音が聞こえてきそうなくらい丁寧な一音一音の描写。彼らの心の描写物凄く丁寧。で、こっちにもドキドキ感とかが伝わってくる。やっぱり音楽って凄いなぁ、素晴らしいなぁって改めて思わせてくれる本。ていうか、個人でピアノを弾いたりするのももちろん楽しいんだけれど、こうやって集団となって一つの音楽を作り上げていく事も物凄く素晴らしい、羨ましいな。
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部活動。
うん、なんかいいね。
吹奏楽はやったことがないからわからないが、合唱をやっていたので、同じ音楽つながりというところで、楽しんでみた。
うさぎ。
うさぎの存在がよい。
うさぎを心の中で飼ってみたいものだ。
登場人物が多くて最初把握するのにかなり手間取ったが、個性的でよい。
母親も名前で書かれているのも不思議。
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自分もパーカスだったので面白く読みました。やっぱりパーカスが変人というのは古今東西共通らしい。
いしいしんじの「麦ふみクーツェ」もパーカスが出てきますが、麦ふみ〜が音楽の楽しさに基礎を置いているのに対して、楽隊〜は技術に重きを置いている印象があります。
現実に近い、というかまぁ吹奏楽部の一風景です。うまいところはこんな感じでしょうか。
部長さんとか、どこもやっぱりそんな感じでしょうか・・・(笑)
舞台は中学、主人公は中学生ですが、それを取り巻く大人の事情と心情の描写も面白いです。なるほど、子供に対してこう思っているのかー。とふむふむと読んでいました。
森勉・・・近所の中学校のしかも強豪吹奏楽部顧問と同姓同名・・・絶妙
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中学校のブラスバンド部の全国大会を目指す毎日を引っ込み思案の克久を通して描く
熱かった!
でも爽やかな青春の風を一緒に体験できた。
自分の子供の頃を思い出したよ。
私は美術部だったけど(笑)
友達のママ率が高まって来た昨今、保護者視線でも見れたあたり、私も成長したもんだ
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この本は吹奏楽部の私にとってお勧めの一冊。
克久、うさぎ、祥ちゃん、ベンちゃん、鈴木女史、弓子.....。いろんな人物がいろんな行動、言動を。
うさぎの方にもご注目♪
「君、吹奏楽部に入らないか?」「エ、スイソウガク!?」ー学校にいる時間をなるべく少なくしたい、引っ込み思案の中学生.克久は、入学後、ブラスバンドに入部する。先輩や友人、教師に囲まれ全国体格を目指す毎日。
少年期に戸惑いながらも音楽に夢中になる克久。やがて、コンクールの日を迎え......。
どうなるブラスバンド部!?結果は.....?
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読めなくはないけど、意味が分からなかった。
時間がいつ流れたのかも分からない、そんな小説。
現代小説における、「ウザイ」とか「ハブる」とかいう現代語が鬱陶しく感じた。
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放課後の音楽室、チューニングしてロングトーンやって、色んな音が交じって反響する廊下、指揮棒がざっと楽隊を撫ぜる瞬間、
みんなが帰ったあと廊下で練習してるときの自分の音の響き方や、誰かがふと吹いたメロディーに友だちみんなで乗るときのわくわくした感じ。
「これが一番楽しい」って言ったトロンボーンの威風堂々としたワンフレーズ、指揮棒も譜面もなかったけど、スネアが刻むはっきりしたリズムだけでも。
50人全部が力の限り終幕へ向かう曲も、ひっそりしたクラリネットで幕を閉じる曲も、行進曲も何もかも。
先輩のトランペットとドラムがカッコ良かったこと、ソロコンでもらった拍手のこと、ステージ上のぴりぴりした興奮も、
はっきり思い出した。
オーボエ吹きたいなー
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中学に入学したばかりの1年生の少年。この少年の目線で、吹奏楽部に打ち込む中学生たちの“彼らにしか味わえない”瞬間を描いた作品。
中学一年生、という、今となっては忘れかけた時代の少年の心の動きを上手く表現した作品でした。
最初はちょっと違和感があったのですが、読むうちに少しずつ、主人公の少年の心の動きにリンクしてきましたよ。
なるほどねー、こういうときはこんなことを考えていたのか、そういえば身に覚えがあるような気がしなくもない、みたいな。
私も中学時代に吹奏楽部だったこともあって、特に最後の定期演奏会での演奏については、ちょっとあのときの感覚を思い出しました。そういう感覚を覚えているのって、いいことだなぁと思います。
ただ、彼の心に棲みついたのが何故“うさぎ”だったのか、その理由がはっきり書かれていなかったような気がする。
左官屋の方は分かりやすいんだけど、何故“うさぎ”だったんだろう。
いるはずのない公園に住むうさぎということで、周りから浮いた存在という感覚だったのかな?うーむ。