「ちいさこべのすがる」の由来の話もこのマンガではじめて知った
2024/03/21 20:46
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投稿者:KeiM - この投稿者のレビュー一覧を見る
4冊まとめての感想:
原作を読んでいたのでつい較べてしまう。著者はこの話がホントに好きなんだろうな、と思うほどセリフはオリジナルに忠実。ちいさこべ好きにはたまらない。
舞台が江戸から現代に移り、そのギャップも転生物のように軽い気持ちで楽しめた。
原作愛にあふれたオマージュも、話が進むにつれてどんどんお笑いマンガ家の本領が発揮されていく。
ちいさこべってここまで笑えるマンガだっけ。
ラストは小説よりもちょっと後まで続いていて、マンガらしい終わり方。子どもたちのその後にも触れていた。原作十数人のスタートからみると五人は許容範囲だろう (マンガだから)。
ラストのウリダンスが、今も頭から離れない。
大工のストーリー
2018/10/04 20:40
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投稿者:034 - この投稿者のレビュー一覧を見る
両親を家事で亡くして家業を継いだ大工のストーリーです!この先茂次は、どうやって大留を守っていくのかがみどころです!
名作時代小説…?
2018/05/08 22:16
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投稿者:ぴー - この投稿者のレビュー一覧を見る
原作者の名前は…なんとなく聞いたことある…
お恥ずかしながら小説はちっとも読みませんので、ああ!この人!とはいきませんでしたが…
ただ新解釈、ということで「時代小説」感は微塵も感じませんでした!!
今思うと漫画ではあまりないような、小説っぽい場面説明はありましたが。
ところで本編ラストでも出てきた「ちいさこべえ」とは?てっきりイントロでスッと出てくるものと思っていたので、早く次を読んで意味を知りたいです。
まとめ読み推奨!
2015/05/26 10:04
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投稿者:みるお - この投稿者のレビュー一覧を見る
特徴的な絵で好き嫌いがあるかも知れないが、世界観として雰囲気が気に入っています。1巻だけだと良さが分からない作品でもあるように思いますので是非まとめて読んでみてもらいたい。
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望月先生、やっぱり好きです☆主人公の本心をまだはっきりとは書かないものの、根底にある優しさが垣間見れるのがいい。今後の展開にとても期待。
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デザイン的、記号的な絵だが間が絶妙によく、少ない線量なのに密度を感じさせる。
動きが少ない画面なのに、やけに生々しく感じる。
絵のことばかり書いたが内容も満足している。原作未読。
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オレ、望月峯太郎ほとんど全部好きなんだけど、これ、ほとんど全く分からん。女の子の書き方がかわいいぐらいで、他には何も伝わって来なかった。
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火事により実家の工務店が焼け
両親を亡くした若棟梁の茂次は、
父の言葉
「どんなに時代が変わっても人に大切なものは、人情と意地だぜ」を胸に再建を誓い、
会社を継ぐことに。
そんな時
お手伝いのりつや
行き場のない子供たちまでが
転がり込んできて…。
山本周五郎の原作を
ロックする漫画家・望月ミネタロウが斬新にリメイクした
鬼才2年半ぶりの待望の最新作。
いやぁ〜
相変わらずやってくれるわ(笑)
大好きな漫画家望月ミネタロウが描く今度の主人公は
まるでホームレスか
70年代ヒッピーのような
長髪に髭もじゃの
怪しい26歳の若棟梁。
本が好きで世界中を旅してきた自由人なんやけど
頑固で意地っ張りで
あくまでも自分の力だけで
工務店を立て直そうと奮闘する様が
ホンマカッコいいんです。
そしてそんな崖っぷちの工務店に
家政婦として住み込むことになるのは
病弱な母を養うため
キャバクラで働いていた20歳の女性りつ。
これまた頑固な性格で(笑)
怒ると目尻が上がって
口がへの字になる
まるで朝ドラのヒロインのような
りつのキャラが
ホンマ魅力的なのです。
やむを得ず引き受けることになった
施設の子供たちや、
(「アダムスファミリー」時代のクリスティーナ・リッチによく似たゴスロリ少女が、いい味出してて爆笑やし)
りつの恋のライバルとなるであろう
お色気ムンムンな福田ゆうこなど
脇役たちもキャラが立ちまくってて
終始ニヤケっぱなし(笑)
それにしても
ブランクを感じさせない
望月氏の
ポテンシャルの高さよ。
ピンナップにして
飾っておきたいほど
オシャレでセンスのいい
ワンカットワンカットのコマ割り。
少女性を残した
相変わらずキュートでガーリーな
ヒロイン像。
懐かしい自身のヒット作
「お茶の間」を思わす
古き良き和の世界観。
今作は今の日本人がとうに失くした
下町の義理人情と
職人という男気あふれる
大工の世界を描くということだけど、
1巻を読んで不安も吹き飛びましたよ(笑)
お得意のスタイリッシュなポップ感覚は
より研ぎ澄まされ、
お洒落さと
古き良き昭和の香りが見事に融合していて
コレは早くも
傑作の予感がプンプンします!
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面白かった!
頑固な二人の波乱の日々に期待が高まる。
そしてとても魅力的な画!
構図やコマ割りがさすがデザイナー。
そして最高にフェティッシュな女の子へのこだわり。
話もめちゃくちゃおもしろいのに、画だけでも読めてしまうクオリティ!
必読です。
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円軌道の外さんよりきっかけいただきました。
ありがとうございます♪
原作の内容はなんとなく知ってるんだけど、
それを現代版に置きかえて、原作の世界観も保ちつつ、
進んでる感じ。
次巻へ続く。
個人的に絵のタッチが好きな作品。
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『ちいさこべ』とは、蚕と間違えて沢山の小さな子どもの世話をした神話上の人物の名前。
その行為は現在の幼稚園や保育園のはじまりと言われます。この物語が訴えるのは、人が人に見捨てられないということはどれほど価値あるものであるか、というもの
(あるブログから抜粋)
映画みたいなコマ割り
整頓されたパース
望月ミネタロウ初読
つづきがきになる
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連載を読んでいる。ミネタロウ以降,作画がとても丁寧になり一つ一つのコマが作品足りうるように意識しているかのようだ。それはとても静的な雰囲気を持っている。読んだら終わり,という漫画を脱却していこうとしているのかもしれない。画を所有したいという,浮世絵以来の漫画の原型にあった価値を再度立ち上がらせようとしているのだろうか。
しかし峯太郎期にあったグルーヴを捨て去ってしまうのは少しもったいない。
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実は「ミネタロウ」氏になってから初めて読んだ作品。
やっぱり好き。独特の間と変なギャグ。
と、なんかモヤモヤするなんともいえない雰囲気。
長髪髭もじゃで顔の見えない茂次と、横顔や後姿で顔の見えない時のりつのサラサラと音がしそうなボブが良い。
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どことなく、シンプルでデザイナーっぽいイラスト。調べてみたら望月峯太郎ってもともとグラフィックデザイナーだったんですね。今作は、そんな絵と合わなそうな、人情モノをやってます。そのギャップがとても温度的にここちよく、読みやすいって言葉はアレなのですが、とにかくはまりますね。
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原作のテンポと望月さんのテンポがちょうどいいのだろうか?あの話をきっちり現代版にアレンジしていて斬新。
原作でもおりつはかわいい奴ですが、こっちもいいですね!