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投稿者:ネピュネピュ - この投稿者のレビュー一覧を見る
設定とその見せ方が非常に上手く、唸らせられる。ジャンルとしては異能力バトルものなのだが、SF的な設定がしっかり練られており、秘密結社イルミナティなどのオカルト的要素も登場してくるなど巻数を重ねるごとにスケールの大きい話になってくるので、1巻だけ読んで満足するのは勿体ない。アニメ化希望。
高評価が納得の面白さ
2021/08/21 03:15
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投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
人に殺意を植え付け同族殺しを強いる鬼や悪魔と呼ばれる憑依体。
そんな存在と日夜戦い続け、人類滅亡の未来と向き合い続ける組織の異能SFバトルの男女バディもの。
読んだ人の多くがハマって高評価ばかりだったので気になっていたけど、確かに読んだら面白かった!
攻防含めた高水準の能力を誇る万能型青年×非常に限定的で使い勝手が悪くハズレ扱いの能力を持つ新人の少女というのもいいね。
強い男の背中を追いかけてしまう系バディ最高ですわ。
序盤から絶望感飛ばしてくる感じも良き。
それぞれの武器特性の設定も面白い。
何より面白いのが鬼の設定。
殺意を植え付けて見境なく同族殺しをさせる上に、憑依者が死ねば殺した相手に自動的に憑依先を変えるという絶望感しかない設定がすごい。
倒し方が基本自死というのもすごい。
自分に憑依させて死ぬってどんだけ。
いや、実際には鬼が死んだと判断する仮死までで、基本は蘇生が間に合うとはいえ。
とんでもない設定だと思うわ。
理屈っぽさとスピード感がすばらしい
2022/03/27 21:01
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投稿者:休暇旅行 - この投稿者のレビュー一覧を見る
娯楽小説めちゃくちゃ面白いな…となった。新刊書店にはほぼ置かれておらず購入できないのが非常にもったいない。
理屈っぽさとスピード感がすばらしい。たとえば能力バトルものとしては、あくまで〈停時フィールド〉しばりのなかで敵味方の技のバリエーションを繰り出すのが興奮ポイント。個人的にはワイデンライヒの人間パチンコがアホすぎてやばい。停時フィールドって語感でこんなん思いつく???
面白かったですが
2020/10/09 18:42
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投稿者:にゃお - この投稿者のレビュー一覧を見る
今の私の気持ち的にははまり込めなかったです…
SF感強くって面白いですが今のところ次巻を買おう!とはなってません汗
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殺戮因果連鎖憑依体――古来から「鬼」や「悪魔」と呼ばれる存在だ。地球外生命体からもたらされた「能力」を用いて,殺戮因果連鎖憑依体を祓う機関、「門部(かどべ)」。巫女の力にて鬼を祓う日本の討伐機関。類まれなる才能を持つ若き封伐員・百刈圭は、両親の仇である鬼と戦うため、今宵も闇を駆ける。
いろいろ詰め込みすぎだしかなり厨二病だし展開がすごく速い。なんたって、鬼と祓伐員との戦いの物語なのだが、一巻からしていきなり第三勢力が現れて三つ巴になる。ああもう、SFだなあ。ラノベだなあ、おもしろいなあ!!
その勢いやよし、意気やよし。この厨二病は、正直クセになる。
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設定のシビアさに円環少女の香りを感じるとの声を耳にして購入。登場人物それぞれの停時フィールドの見せ方が面白い。破壊魔定光の静止モードで頭の中に再現された。
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今まで手にしていなかったガガガ文庫ということで星ひとつサービス。中高生にはどのようなものがウケているのか気になっていた。夢枕獏さんのキマイラやサイコダイバー、陰陽師などの世界観が今の時代ではこういった軽めの文体で引き継がれているのかも。しかし武器の仕組みには異星?のテクノロジー。根底にSF的世界観もある。この辺りはイデオンなどに通じるものを感じる。
余裕があれば続巻も読むかもしれないが、やはり少し軽いかなぁ。
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8:タイトルも作者さんも知ってたけど地元では手に入らなくて何となくそのままになってたけど、お勧めいただいて購入。めちゃめちゃ面白かったわ。
停時フィールドのルール(一人一つ、先出し優先等)がユニークで面白く、SFみ、中二度(バチカンが登場するとクソ上がる値)、何をとっても最高。叶ちゃんを中心に話が進んでいくのかな。個人的にはモモもすごく好きなんで、うまいことバディものとして展開していって欲しいなあ。
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『結界師』のような能力バトルもの
SF界隈の作者らしく能力が理屈っぽいが『円環少女』よりはふつうのライトノベル
無難によくまとまっているが
いくらなんでも能力が強力すぎる気がする
能力者同士でなければ勝負にならないのでは
2巻も出ているのでそのあたりどうなるか
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#日本SF読者クラブ toi8さんの表紙に惹かれて購入。ライトノベルによくある伝奇SFかとおもいきや、巻が進むにつれて「SF」になる。とにかく「停時フィールド」の設定とヴァリエーションが秀逸すぎる。
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[関連リンク]
誰が得するんだよこの本ランキング・2017 - 誰が得するんだよこの書評: http://d.hatena.ne.jp/daen0_0/20171231/p1
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この原稿用紙の分量で、ギミックやSF的な専門知識を効果的に使いうまく物語をまとめ上げてあり、とても勉強になった。
まだ序章といった程度なのでこれからどう展開していくのか楽しみである。
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ライトじゃない、ライトノベル。
しっかりSFだけど、SFが少々苦手でも読むのがしんどくならない程度の設定なのもよかった。
叶ちゃんの立場が色々しんどくて続きが気になる...
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書評を読んだら、面白そうだったので
手を出してみました〜。
最近のラノベの傾向よりかは
昔の富士見ファンタジア文庫っぽい?
敵を倒すには、とにかく憑依者から
引き剥がすしかないんだけど
そのための武器を具現化する方法が
SFのガジェットっぽくておもしろい。
個人の資質によって形状が違うとか。
人間にその技術を教えたのも
敵とは別の異種生命体で
その思惑はどうも謎っぽいし
人間同士も日本の組織と海外の組織と
利権を争ってたりして。
まだいろいろ裏設定ありそう。
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一気に読んでしまう程、テンポよく物語が進み、世界観に引き込まれた。鬼狩り、悪魔祓い、という、鬼滅や呪術のような伝奇要素にSF設定でガジェットの理論武装をし、ハンターハンターやマルドゥックシリーズのような異能バトル(ジョジョ、山田風太郎的?)が楽しめる。主人公たちの闘う動機も共感でき、キャラ立ちした登場人物たちのやり取りは楽しく、腹立たしさや不快感は抱かずに読み進められる。また、SF要素には、壮大なアイデアが物語の背景として存在し、この辺りの謎がシリーズを通して解き明かされるのが非常に楽しみ。