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みんなのレビュー1,349件

みんなの評価4.2

評価内訳

1,349 件中 31 件~ 45 件を表示

電子書籍

読む年齢によって考えが変わる名作

2020/01/31 02:04

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ロイス - この投稿者のレビュー一覧を見る

多くの人がこころを中高生の時に読むと思うが、この本は若い時に読むのと色々な経験を積み重ねて大人になって読むのとでは感じ方が大きく変わると思うので、大人になってから読み返したり、他の人の書評を読んだあとに読むとこころを深く読み込むことができてお勧めしたい。

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紙の本

何十年ぶりの再読でやっと目が開きました。

2018/11/12 22:56

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る

読書の秋という新聞記事の特集で、知っている、
読んだことがある作品の第一位はこころでした。
それも大差です。
60%くらいの人が何らかの形で目にしています。
国語の授業で習った人も多いでしょう。
いまでも学校で教えているのでしょうか。
大半の人が読んでいる作品なので、ネタバレを気にせず
思ったことをどんどん書こうと思います。

こころは名作とよばれ、多くの人が関心を払う作品でありながら、
実のところ苦手意識がありました。
最初に読んだとき、一番引っかかったのはKの死です。
それに続く先生の死もしっくりこなかったように思います。
逆にそれしか頭に残っていませんでした。

死は衝撃のある物語要素で、どんな小説でも死を取り込めば
迫力を生み出します。
だからお涙頂戴系の作品もたくさんあるのです。

ところが、こころが扱った死は、わたしには
よく分からなかったのです。死の余韻にひたらず、
感傷的に引っ張ることもせず、物語は唐突におしまいになるのです。
高校生の頃のわたしは、きっとそんな風に感じたことでしょう。
だから、この作品はいったいなんなのかで終わった気がします。

再読して感想が変わりました。
「明暗」を読んだとき、漱石のこだわりを解説で知ったことが
大きいと思います。こころは晩年の作品なので、
明暗と通じるものがあります。
登場人物が少ないぶん、こちらの方が理解しやすいです。

人間が人間らしくあろうとすると、利己的になっていくということ。
これが漱石の描く世界観のひとつにあると思います。
人間の小ささにさいなまれる姿を描いていることが、
百年たっても読まれる原動力ではないでしょうか。

人間の心なんて、かくも小さく、自己中心的で、
情けないものなのです。マズローの欲求段階でいう
低次元の状態です。

きれいごとで収めようとしながら、
結局は低次元の心に振り回されて苦悩し、
耐えられなくなって死を選んでしまうという、
ぐるぐると煩悶する心が描かれています。
しかしそれこそが人間の本質かもしれないと思うと、
この作品の理解が進む気がします。

実際のところ、高次のことも低次のことも、全部ひっくるめて
一人の人間ですし、ひとつの心であると思うのです。
恰好つけてきれいなところだけ発揮しようとしても、
天秤がはねるみたいに薄汚れた利己がほとばしるのです。
でも、それこそが心なのではないでしょうか。

Kと先生が死という最終手段に訴えるほど守りたかった心。
Kはお嬢さんに心を奪われ、自己矛盾に陥った低次の心を
否定しようとしたのでしょうか。
先生の取った行動で、Kは追い詰められたのでしょうか。
結局、他人の心を分かることはできないし、
自分のものさしで想像するしかないのです。

Kも先生も、自分の低次元さを許せなくなり、
自ら崩壊したとわたしは読みました。
自分のよりどころは自分しかないのに、
その自分が信じられなくなった時に人間はどうなるのか。
そんな頭でっかちの世界が妙に印象深く、
まわりくどいこの小説の大きな影となって潜んでいるのです。
そして、それこそが読み継がれる理由のように思います。

名作だからというだけで、本をあまり読んでいない人に
読ませてもどうだろうと、再読して思いを新たにしました。
文体もやや古いので、本を読みなれていないと、
うまく伝わらないように思います。
何はともあれ、久しぶりで読むのにいい作品でした。

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紙の本

勉強

2017/09/09 12:33

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぴっぴ - この投稿者のレビュー一覧を見る

夏休み宿題にて使用するために購入しました。

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紙の本

精巧な心理描写

2015/02/01 12:33

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まりも - この投稿者のレビュー一覧を見る

夏目漱石の作品を初めて読んだ。1章および2章はゆったりと進んでいた印象だったが、3章に入ると、世界観がより主人公の心理に迫っていく。本のタイトル『こころ』を痛々しくも、人間味溢れる形で表現しており、圧巻だった。主人公の心理もKの心理にも共感できた。生きることと向き合うことの重さを感じながら、自分という存在の弱さに折り合いをつけることが必要なのかもしれない。

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2010/08/17 22:23

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2004/09/20 19:40

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2004/09/20 23:00

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2004/09/24 18:24

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2004/09/25 00:05

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2004/09/25 15:05

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2004/09/29 12:51

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2004/10/05 13:01

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2004/10/06 00:14

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2004/10/08 12:53

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2004/10/10 01:04

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