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BL以外も
2016/04/30 15:20
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふくろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
BLでもそうですが、草間さかえ先生の描く世界に漂う優しい空気感、そしてほんのりスパイスが効いている作品です。続きが出てくれているのが嬉しい!
独特の世界観、ゆっくり読み解きたい本
2022/03/05 22:47
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:KeiM - この投稿者のレビュー一覧を見る
お母さんは、弟と今のお父さんを大切にしている。
ぼくのことは死んだらよかったのに、って言ってる。
絶望した小学生の春生(はるお)は、もうこの世にいることを辞めようとしていた。
そして、その瞬間に遭遇した魔法使いは、この子を弟子にしなければ、この子は死んでしまうと心の中で確信をする。
この子を家に連れて帰ろう。
魔法使いの弟子になるとは? 魔法使いの仕事は? 魔法使いにも組合はあるの?
魔法使いとの暮らしの中で、春生はいろいろなことを学んでいく。
魔法を使うにもルールがある。悪魔との契約、契約上の決まり事、そして、魔法を使う代償として、悪魔が魂を適量持っていくということ。
魔法使いの常識は一般人には皆目異世界。
謎があまりにも多すぎる。
けれど主人公の春生の明るさで、苦もなくすっきり読んでいけた。
春生は物事を深く考えない。
ふわふわと純粋で、多少の常識を持った男の子に見える。
学校に行かない毎日は、親戚のおじさんの家で夏休みをすごすよう。
宿題をしながら、いろいろ観察し、周囲の世界に触れていく。
ふわふわ、能天気で、でも魔法の世界はちょっとどろどろ。
オカルト好きの高校生、組合の内輪揉め、そして春生の母の事情。
シリーズを読み進めるうち、いろんなことが起こっていく。
もしかして、これ、すっごい怖い話じゃない?
魔法使いっていう耳心地のよい言葉に流されているけれど、これってどっぷり呪いの世界?
気付いたころにはもう抜けられない。
春生はこの世界の中で、どうやって生き抜いていくのだろう。
「明日だともう壊れてるかも」
2022/02/09 05:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
もう少しファンタジーな話かと思っていましたが、
現実よりのさらにシリアス度が高い話でちょっとびびる。
春生母が怖い
でも現実にもこういう人がいるのは確かなので
それ故にさらに怖い。
(子供のこういう話は痛すぎてつらい)
自主的に攫われた春生と攫った魔法使いの泉太郎
そんな感じなのにほっこりとした雰囲気も醸し出されている。
魔法使いという存在もなんだか怖い
(普通の魔法使いとは違う感じがまた・・・怖い)
絹子さん&雅くん
そして「組合」と「殺人」
「叔父さん(?)の首」
「一口分なくなっている」等々
謎がいっぱいで、先は見えない
というよりもずぼりと作者さんの作った沼に入り込んだ感じです。
かたつむりの寄生虫(リイコクロリディウム)の話は
少し前にテレビで見て超怖かったのですが・・・
春生くんが語っていてますます怖くなりました。
実はまだ完結していないので読むのをためらっていたのですが
つい・・・手を出してしまいました(涙)
魔法つかいと少年
2021/09/21 09:16
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投稿者:真太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
訳ありなある少年と大人の男の数奇な出会い。大人の男は魔法使いと言うし、それを聞いて一瞬疑うも、少年は自分の境遇からさらってほしいと願い出るし。二人の奇妙な同居生活が始まり、オカルトなのかファンタジーか不思議な話。