電子書籍
時間だけはある…
2024/04/19 23:04
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投稿者:たこい - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネット中の情報にアクセスし始めたマスター・ユウジの(本来は)バックアップ人格は、通常秘されたネットの情報にアクセスして「書を守る者」の正体に気がつき、それを利用することに。
で、表紙のような「量産型」が連邦崩壊に拍車をかける。
ニムバスのような宇宙そのものを破壊する力まではなかったものの、巧緻な悪辣さと目的の虚無感で、ある意味シリーズ中でも最強の敵ではあったかもしれない。
後始末もいつまで続くのか… 。そんな敵が自らの性格等がもとで自滅するのはニムバスやオメガにも通じる展開かもしれない。作品の力に圧倒された。
紙の本
「なぜなら、殺し合いになると知っていたからです」
2020/08/26 11:32
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投稿者:きん☆ぎん☆すなご - この投稿者のレビュー一覧を見る
揺ぎ無い信念を持つ者が複数存在すれば必ず争いになる。信念なんてご大層なものでなくてもちょっとした意見の違いで喧嘩にもなるし…。結局、人間が多すぎるんだよ。70億もの人間が争わないで暮らせるほど地球は大きくないってことでしょうか。
電子書籍
連邦の危機
2020/04/07 22:44
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投稿者:あれこれ - この投稿者のレビュー一覧を見る
まさかの若返りの副作用で、連邦の消滅という未曾有の危機になる、結構大事な話でした。若返っても生活できないのじゃ意味ない。
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不老不死にもかかわらず、今生きる人達の命を大切に思いつづける主人公は何を考えているのでしょうか。
1000年2000年も生きて同じ人間などと思えるものでしょうか。
不老不死のくせに、理屈じゃないんだと
人間のように生きる。
一応人間の設定だけど。
不老不死であればどうでもいいやとなってしまってもおかしくないかもしれない。
不老不死だからこそ生きる理由を見つけなければ狂うのかも知れない。
なんだろうね。
誰もが自分が生きたいように生きている。
その、自分のやりたいことが、
世界平和のひともいれば、世界征服のひともいる。
どちらも自分のやりたいことであることには違いがない。
何感じたのか脱線しそうだ。
よし、ここまでにしよう。
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3巻、最終巻です。
読みました。
今回の敵は、歴代の敵の中でも最強クラス。
何しろ、生きている世界が全銀河連邦規模のネットワークである電脳空間。
地の利は敵側にあります。
しかもその敵は、ロックと同じく「永遠に生き続ける」可能性を持っているマスターユウジ。
彼は、ネットワーク上に隠されたあらゆる情報を探って、連邦宇宙軍とロック達への対抗手段を手に入れます。
そしてとうとう、旧銀河帝国の遺産から、銀河史上最凶最悪の兵器となりうる技術まで、その手にします。
それは、意のままに操れる超人ロックのクローン!
量産型ロックにより、次々と殲滅される連邦艦隊。
そんな、殺しても殺しても復活するマスターユウジと、次々に現れる自らのクローンに、ロックがどのように対抗するのか!?
そこが見どころ。
ロック側も、銀河帝国の遺産である対ライガーI要最終兵器(帝国時代の銀河コンピューター用コンピューターウィルス)まで手に入れますが、結局は意外な方法で決着がつきますよ
個人的には、ここ最近のシリーズの中でも、屈指の面白さだと判断します。
現実の世界でも、記憶をコンピューターにアップロードする技術が研究されていると言いますからね。
近い将来、マスターユウジのような存在が出てくるのかもしれません。
そう考えると、ちょっと怖いですね。(-_-;)<まぁ、超人のクローンなんてのは、まだしばらく出てきそうにありませんがw
面白かったです。
現在並行して連載が続いている?「風の抱擁」と、本作の次のシリーズである「刻の子供達」にも期待!
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冒頭でもちょっと書かれていますが、かつての「書を守る者」を彷彿させるところがあります。懐かしい。
また、2巻の終わりの展開からして、こいつどうやって倒すのか、と思ってたら、そういうことですか。しかも1巻に伏線があるじゃないですか。よくできています。さすがです。