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まずタイトルにひきつけられた。
そのあとリード文にひきつけられた。
あの頃の、伸び盛りの彼らを小説で擬似体験できると思い、読もうと思った。また吹奏楽に対する今と昔の考え方の違いも、この本を読むきっかけ。
09年5月10日より更新
・・実際に、本当に吹奏楽やったことがある人じゃないと心情がつかみにくいね一発じゃ。
吹奏楽をやっていなかったからこそ、理解したい心情。しかし一回だけじゃダメ。でも、もう一回読みたいとは思わないかな。
結構期待を裏切られた
いい本ですよ。
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大学2年生くらいに読んだ本。
のだめの影響でクラシックブームがやってきて、
その余波がきたのか、それとも別の何かの影響
からか、最近少しずつ吹奏楽も、漫画や小説で
取り上げられるようになってきた気がします。
しばらく前に日テレの『笑ってこらえて』で
やっていた、高校吹奏楽部の旅が結構好きでした。
弟が中学〜大学まで吹奏楽だったから
家族で興味津津(. . )
この作品は中学校の吹奏楽部が舞台でした。
軽く読めます。
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読みやすくて、中学生の頃が思い出されて懐かしい気持ちになった。私も吹奏楽に入っていた時期があったのでそれと照らし合わせて読んでみると面白かった。学校が好きではなかった克久が突然吹奏楽部に誘われ、はまってしまう。部活に夢中になって取り組む所が青春ぽくて良いな、と思った。楽器の音などもリアルに描かれていて、臨場感があった。登場人物もユニークで面白かった。音楽が好きな人や吹奏楽部に入っていた人はおすすめの本だと思う。
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面白いです。
ただ僕が元吹奏楽部で、その辺りの描写に期待していたのですが…
「あるある」よりも「そりゃねえよ」が勝ってこの評価。
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この本の主人公の少年は、小学校時代から微妙ないじめを受けていて、中学に入っても「省かれ」ていたりするんですが、そんな子が、なぜか吹奏楽部(それもかなり強い)に入ってしまい、希望する間のなくパーカッションパートに入り、気がつけばティンパニーを叩いてたりするんですが。
そんな少年の成長していく姿と、周りの風景と、なんかいい具合に淡々と書かれています。
で、私は中学・高校と吹奏楽部だったので、読んでいるだけでいろいろと思い出すんですよ。あぁ、そう。そうだよね! って。
よく書かれていると思います。吹奏楽部の描写に、不自然さを感じない。っていうか、全国大会まで行くようなところは、中学生でここまで練習をやっているんだ…、という凄さまで感じてしまいました。
まあ、私はどうしても吹奏楽部にいたというフィルターを通して本を読んでしまっていますが、そんな経験が無い人にもおもしろい本だと思います。
あぁ、何だろう。最近、児童文学にはまってるなあ…。おもしろいもんなあ…。
この本、続きがあるそうなので探して購入するつもりです。
普門館(漢字これでよかったかなあ…)は、吹奏楽をやっていた人間には、高校野球の甲子園、サッカーの国立競技場です。
行って、演奏してみたかったなあ…。
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何かあんまり覚えてないけど、全国大会を目指すような吹奏楽部に初心者で入ってしまった中学生の物語・・・だった気がする。
「くじゃく」とか実在する曲が出てきたりするので、吹奏楽好きな人なら試しに読んでみたら良いと思います。
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だいぶ前に読んだので内容がおぼろげである。
何となく吹奏学部に入った中学1年生。しかし、どんどん熱中していく。
最後は何か温かい気持ちになれたことを思い出す。
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読み途中…だけど、文体がダメで挫折しそう;
……だったのを、なんとか読了。さすがに後半の方が面白かった…かな?
吹奏楽部をメインにすえた青春ものという主題に惹かれて買ったけれど、とにかく文章の視点があちらこちらに彷徨ったり、文中の時間が短い間で行きつ戻りつしたりするのにイライラしながら読んでいました。ぶっちゃけ文章があまり上手くないような…
しかも、全国大会までいくというのに、さくさくと(淡々と?)話が進んでいってしまい、物語に入り込む余地がほとんどない。
点と点であれば面白い箇所がまったくないわけじゃないけど…
正直期待はずれでした。
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吹奏楽部に入っていたので興味があって読んでみました。読んでいて懐かしいなという気持ちになりました。厳しい練習の中でいろんなことが考えられたと思いました。普門館に行けたことがよかったと思いました。
読んで楽器をまたふきたいなと思いました。
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吹奏楽小説。
それにしても驚いたのは、中沢けいです。昔々に「海を感じるとき」で18歳で芥川賞をとった彼女が今はこういう作品書いてるとは・・・
「楽隊のうさぎ」は青春小説の王道でしたよ。ちょっと年月の残酷さ(言い過ぎ…)を感じました。とがっていたり、世間から指弾されたりする側にいたはずの若い女の子がいつしか年を重ねてそういう子たちを柔らかい包み込むような目線で描くようになった・・・というのかなあ?そんな感じです。
中1の少年克久はおどおどして自分に自信が持てない。
クラスメイトに強く言われるとおびえてしまう。
そんな子でしたが、無理矢理人数合わせのためにスイ部(吹奏楽部)に入れられて、そこで打楽器に魅せられていくんですよね・・・
「譜面をパートごとに練習して、セクションごとに音として仕上げていくのは、山から石を切り出す作業だが、そのごろごろした石がようやくしっかりとした石組みになろうとしていた。森勉(指揮者)が細やかに出す指示は、石と石の接続面をぴったりと合わしていく仕事だった・・・克久はばらばらだった音が一つの音楽にまとまる瞬間を味わった。スラブ風の曲だが、枯れ草の匂いがしたのである。斜めに射す入り陽の光が見えた。それは見たことがないほど広大な広がりを持っていた。いわく言い難い哀しみが、絡み合う音の底から湧き上がっていた。悔しいとか、憎らしいとか、そういういらいらするような感情は一つもなくて、大きな哀しみの中に自分がいるように感じた。つまり、音が音楽になろうとしていた。」
みんなで音を合わせることの喜びを感じた瞬間なんですね。
パートごとに練習していたときにはわからないけど、みんなで合わせたときに初めて音が生きて動き出す・・・誕生するんだなあと、読んでいてわかりました。
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中学に入りふとしたきっかけで、ブラスバンド部に入ることになった主人公克久。ブラスバンド部での日々の練習やそこで出会った仲間との関係を通して、少しずつ成長していく少年の姿を描く。
途中、地の文で書かれる視点が不安定になる箇所があり、少々気になりました。さわやかな読後感が印象的な青春ストーリー。
(2008年7月読了)
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部活っていいですねー。
オケに入っていたこともあるので、大会に向けてがんばる主人公達の姿にすごく共感できました。
音楽、とくに吹奏楽が好きな方はきっと楽しめると思います。
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情報科教員MTのBlog (『楽隊のうさぎ』を読了!!)
https://willpwr.blog.jp/archives/51487660.html
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~100607
こうやって少年は成長していくのかな。登場人物と同じくらいの頃の子達に読んで欲しいです。最後の合奏は本当に輝いていて、吹奏楽部でパーカッションやってた人間にはかなりじわじわきました。
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いまいちのめり込めなかった。
特に盛り上がりがどこにあるかも分からないし・・
部活メインでしっかりかいてるわけでもなく家庭問題も恋愛も中途半端だし。うさぎは必要だったのかよく分かんないし。
まぁもう一人の第三者的な自分という意味では理解できるけど。
ただこの時期にしか打ち込めない気持ちは伝わってきたかな