サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

新規会員70%OFFクーポン

hontoレビュー

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー97件

みんなの評価4.3

評価内訳

95 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

傑作

2005/08/22 22:00

7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る

中篇4作が入った一冊だが、どれも傑作と呼べる出来
作者の小川一水氏は最近力をつけて来ている注目のSF作家だが、大作を狙いすぎて粗筋のように大きく端折ってしまっている感があり、「いま一歩」と思っていたのだがこの一冊で大きくイメージが変わった
最近多く出回っているキャラクター物とは一線を画す、本当に「良いSF」である

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

丁寧な、いい仕事です。

2007/03/26 15:57

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 SFやファンタジーは自由に世界を設定できるだけに、どれだけ無理なく、しっかりと世界を創ってあるか、が作品の大事な要素である。著者の作品はこれが初めてなのだが、この一冊におさめられた作品はどれも、その設定の基礎が丁寧に良くできている、よみごたえのあるSFとして満足感を与えてくれた。
 表題作品の「老ヴォールの惑星」に登場する異星の生き物はなかなか想像するのが難しい。表紙カバーのイラストに随分イメージを助けられたが、独創的な生き物である。
 理想を目指す若さが先走るようなところもある「ギャルナフカの迷宮」。作者は1975年生まれということであるからまだ30代。それを考えれば「若さのさわやかさ」にも感じられる。
 おさめられた4作品のなかでは「漂った男」が一番楽しめた。人はなにを頼りに生き続けるか?そんな問題をからっとした調子で書いていく。軽いタッチだがじんわりとした味わいもある。孤独になった主人公がちょっと狂いかける場面などは真に迫るし、引き離された男女の心の複雑な動き、男同士の心の繫がりもいい描かれ方をしている。
 著者の既著を調べてみたら、派手な表紙の「若・少年少女」向けのものが多いようであるが、この一冊は広い年代層が満足できるものといえるだろう。今は若い味のさわやかさがまず感じられるけれども、今後さらに熟してくると違う味もしますよ、という期待を感じる。中年を過ぎたら渋い味を出してくれそう、と。いい仕事、期待してます。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

日本のSFで久々にワクワクした

2018/05/02 14:09

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る

中編4作品からなる一冊です。
4作品どれも甲乙付け難く素晴らしいものばかりでした。
初めて氏の作品に触れた「コロロギ岳から木星トロヤへ」では、少し緩いような、物足りなさを感じたのですが、本作には完全にやられました。

「ギャルナフカの迷宮」
では人の社会性の妙を、興味深い設定の中で淡々と描いて読むものを引き込み

「老ヴォールの惑星」
ではハードSF的な世界観をわずか50ページほどの長さにも関わらず、十二分に展開し、

「幸せになる箱庭」
では異星知性体とのファーストコンタクトから、意識と自我のありようをとてもワクワクする物語として描き

「漂った男」
では孤独ということを本当に真剣に考えさせられる、どこかほのぼのしたユーモアも感じさせながら最後には胸に迫ってくるものがある珠玉の作品だと思いました。


「老ヴォールの惑星」は2003年SFマガジン読者賞
「漂った男」は第37回星雲賞日本短編部門賞受賞
本作品はベストSF 2005 国内編第1位を獲得と内容の素晴らしさに相応しい評価を受けているようです。

私にとって小川氏は、ネットで少し調べてみるとSFというジャンルの中でもかなり多様で幅広い系統の作品を書いておられるようなので、これから是非とも全作品を手に入れて読んでいきたい作家さんになりました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

2006年星雲賞受賞

2017/01/12 10:30

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

「漂った男」では、惑星全体が栄養で満たされた海を遭難する奇妙な世界だ。監獄よりも埋蟄よりも深い孤独を表現できるのは、著者が人の心を信じているからなのかもしれない。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2005/10/06 00:10

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/02/13 22:43

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2004/01/21 15:14

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/11/03 22:10

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/11/08 01:04

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/03/31 04:38

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/05/10 15:28

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/09/25 23:40

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/03/30 00:04

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/08/12 12:52

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/03/10 23:04

投稿元:ブクログ

レビューを見る

95 件中 1 件~ 15 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。