紙の本
思い出して、おにいちゃん!
2011/10/01 22:03
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
鋼鉄の王こと筒隠つくしには双子の弟がいると誤解されたままだったり、小豆梓には衝撃的なシーンを見られてしまい距離を置かれていたり、いろいろ大変な変態王子の横寺陽人。でも、筒隠月子と一緒に通学するようになったり、良いこともあった。そんな通学路で、陽人をおにいちゃんと呼ぶ少女、エマヌエーラ・ポルラローラ、愛称エミに遭遇してしまう。
その場の流れ上、エミを高校見学に連れていくことになった陽人だったが、何故かそのときから構内の様子が一変!陽人は王子さまと呼ばれるようになるし、何より制服がスクール水着になってしまったのだ!
誰も疑問に思わず生活する中、ただひとり、梓だけがその違和感を指摘してくる。その結果、おかしさに気付いた陽人は、猫神の願いをキャンセルするため、笑わない猫像に祈りをささげた人物を探すことになるのだった。
鋼鉄の王の横寺に対する誤解は留まることを知らず、何故か彼女はとてもかわいらしくなったりするし、猫像の力により学校は横寺のパラダイスと化しているわけだが、月子はあまりかかわって来なくなるし、なにより梓との距離感がおかしくなってしまっているのが横寺には気に入らない。
最後はまた人間関係を複雑にしてくれちゃうし、第0話のエピソードとのつながりもかなり大きくなってきた。
エミは今後の成長に期待するとして、月子、梓、つくしに加え、副部長も伏兵として登場し、それぞれのキャラのかわいさが際立っていると思う。
紙の本
描写力不足の上、キャラクターも迷走
2011/05/27 21:40
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
キャラクターの口調も相まって、酷く読みにくく、そしてつまらない
ドタバタシーンもうまく描けているとは言えず、小ネタがポツポツある程度
ストーリー的には一冊完結でなく続き物
なんかよく分からん、しかもありがちな展開来た~、と思いました
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前巻は梓のあまりにも不遇さに涙さえ流してしまったが、今巻で巻き返せた・・・かな?え?
今巻は表紙にもなってる新キャラ・エミが登場。またまたこの子がなかなかのくせ者で・・・。鋼鉄さんはどんどんデレるし、副部長にも心境の変化が!?
相変わらず王子の変態っぷりも素晴らしく、ここまで酷い作品はなかなかない(褒め言葉)。
梓というより今巻は猫が最強ポジションだった。ぶっちゃけると、今回遂に猫が発言する。そして王子の運命は・・・!
最後に忘れてはならないのがカントク先生の画。今巻も安定感抜群の素敵なイラストだった。ブヒィィィ
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最後は流れがもうひとつ私的にまとまりきらなかったけど、王子の変態残念ぶりは健在だし、鋼鉄さんの王子とは別ベクトルの残念さは炸裂してたし、月子は笑わない修羅(嫉妬ver.)と化しつつあるし、小豆梓は持っていくし、なかなか濃厚でした。新キャラ?それは今後次第ということで(笑)
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すでに思い出し笑いが半端ないんだが、なんだこの破壊力。横寺王子の変態っぷりに磨きが掛かってて、もう、清々しいのなんのって。
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新キャラ登場、新たに浮上する過去設定に、突然の感じは否めない構成でした。
でも、相変わらずのとんちが濃縮された文章と会話のテンポのよさは健在。
次の巻でモヤモヤした伏線を一網打尽にしてくれると期待。
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今回はちょっと読みにくかったかなという感想です。
これからの展開に向けて伏線を張りまくりだったからですかね。
まぁ、ぺちゃぱいが可愛かったからべつに良いんですけど。
王子の一人称で書かれているため、何が妄想で何が事実なのか、何が嘘で何が本当なのか、何が『猫』の仕業で何が『人』の仕業なのか、所々曖昧に流されて結末へと進んでいったからちょっともやもやした気持ちも残っています。
まぁ、ぺちゃぱいが可愛かったからべつに良いんですけど。
前巻のあとがきにあった『小豆梓の逆襲』も、予想してわくわくしていた『逆襲』ではなくちょっと残念でした。
まぁ、ぺちゃぱいが可愛かったからべつに良いんですけど。
そして、もっとぺちゃぱいが可愛くなってもべつに良いんですけど!
