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電子書籍
世界観のとりこになります
2022/05/31 23:32
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投稿者:nico - この投稿者のレビュー一覧を見る
『蟲師』は私の中で「アフタヌーン」ならではというか、この掲載誌ってこうだよね!を勝手に代表する作品だと思っています。代名詞的な存在といいますか。
民俗学だとか、ちょっと不思議な怪異系か好きな方は大好物な物語だと思います。
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仄暗い世界観がやみつきになる。
2021/03/24 21:20
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投稿者:スニン - この投稿者のレビュー一覧を見る
一つ一つの短編が短編で終わるには勿体ない強烈な印象と余韻を残します。
まだまだこの登場人物のこれからを見たいのに…と。
話は色々謎が謎のままのことも多いが不思議と設定が甘いとか緩いとかの感想は湧いてきません。
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蟲…
2020/10/11 09:06
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投稿者:ボリス - この投稿者のレビュー一覧を見る
独特な絵柄と仄暗い紙面からノスタルジックな世界が広がって、すぐに引き込まれた。蟲は霊障とかではなく実際に存在していて、しかもグロテスク。ギンコが蟲封じをする様子が飄々としていて雰囲気を壊さないところもよかった!
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幻想的ファンタジー
2020/08/05 14:22
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
この国の風土に昔から住み着いていた化外のもの 蟲を幻想的なタッチで描き出している。
連作短編集の形態をとっているところが読みやすくて良い。
冒頭の第一話から引き込まれてしまった。小説の京極夏彦をいくらか思わせるような作品が多い。
話の内容からいくらでもおどろおどろしい絵が描けそうなのだが、節度ある絵柄でグロテスク感を抑えているところが良い。
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蟲
2019/01/13 11:30
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投稿者:mike - この投稿者のレビュー一覧を見る
蟲とは始め妖怪みたいなものなのかな?と思いましたが、人間の内部に入り込んで影響を及ぼすタイプもいたので違うかなと思いました。
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人間の中にもたくさんの生物が生きているのかもしれない
2017/10/25 20:07
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投稿者:honto カスタマー - この投稿者のレビュー一覧を見る
不思議な物語。山奥には何か人間たちも知らない何かが生きていて、少ない人間には影響を与えているのかもしれない。地球上には様々な生き物がいて、それぞれがそれぞれの性質を持って生きている。蟲もその1つ。
「下等で奇怪、見慣れた動植物とはまるで違うおぼしきモノ達」。それが呼ばれる生物。その蟲について調べて蟲が引き起こす困った出来事を解決するのが蟲師。その蟲師の一人であるギンコが各地を歩いて様々な蟲と蟲にまつわる人たちとの出会いと対話、蟲を捕まえようとする日々を描き出す。
耳の中に入ったり、目を見えなくしたりと人間の器官に影響を与える蟲たち。グロテスクな姿をしているけど、体の中の器官に似ている蟲もいる。1人の人間は1つの生き物のように思えるけど、意図をしていようがしていまいが、体のそれぞれの器官はそれぞれが果たすべき役割を果たしている。
人間の中にもたくさんの生物が生きているのかもしれない。そんな事を考えだす不思議な物語。
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独特な世界観に囚われる
2017/08/04 03:07
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投稿者:つなかん - この投稿者のレビュー一覧を見る
蟲、身近にいるのに感知できない存在。
幽霊、宇宙人、妖怪、そんなありきたりなものではない、異色の存在。
それに関わる人々と、巻き込まれる蟲師の主人公の物語。
この世界に魅了されれば
暗闇では目を瞑り
雪の中で耳に手を当て
枕に頭を預ける時思いを馳せ
文字を見るたびに女を思い出し
沼を見れば場所を確かめ
虹を見れば目を凝らす
生活全てに蟲師の世界が侵食して、何度も読み返したくなると思います。
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人の温かさに触れられる作品
2016/01/31 23:06
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投稿者:スバル - この投稿者のレビュー一覧を見る
妖のようなものに取り憑かれたような人と、その人の困りごとを解決するのに手を貸してやる蟲師の話。
1話ずつが短いので、ちょっとした時間で読むことができる。
読んでいる間は悲しかったり切なかったり辛かったりするのに、読み終わると温かな気持ちになる。
紙の本
1話目から引き込まれます。
2015/12/11 08:10
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投稿者:ぴー - この投稿者のレビュー一覧を見る
ファンタジー要素がある作品というのは、世界観を伝えるために1話丸々使ってしまうことが多いですが、そんなこともなくスムーズに本題に入っていました。さすがです!!!
怪異ものということで、少し気持ち悪いのかなと思いきや違った!!
ギンコのキャラクターもとても好きです。
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蟲師を読んで
2015/11/28 15:10
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投稿者:Yushun - この投稿者のレビュー一覧を見る
非常によくできた作品だと思う。感じることは人それぞれ違うだろうが、読んだ後、自分の中に何かが残る漫画である。
紙の本
生々流転。
2002/06/23 12:24
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投稿者:本箱屋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
生命そのものに近いといわれる「蟲」と
「蟲」を御する「蟲師」の「ギンコ」の物語。
異変あるところにまた、蟲あり。
ひとと関わり仇をなす蟲をさぐり滅すが
やみくもに力を振るう怪奇物とは異なる趣に酔う。
古い時代の静寂の中で生きる
ひとでない全てのものの呼吸を聞く。
闇の中で鉱脈を作り泳ぎ回る−−光酒…命の水。
音を喰う蟲。旅をする沼。
蟲師のそれは民話にも似た旅の記憶。
紙の本
ひさびさの大型新人!
2002/06/21 20:43
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投稿者:岡野義高 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「『蟲』…… あるいは『みどりもの』と呼ぶ 生命の原生対に近いもの達だ」
妖かしか、それとも幽霊か。
昆虫でもなく、鳥でもない。
そして、見えない人も多い。
「蟲」を操る隻眼のギンコ。
「蟲」がひきおこす様々な事件を解決する!
独特の世界観を持った大型新人の登場だ。
物語の雰囲気は、民俗学っぽいというか、日本昔話っぽいというか。
南方熊楠の世界、とくに粘菌の世界に近いイメージだ。
絵は、カラフルな水墨画のようで、雨にぬれた緑のような、ふしぎな艶がある。
すこし、煙っているような、滲んでいるような。
この作者には、寡作でもいいから このままクオリティの高い作品を少しずつ書き続けていってほしい。
紙の本
この世に住まうものたち
2001/09/17 20:50
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投稿者:すうす - この投稿者のレビュー一覧を見る
この漫画では、『蟲』というものが存在する。蟲とは、虫のことではない。見ることができる人とできない人がいるが、たしかに蟲は存在している。蟲そのものは生命の原生体に近い存在だ。
人と蟲、同じ世界に存在すれば、お互い意図せずとも交わってしまう。そして交わったがために、不幸に陥ってしまった人たちがいる。蟲師は、そんな人々のためにこの世界から蟲を取り除くのだ。主人公は蟲の存在を肯定的にとらえた上で蟲師として働き、蟲を知りたいがために彷徨っている。
現在、高度な消費社会となった日本では、古来からあるお伽話は陳腐化し消えようとしている。本作品は日本独特の情緒を持った新しいお伽話なのだ。ありそうでどこにもない時代、しかし日本を題材にした漫画、是非読んでほしい。