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紙の本
ここから始まる大ヒットホラー
2020/04/11 09:13
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
浅川和行のジャーナリストとしての内面が、丁寧に描かれていて感情移入できます。真実を突き止めた主人公が、妻と子のために非情な決断を下す場面も胸に焼き付きました。
紙の本
因果につぐ因果
2018/06/28 19:16
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
ここまで因果に因果が重なっていくと始まりはなんだったのかなんて些細な事かもしれない。その因果が拡散していく恐怖はただごとではない。
紙の本
終わりの無い怨念。
2002/06/24 14:01
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投稿者:凛珠 - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画もTVドラマも観たので、読む前から内容は熟知していた。ホラーというよりはサスペンスとして楽しむことが出来た。人物の視点が急に変わったり、ほんの端役に意味の無い心情描写が施されていたりと、この頃の作者は小説の技法はまだ未熟だったようだ。それでもアイディアが良ければエンターテインメントでは成功する。読んで損は無い出来だろう。
紙の本
恐怖
2001/03/16 16:09
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投稿者:kotetsu - この投稿者のレビュー一覧を見る
絶叫マシンなどで、ワーとかキャーとか叫んでいる怖さと言うのは、本当は面白半分のスリルであって、それは恐怖とは程遠い。人は本当の恐怖に出会ったときには、声など出ないものである。そういう意味で読書というスタイルは、実は最もホラーと相性がいいのかもしれない。映像のように外部から与えられる受動的な刺激に対しては、人は反応を返すことができる。けれども、テキストから取り入れた情報によって、自分の中に能動的に作り上げてしまった内的なイメージに対しては、自分の外にあるものとしての防御反応を返すことはできない。それがもし恐怖のイメージであるならば、私たちはただ声もあげずに、恐怖するだけなのだ。
本当によく書かれた本だと思う。文章が、想像力を刺激する。鮮やかな映像を生む。それは豊かなイメージだ。恐ろしく豊かな恐怖だ。映画を見た人も、見ていない人も、ただその感覚を味わってみて欲しいと思う。
紙の本
着眼点が巧妙ですぐれたホラーエンターテイメント
2001/01/19 17:13
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投稿者:shigeshige - この投稿者のレビュー一覧を見る
ある時理由は判らないが確実に死ぬ日を宣告されたとしたら、あなたはどれだけ動揺するだろうか?
女子高生の迫力ある変死から一気にストーリーを展開、息もつかせぬジェットコースター並みのホラー小説に仕上がっている。変死していく際の描写など手に汗握らずにはいられない。
TV、映画化もされているがこの手の内容は小説で読むに限る。なぜなら映像化された貞子の恐怖はその映像で表現された恐怖までだが、小説の中の貞子は読み手の想像力によって無限の拡がりを得ることができるからである。自分の場合、映像化された貞子を見ても興ざめしてしまう。自分にとっての貞子はもっともっと怖いのだ。
本書に続く●らせん●とあわせ、一流のホラーエンターテイメントはお得感一杯である。