紙の本
ホラー作家、鈴木氏が贈る最高の作品です。
2016/10/19 09:11
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、ホラー作家で有名な鈴木氏が贈る傑作です。内容は、医学生の馨にとって家族はかけがいのないものでしたが、ある時、彼女の父親、彼女の恋人が次々に新種のガンウィルスに感染していきます。一体、感染源は何なのか?そしてその病気の治療法は?人類存亡の危機に立たされた中で、一体、私たちはどうなっていくのか。最初からハラハラドキドキの連続です。
紙の本
涙の大団円
2002/07/30 21:53
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投稿者:奥原 朝之 - この投稿者のレビュー一覧を見る
リングシリーズ第三弾。堂々の完結である。
リング、らせんを読み終えた直後は夜だった。翌日本屋が開くまで悶々と過ごしたことをよく憶えている。しかし翌日は仕事だった。終業までまた悶々と過ごした。終業とほぼ同時に本屋へと向かった。
あっという間に読み終えた。リング、らせんを通しての謎が一気に解明されていく。その展開が非常に心地よかった。
ループ。この言葉の持つ意味は大きい。それが何なのか。自分の目で確かめて欲しい。最後は涙の大団円である。ちょっと切なかった。
紙の本
創りだされた者
2002/06/10 20:14
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投稿者:くゅずにえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者のあとがきにあるように、前作らせんとのリンクは
少々苦しい。しかし、仮世界と現実世界の境界が
あやふやに感じられてくるのは、作者の執筆力の賜物だろう。
主人公のラストシーンはある意味、悲観的ではあるけれども、
高山との性格差がDNAだけに支配されてないところが
興味深い。英知という点では同質であるが。
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「リング」はホラー。
「らせん」はミステリ。
「ループ」は哲学。
といった印象かな。
「ループ」に出てくるような
自分は誰かに操られたり作られたりしてるだけで
ホントは実在しないんじゃないかという視点は
僕も昔よく考えてたなぁ。
ラストは多様性を失いつつある世界への皮肉かな?とも思う。
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読み出してしばらくはタイトルを見直したくなる作品。とても三部作の完結編とは思えない出だし。読む内にどんどんストーリーに引き込まれていく。そして衝撃の結末。読み終わるとむしょうにやるせなさが残る。だが三部作として素晴らしい形で終っていると言っても良いだろう。
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科学者の父親と穏和な母親に育てられた医学生の馨にとって家族は何ものにも替えがたいものだった。しかし父親が新種のガンウィルスに侵され発病する…りんぐ、らせん、ループ。バースデイで完結。
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映画にもなった「リング」の第三作目。
こう持ってくるか!ととても驚かされた一作。いやほんと凄い。
前2作品に比べるとホラー要素に欠けているようで一番空恐ろしい気分にさせられました。
好き嫌い分かれるとは思いますが、個人的にはおススメです。
印象深い…。
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ちょっとやりすぎ・・・。こういう話って完結しないほうがいいんじゃないかな?最後、なーんだ・・・って感じになってしまった。残念。
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リングシリーズ最終章。話が難解であり、現実離れしてる。しかももはやホラーではない、それ故に映画にもならなかったか?wオイラはこうゆー知的だけどひねくれた鈴木さんが好きだったりします。内容はまったくホラーブームを感じさせない内容w
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リングシリーズの集大成。ここまできたらもうホラーじゃ無いだろう。って感じだけど、一番好きな巻です。全ての謎が解き明かされます。
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後輩に借りました。頭よすぎ。難しいと簡単は紙一重。というか実はまだよく理解できてないだけかもしれません。時期相応ではなかったのかも。また読み直したい本です。
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高校生のときにハマった「リング」「らせん」「ループ」の3部作。作品ごとにジャンルが飛躍していって、「ループ」は衝撃の結末だった。
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なんていうか・・・これは恐くはなかったけど、馨が自らの命を絶ち人類を助けたというのが感動ですね〜!!
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リングシリーズ完結編。とはいえ、書き出しはいきなり「はぁ?」という感じ。まったく別の話で、リングはどうなったの?と思っていたら・・・これ以上はネタバレ。呪いのビデオの正体が分かり、現実の存在感が曖昧になる。「リング」「らせん」とはまったく別物のSFに発展した所を傑作と見るか蛇足と見るか。私は後者でした。
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転移性ヒトガンウイルスに支配され、滅亡の危機に立たされた人類。・・・という風にどんどん始まりの「リング」とは別な様相を呈してくるが、まっすぐ立っている芯の部分は「リング」という、三部作の最終章。リングで掴んだ客を突き放すかの様な結末だが、それはそれで面白く無いこともなかった。けれどもやっぱりページを捲るスピードで言えばリングがナンバーワンなわけで、けれどもリングでの本当の謎を解いてくれるのがこの一冊なわけで、と言う風に、私的複雑な一冊。複雑なので★3つ。