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読後感スッキリな良い話が詰まった短篇集。
嫌な部分を悪としては描かずに、静かに感動を誘ってくれるような話が多かった。特に、最終話の「みぞれ」が一番じーんときた。
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久しぶりに重松さんの本を読んだ。相変わらず文章のリズムが滑らかで、読んでいることが楽しい。好きな小説家の一人だ。
どの物語もどこにでもありそうな何気ない日常を描いている。そんな片隅の風景にも命を宿し、読み手に哀愁を誘う。
決して大胆な格好良さはない。でも疲れきってボロボロになっても一滴の愛情を伝える力がある。そんな繊細さの中に良さがある。
短編集。「メグちゃん危機一髪」、タイトルにもなった「みぞれ」が特に好きかな。
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短編集。どれも読みやすくほっとするいい話。最後のみぞれは誰もが感じる避けたいけど避けて通れないことで、苦しさのあまり胸がぎゅっとなった。
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かなりよかった、日常の中の哀しみみたいなのをうまく書いてた。こんなおじさんになるんだろうなとおもうような登場人物が多かった。
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短編集。この人の書く家族の物語って、ほんとにあったかい。涙が出つつも、前向きになれる。
個人的にはやはり、表題にもなっている「みぞれ」がオススメ。
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最後の最後でぶわっとやられてしまった。涙が。そこらへんで、リアルタイムで起こっていそうな話ばかり。頭を抱えて眩暈がするぐらいに辛いわけでもなく、お腹を抱えて笑ってしまえるぐらいに幸せなのでもなく、ぼんやりとした中でなんとなくけだるいものを抱えて生きている人たち。なんとなくいいこともないし、悩みは尽きないけれど、それでもあたしたちは生きていく。案外それはそれで素敵な人生かもしれない、とすら思えてくる。どこか憂いがあるのだが、それで重たくするのではなくて、ほんわかした物語になっている。
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ビジネス本の読みすぎで、麻痺した心を揺さぶりたくなって購入
切ないお話がいっぱいです。心が感動で潤った状態になります。
短編集なのが通勤時間に読むのに適していました。
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電光セッカチ
石の女
ひとしずく
重松さんの短編集。
石の女はめっちゃ泣けた。
動物モノ(ではないけど)は絶対胸に刺さる。・゚・(ノД`)・゚・。
こんな奥さんになりたいなって思った、ひとしずく。
こんな旦那さんも、優しくて素敵だなぁ。
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短編集で読みやすい。日常にあるささいな出来事に隠れている人間の温かさにじーんとした。最後のみぞれが特に好き
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この本は11編からなる短編集です。
あとがきに「息をするように「お話」を書きたい」とかかれています。
まさに そのような作品集でした。
内容的には今まで読んだ作品に似ていたり、違う方向から語られたりですが、さすが重松氏と思わせる作品ばかりでした。
特に表題にもなっている最後の「みぞれ」は心にズシッと響くものがありました。
次も重松氏の本を読もうと思っています。
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良質
その短編の人物たちも
市井のどこかにさもいそうな感じ
どの短編の感情たちも
どこかに落ちていそうで
面白かった
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いちばん、『ひとしずく』がおもしろいと思った。ほんとにあんな人がいたらまいっちゃうよなあ。夫婦愛にも感動した。
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1話が40ページほどの短編集。
ちょっと短編にしすぎた感じがしたかな。
登場人物の心情を徐々に表していく著者の書き方が好きなので、短編集であっても120ページくらい余裕をもって表現してほしかった。
でも中にはシンプルだけどおもしろい作品もあったので、また別のもぜひ読んでみたい。
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今までの重松さん作品の中でも、
より日常に近い、
(いい意味で)普通のお話が書かれた短編集。
子どもができない夫婦の、犬の話よかったなー。
ペットじゃなくて、家族。
ペットじゃなくて、息子。
家出少年の話も、
爽快感があってよかった。
でもやっぱり、
ひとしずくで、しまる。
重松さんの真骨頂なんだなー。
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どれも、切ない物語。重松ワールドの王道でしょうか。でも、あえて厳しく☆3つ。途中で、なんとなく結末が見えてしまうところが、印象を薄くしている気がします。読後1か月で、題名からあらすじを思い出せなくなっちゃった。