紙の本
リングラセンの続編だと思うとあんまり面白くないかも
2002/07/22 21:57
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投稿者:優樹O - この投稿者のレビュー一覧を見る
リングシリーズだとは思わずに読んだほうが楽しめる。なぜならリングラセンの続きを描いたと考えると説明に無理を感じてしまうことが多いからだ。ふつーのSF詳説として読むならそれなりに。この設定とか好きだし。ありがちだけど。
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投稿者:hiro - この投稿者のレビュー一覧を見る
「リング」「らせん」と続いた3部作の完結編。1作目の「リング」を読んだ時は、不幸な超能力少女の怨念がビデオテープに宿り、それを見た者を呪い殺すという発想に少なからず衝撃を受けた。少女の過去を暴く謎解きの興味と、呪いによる死期の迫った主人公の追いつめられた心理描写の巧みさで一気に読ませる、一級のエンターテイメントだと思う。次作「らせん」では、主要なテーマが前近代的な「呪い」から、極めて先端的な科学の分野であるウィルスやDNAへと転換する。この変化はまた、1作目で注目された「貞子の呪い」の単なる続きではない、全く新たな分野に挑戦した作品としての位置を明確にしていて、好感を持ったものだ。
そして完結編としての「ループ」。結論から言えば、「読まない方が良かった」というのが正直なところだ。「らせん」以後の混沌とした世界を、どのように収束させていくのか(あるいはどれだけ混沌が深まるのか)という興味で、首を長くして待った完結編だったのに……。発想の更なる転換、飛翔と言えば言えるのだろうが、これは「呪い」から「ウィルス」へという発展とは、少しレベルが違うのではないか。私には困難な問題からの逃避のように、思えてならない。
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「リング」はホラー。
「らせん」はミステリ。
「ループ」は哲学。
といった印象かな。
「ループ」に出てくるような
自分は誰かに操られたり作られたりしてるだけで
ホントは実在しないんじゃないかという視点は
僕も昔よく考えてたなぁ。
ラストは多様性を失いつつある世界への皮肉かな?とも思う。
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読み出してしばらくはタイトルを見直したくなる作品。とても三部作の完結編とは思えない出だし。読む内にどんどんストーリーに引き込まれていく。そして衝撃の結末。読み終わるとむしょうにやるせなさが残る。だが三部作として素晴らしい形で終っていると言っても良いだろう。
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科学者の父親と穏和な母親に育てられた医学生の馨にとって家族は何ものにも替えがたいものだった。しかし父親が新種のガンウィルスに侵され発病する…りんぐ、らせん、ループ。バースデイで完結。
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映画にもなった「リング」の第三作目。
こう持ってくるか!ととても驚かされた一作。いやほんと凄い。
前2作品に比べるとホラー要素に欠けているようで一番空恐ろしい気分にさせられました。
好き嫌い分かれるとは思いますが、個人的にはおススメです。
印象深い…。
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ちょっとやりすぎ・・・。こういう話って完結しないほうがいいんじゃないかな?最後、なーんだ・・・って感じになってしまった。残念。
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リングシリーズ最終章。話が難解であり、現実離れしてる。しかももはやホラーではない、それ故に映画にもならなかったか?wオイラはこうゆー知的だけどひねくれた鈴木さんが好きだったりします。内容はまったくホラーブームを感じさせない内容w
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リングシリーズの集大成。ここまできたらもうホラーじゃ無いだろう。って感じだけど、一番好きな巻です。全ての謎が解き明かされます。
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後輩に借りました。頭よすぎ。難しいと簡単は紙一重。というか実はまだよく理解できてないだけかもしれません。時期相応ではなかったのかも。また読み直したい本です。
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高校生のときにハマった「リング」「らせん」「ループ」の3部作。作品ごとにジャンルが飛躍していって、「ループ」は衝撃の結末だった。
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なんていうか・・・これは恐くはなかったけど、馨が自らの命を絶ち人類を助けたというのが感動ですね〜!!
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リングシリーズ完結編。とはいえ、書き出しはいきなり「はぁ?」という感じ。まったく別の話で、リングはどうなったの?と思っていたら・・・これ以上はネタバレ。呪いのビデオの正体が分かり、現実の存在感が曖昧になる。「リング」「らせん」とはまったく別物のSFに発展した所を傑作と見るか蛇足と見るか。私は後者でした。
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転移性ヒトガンウイルスに支配され、滅亡の危機に立たされた人類。・・・という風にどんどん始まりの「リング」とは別な様相を呈してくるが、まっすぐ立っている芯の部分は「リング」という、三部作の最終章。リングで掴んだ客を突き放すかの様な結末だが、それはそれで面白く無いこともなかった。けれどもやっぱりページを捲るスピードで言えばリングがナンバーワンなわけで、けれどもリングでの本当の謎を解いてくれるのがこの一冊なわけで、と言う風に、私的複雑な一冊。複雑なので★3つ。
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失敗した。SFだと思って読めばよかった!
なんだか巧い事 はぐらかされたというか、騙されたというか
宙ぶらりんな気持ちになりました