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紙の本
そうだといい
2018/11/11 18:36
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投稿者:ケロン - この投稿者のレビュー一覧を見る
青い鳥のようなお話。
でも遠回りこそ人生なのかも。
苦労をしないと得られないものがあるのは、そのありがたみをきちんと感じられるようにということなのでしょう。
紙の本
夢を追いかけて
2017/06/08 17:13
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投稿者:kemtarou - この投稿者のレビュー一覧を見る
ブラジルの作家、若い頃世界各地を放浪した体験が下地にある。タイトルのアルケミストは錬金術師という意味だが、作中にも登場するが作品を通読して腑に落ちる。現実離れした叙述からは、'星の王子様'を連想させる童話風タッチだが、ストーリー展開は飽きさせない。夢をテーマに作者の思いが伝わる。
紙の本
気軽にサクサク読んで宝の言葉をみつけよう
2005/01/29 20:57
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投稿者:うさしー - この投稿者のレビュー一覧を見る
ストーリーとしては、アンダルシアの草原で羊飼いをしている少年が、エジプトのピラミッドに宝物があるという夢をみて、実際に探しにいくというお話。
ストーリー自体、特にドラマティックな展開があるわけでなく、お話自体も200ページもないので一気に読んでしまえます。
この本の魅力は、少年が旅の行程のなかでいろんな人と出会い、経験を重ねていくのですが、その出会いの中で話される言葉のなかに読む人のツボをくすぐるものがたくさんあるところです。
所々ちょっと難解な言い回しがあって理解に苦しみますが、なにせたくさんの言葉があるものだから、絶対ハマる言葉はあるわけで…
ある意味、宗教掛かったというかそんな感じがしないでもないけど、読む人によって、または読む時期によって「おおっ!」と感じる言葉は違うのではないでしょうか。
特に錬金術師と少年の会話はキラキラする言葉がいっぱいです。
ひとつ紹介させて頂くと、少年の「なぜ、僕の心に耳を傾けなくてはならないのですか?」という問いに錬金術師はこう答えます
「なぜならば、心を黙らせることはできないからだ。たとえおまえが心の言うことを聞かなかった振りをしても、それはおまえの中にいつもいて、おまえが人生や世界をどう考えているか、くり返し言い続けるものだ」
思わず「自分は自分の心に正直に生きてきたのか?」と自問自答をしてしまいませんか?
とにかくなんということはなんだけど、読み始めると止められない摩訶不思議な魅力のあるお話です。
紙の本
忘れがちな当たり前のこと
2003/04/29 14:32
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投稿者:monet - この投稿者のレビュー一覧を見る
夢を追う者への賛歌、というとあまりに俗っぽいだろうか。
羊飼いサンチャゴは自分の意志で羊飼いになったという自負があり、今の生活を気に入っている。でもそのことが夢を信じてよいものか、築いてきたものを失うのでは、と恐れさせてもいる。そんな彼が王様の助言によって夢を、宝物を追いかけていく。その道中、彼は宝物に思いを巡らせながらも迷いも捨てきれず、様々な紆余曲折を経験しながらも、様々な人との出会いによって夢に近づいていく。
この物語の鍵を握る王様の言葉に
「全宇宙が協力するのだ」
「人は自分が何になりたいかではなく他人がパン屋や羊飼いをどう思うかを気にする」
というのがある。
この二つの言葉はとても心に響いた。失うこと・過つことを恐れなくてもよいということ、そして、他人の目を気にしなくてもよいという本当は当たり前のことを忘れかけていた自分がいたのだ。また気付かせてくれたこの本にお礼が言いたい。
「賛歌」と文字にしてしまうとなんだか安っぽい「生き方マニュアル本」の帯の文句のようだが、この本はそうではないと断言しよう。ただ淡々とサンチャゴの足跡を追いかけていくストーリーではあるが、誰でも心に何か残るものがあるはずだと思うから。
紙の本
真実の在処
2000/09/06 07:13
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投稿者:Kyowya - この投稿者のレビュー一覧を見る
羊飼いの少年サンチャゴは、彼の宝物を求めて旅に出る。錬金術師(アルケミスト)に導かれ、様々な出会いと別れを繰り返しながら。
この世の全ては、無意識下で一つに繋がっているという。ならば全ての宝物、全ての真実は、自分の中を探せば見つかるのだろうか。全ては自分の中に在るのだろうか。
紙の本
成功物語に神を出すのは断じてNO
2024/04/04 13:19
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投稿者:ブラウン - この投稿者のレビュー一覧を見る
普段スピリチュアルや精神世界の本棚は避けるようにしているのだが、角川文庫の棚にこれがあったのが運の尽き。
随所にあるのは「前兆」の形を取る成功保証。主人公の心が神の一部だったという解釈に着地するのは宗教物語としては王道なのかもしれないが、私は主人公のみにもたらされる寓意的な信仰の恵みが大嫌いだ。人間の営みを矮小化し、世界を教義のフィルター越しにしか観測できない、宗教の狭量かつ傲慢な側面がプンプンと臭ってきそうだ。
多くの人は主人公が意外な場所で幸せを見つける結末を迎えられたことに良かったと思うだけかもしれないが、その実、このストーリーは小さな人の軌跡を通じて世界の巡り=神の威光を敬い称える印象が巧みに組み込まれている。究極的には主人公がどのような結末を辿ろうがどうでも良いとさえ言いたげな態度をひしひしと感じる仕組みで、「でもせっかくならハッピーな方がみんな好きだよね」という意図が透けて見えるようで鼻につく。
好きな人は好きだろう。ただ、私はとことん嫌いだ。
紙の本
私には合わなかった
2022/12/30 17:10
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投稿者:yy - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界の名著として名高い本書ですが、どうにも私には合いませんでした。
読んでいてとてもイライラしたし、なぜこれが名著扱いなの?とも思いました。
おそらく、その背景には宗教観念があるのだと思います。
紙の本
生理的に受けつけませんでした
2016/03/06 12:39
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投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る
スペインで暮らす羊飼いの少年が
エジプトのピラミッドのそばに
彼を待つ宝物が隠されているという
夢を信じて旅をするお話です。
よく言えば大人への童話
私には説教臭く、うさん臭く感じた本でした(笑)