紙の本
短編ばかりで読みやすい
2022/09/10 10:24
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投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
新潮文庫100冊に入っていたので久しぶりに鴎外を読みました。相変わらずフランス語やドイツ語をちりばめてあって嫌味な感じが堪らない!と思いながら楽しく読みました。ドイツ留学して現地の人と交流し恋人まで作り、帰国後は医師として位を極め、作家としても活躍していた鴎外だから許される嫌味。冒頭の『杯』の「私は私」という姿勢は今でもやはり大切だと思い、印象に残りました。
紙の本
文庫本が話題に
2022/04/30 11:24
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投稿者:ないものねだり - この投稿者のレビュー一覧を見る
文庫本が話題になった。どの出版社がいいとか。本棚には並べ易い。作家の違いは文字の違い、本の厚み。電子書籍も紙の本も、文字が同じなら作品は同じ、か。
紙の本
「百物語」が好き
2019/03/18 23:17
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
昔々、中学か高校のころ読んだはずなのだが、読み終わっても記憶がよみがえってこない。ちゃんとした読み方をしていなかったのであろう。「山椒大夫」は森鴎外が元の説話をソフトにしている、安寿は拷問されないし、山椒大夫も惨殺されない。これは作者自身の好みの問題と本人は語っている。この短編集の中では、私は百物語が一番好きだ、今紀文と呼ばれていた飾磨屋が主催した百物語、しかし主人公は舞台裏をしってしまったこともあり白けて先に帰ってしまう。この飾磨屋はのちに没落することになるのだが、百物語を開催したころには金は底をついていたという話もあるらしい、それに飾磨屋に寄り添う太郎の貞女ぶりもいい、名作だ。もちろん、「高瀬舟」がいい作品であることも間違いない
紙の本
今でもまだ問題です
2001/10/16 15:12
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投稿者:ロブ - この投稿者のレビュー一覧を見る
高瀬舟を読むと弟を安楽死させた兄の行動が本当に正しかったのかやはり疑問に思ってしまう。この問題は未だに、またこれからも議論されるべき問題である。3年に一回はこの本を読んで安楽死について考えてみるのも良いのでは。
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鴎外先生は様式美と理論と、それだけでは割り切れない何かをも深く愛していたひとだったのではないかと勝手に思う今日この頃。
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エレファントカシマシの宮本浩次が歌にしていたので読んでみた。古くて暗い日本。安吾先生の時代物に通じるところがある。
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高校2年生の倫理の授業で『自己選択について小論文を書け』というお題が出て、悩んでいたところ、母親がこの本を新聞で見つけ、本屋へGO!
なんとか無事書けました。
ちなみに『高瀬舟』を拝借させていただきました。
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個人的に高瀬舟より山椒大夫のが好きかもなぁー鴎外の作品は比較的読みやすくお勧め。山椒大夫の最後は見もの!!
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明治を代表する文豪。代々典医の家柄で、両親の意向により陸軍軍医となり、軍医総監にまで上り詰めたがその一方で創作活動を続けた。官費留学したドイツを舞台に描いた『舞姫』、『山椒大夫』、『高瀬舟』などの時代小説など、流麗な文章で幅広い作品を遺しています
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高瀬舟が好き。この時代に安楽死をテーマにした鴎外は流石ですよね…。教科書に載ってたりするので一度は読むべし。
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どの作品も短い文章で書かれているが、鴎外の言葉の選び方は素晴らしい。鋭くきちっと心の中に入ってくる。特に、“最後の一句”の中にある人々の台詞には、ぐっとくるものがある。
多少、難しい文もあるが、昔に書かれたはずなのに、現在にも繋がるものがある。助けるってことはいったい何なのか?死とは何なのか?考えさせられる。
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高瀬舟は高校の時に扱いました。個人的には嫌いな作品ですが、その独特な文体や、時代背景から考察する作者の意図、更に舞姫から作者はどう考え方が変わったのか、など研究意欲に駆られる作品です。
夏目漱石と並行して読むと面白いです。
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新釈 走れメロスを買ったので、百物語を読もうと思って買った。
他のは過去に読んでたので百物語だけ。
話自体の不思議さよりも、騒ぎの中に混じりたいという気持ちが先行して読んだ。
なので百物語本番の前に話が終わってしまって残念。だけど、鴎外が書こうとしたものは全く別のものだったのでしょうがない。百物語という題名にへんな期待を持ちすぎた。
しかし、鴎外の小説は専門用語がやたらに入って鼻持ちならない感じがしてあまり好きになれない。
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この本に出逢ったのは私がまだ保育園児か小学校低学年の時で、当時は母が読み聞かせてくれました。今も森鴎外の作品は結構好きなのでたまに読み返しています。短編集ですが、やはり表題になっている2作がお勧め。山椒大夫を読み終えたあとの例えようもない切なさや、高瀬舟に隠された奥深い世界観等、非常に多くの視点から楽しめる1冊です。
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だいぶ間があいたな。坊っちゃんを再読しておりました。さて積読消化キャンペーン?森鴎外です。はっきり言って舞姫しかまともに読んだことありません。そして漱石びいきなので鴎外は実際のところ微妙です。ええい!横文字を使いすぎなんじゃアアアアアこのインテリがあああああ!と思いつつも、高瀬舟はやっぱ面白かった……あと「杯」もかっこよかった……「最後の一句」も良かったな。「百物語」は森見さんのやつで読んだけど、元話の方も森見さんもよくわからん……まあ、もともと山椒大夫目当てで買ったんですけどねー。まあまあ面白かったよ。でもやっぱり今読んでる鏡花に比べて面白くない。星3はかあいそうなので星4にしてみましたよっと。