0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
平凡な日常に突然得体の知れないものとニアミスしてしまったような怖さがある。しかもそれは何なのか、原因は、因果は…そういうものの正体を親切に解説もしてくれない。わからない事、これが一番怖い。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
子供の頃、友達数人集まっても怪談ネタが乏しく、断念せざるを得なかった百物語。50歳を過ぎた今だったら、成立するでしょうか。私は亡父から聞いた話を含めると10話程度なら用意できます。・・・と言いながらも、やる気は全くありませんが・・・。
というわけで、本書は今からの季節にはピッタリの99の実話風怪談。1話が短く、読みやすかったですが、あくまでも実話風。実話特有の不気味さはなく、物語としての迫力もなく、個人的には中途半端な印象。評判の良い怪談集ですが、残念ながら私には合いませんでした。第二夜は思案中です。
投稿元:
レビューを見る
これは、怖すぎる。本当に怖すぎる。ビビリすぎて夜寝れなくなる。また、文章だから頭の中で想像が広がっちゃうんですよね。見なければよかった...ホラー好きにはたまらないと思うのですがねぇ。私には刺激が強かったです。
投稿元:
レビューを見る
単行本で発売された時は100話収められていたが、読んだ人から怪奇現象がおこったと反響があったので、文庫本の際は99話にしたという話しも。でも騙されてはいけない。実際は100話収録されているのだ。
投稿元:
レビューを見る
都市伝説がたくさん集まった本。あまり怖がりでない私も夜中に一人、部屋でこの本を読んだときはぞくっときました。
投稿元:
レビューを見る
昨年の夏は通勤にずっと読んでました。前の席に座る乗客をビビらせつつ、冷や汗をかきながら読んでました。こ、怖〜。
投稿元:
レビューを見る
小さな時分から、とにかくうさんくさいものが大好きだった。
幽霊、いいね、宇宙人、いいね、UMAどんと来い。なもので、10代の前半には大概の超常現象に食傷しているわけだ。だってオチが一緒じゃねえかよ…そんなふうに飽きがきていたとき、この本に出会った。まだ旧版の、扶桑社から出てたやつだった。
一読してとりこになった。絶妙の語り口、今まで読んだ事もない奇妙な話の数々。
全10巻、中だるみの感もあるが、やはり怪談史上に残る傑作だと思う。
投稿元:
レビューを見る
新耳袋文庫版第一夜
一話一話が短いながら、切れば血が出る様な生々しい怖さがあります
京極氏の書かれた、冒頭の文章も秀逸
第十夜で完結済みなので、揃えると更に恐怖倍増か?
投稿元:
レビューを見る
木原 浩勝氏と中山 市朗氏の黄金コンビが集めた、
日常に潜む恐怖と不思議な出来事を淡々と書いた現代の耳袋。
百話目に何か自分の体験した出来事を思い出したなら、
貴方のところにも何かが訪れるかも・・・。
単行本・文庫共に全十巻で発売中。
投稿元:
レビューを見る
オカルト好きなのでシリーズ全部読みましたが、
様々な世の中の不思議に触れられます。
真偽はともかく、
短いお話がたくさん載っているのでどこから読んでも楽しいし飽きませんね。
怖いものから和むものまで盛りだくさんです。
投稿元:
レビューを見る
平成14.6.25 初版 590
見てはならないものが、起こってはならないことが、この世にあってはならないものが。本書に収められた“怖い話”はすべて、本当のことなのだろうか……。百話を語り終えるとき、怪しきことが起こると古より言い伝えられる「百物語」。これを当代きっての怪異蒐集家の二人が鮮やかに現代に甦らせた、かつてない怪談集シリーズ第一弾!この百物語を一夜で完読したとき、あなたに何かが起こるかもしれない……。
投稿元:
レビューを見る
現代的な百物語。フツー百物語ってどんな形式なのか知らないし、怖い事あったらイヤじゃん?
(100話怖い話をする…位?100話目を話し終えたら怖い事が起きる?)
そんなライト怖い話好きな僕でもどっぷりのめり込みました!!
短くても、不思議な、説明できない出来事が99話収録されてる本書、
(「100話」じゃないのは怖い事が起きない作者の配慮です!素敵!)
貴方のちょっとしたスリル体験願望をくすぐる事請け合いです!
特に、色々な章に分かれていて、「○○にまつわる話」なんて具合に
テーマを分けてくれているから、貴方はすぐに自分の読みたい話を
探せるし、それをきっかけに他の怖い話も味わえます。
投稿元:
レビューを見る
1話1話読むと不思議な話だなあくらいにしか思わないけれど、99話まで読み進めるうちにじわじわ恐怖が襲ってくる。
ホラーものは映画でもなんでも大抵はコメディーか興ざめするものが多いけれど、新耳袋の本は無理に怖がらそうとする演出もなく、一番私好み。
厳密に言えば、ホラーというよりは怪奇録。
投稿元:
レビューを見る
客観という恐怖
この本に集められた怪談はやたらと恐怖を煽る有象無象の怪談とは一線を画している。語り手の主観を排し淡々と事実だけを記録している怪談は、おどろおどろしい脚色が及びもつかない不気味さを醸し出している。
そんな客観的な恐怖を体現している、普通の怪談と比べるとかなり異色な話がこの新耳袋第一巻にある。
それが「第十七話:千日前のタクシー」だ。これは、いわゆる「幽霊を乗せてしまったタクシー運転手」の話である。しかし視点の位置が普通じゃない。語り手が目撃したのは「火災のあったビル前で、なぜか止まったタクシーが、誰もいないところでドアをあけ、誰も乗っていないのにも関わらずメーターを倒して走りだした」という事実だけだ。「恐怖」というのは後から付随する解釈の一種である。解釈を一切排除して見たこと、あったことだけを書くというのがこんなにも恐ろしいのかと、ぜひこの本を読んで体験してもらいたい。
投稿元:
レビューを見る
とりあえず第五夜までは読みました。ところどころ関西弁で関東圏在住のわたしには違和感がありますが楽しいです。