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「ごわごわしておる……」には盛大に笑った。
これは書いていいのかよw
けど全体的に言うと、むしろラブコメというよりはホラーとして楽しめた。
なにが嘘で、何が正しいのか。自分の感情すら操られているのかもしれない。そんなことを考えながら読んでいたら、結構ぞくぞくした。
結局人間にとっては、現実の認識を脅かされることが一番の恐怖なんだろうなあ。そこを突き詰めた哲学者はことごとく自殺しているし。
あ、ラブコメとしてももちろん楽しめます。
ニヤニヤするし、笑うところもしっかりあるし、カントクの絵はかわいいし。
カントクの挿絵は卑怯なほどかわいいし!
挿絵でもここまでしっかり描く人って、他じゃなかなかいないよなあ。
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小豆梓(がるがるわんこ)の逆襲、来ましたわー!
文章や地の文に独特のセンスを感じます。 何よりカントクさんのイラストの可愛さは言わずもがな。
エミの登場により出てきた伏線は次巻でスッキリ?
4巻は副部長の逆襲ってことでどうでしょうか(笑)。
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結構伏線張ったり猫神登場させたりで動いた巻だったね。
スクール水着が制服とかすばらしい展開があってそこだけでも買って良かったw
横寺でたしかに「おうじ」ってなるなって感心したのは秘密
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マジカオス。論理構成がはっきりしてないし、何が起きているのかさっぱり。映像化できない。ただ唯一評価できるのは、最後に小豆と熱いキスを交わしたこと。あれはグッジョブでした。
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3冊目.
幼女の登場ですよ.
昔建前だけで喋ってた頃のツケが廻ってきてたり
変態王子を「おにーちゃん」と呼ぶツインテ幼女に懐かれたり
筒隠月子といちゃいちゃしたり
勘違い大魔王の鋼鉄さんに勘違いによるラブラブ光線を送られてきたり….
そんなこんなで3冊目です.
面白かったんだけども,なんだかなぁ….
65点
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猫神の設定が次から次へと増えていく為に、後付感を感じてしまう。猫神はシンプルに書いていたほうが良かったと思えるような1冊になっていると思います。
キャラクターや、会話は面白いので、☆3評価です。
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前巻を読んだ時から間を開けてしまったので若干話は忘れ気味だったのだが、そのせいか文章が読みにくく感じた・・・と思ったら他の人も感じていたらしい。何故だろうか。
1巻2巻と単体でお話が完結できてしまうような感じだったが、今回は露骨(若干無理やり)に伏線を貼りまくった感じ。売れたから引き伸ばし政策?
カントクの絵は相変わらず素晴らしく可愛いので挿絵を見るだけでも買う価値がある。
新キャラのエミは最初から胡散臭い感じだったが、最後まで読んで納得した。素の方が可愛く感じた。
月子と鋼鉄さんは、出番は多いけど今回やや印象が薄い。
逆に出番が少なかったが印象に残ったのは小豆梓であるな。
小豆梓の心境を踏まえ、読者として「諦めんなよ!」と微妙にフラストレーションが溜まっていたところに最後のアレでカタルシスを得た。
全体を通してあまり出番がないが、最後にアレをもって来るためにあえて出番を減らしたのだとしたらなかなかの構成。
ただ、変態王子が未だ完璧に小豆梓を女性として意識しなままアレしたのだとしたらちょっと小豆梓がかわいそうだよね……
あと最後の猫神がちょっと可愛く思えたんだが、アレを経て再び猫神に会った時に彼(?)が変態王子にどんな反応をするのかが次巻のちょっとした楽しみである。
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体育祭に備えある休日に学校へと向かう中、一人の幼女(であろう女の子)に遭遇。親友の願いで幼女を高校見学に付き合うことになる。
そこから何らかの違和感を抱えながら物語は始まる。
後半の方、話しがだいぶややこしくなり、あと付けのような猫神の設定があるものの西尾維新或いは森博嗣に入間人間を加えたような話しの展開は目を見張るものがあった。