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小保方さんは本当に捏造しようとしたのだろうか!?
世紀の発見と言うのに小保方さん以外誰も見ていない!著者に名前を載せてたのに責任なし!?そんな世界が信じられない。
取材経過を並べただけ、記者ならもっと分かり安く書けないものか!著者は何を言いたいのか解らない。
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専門用語が多く理解に苦しんだ。STAP細胞問題の結末が気になり、最後まで読んだが、その気持ちは満たされなかった。研究の情熱はあるものの研究者としての基礎が身に付いていない小保方晴子と組織的な指導を怠った理研がトラブルなのだろう。更には、研究資金獲得のために効を焦った結果だと考える。2014年1月の発表は忘れられない。
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ドキュメントとしては臨場感が伝わる内容。少し冗長な気もするし、それは特に毎日新聞の内部事情なんかを細かく書き込んでいるからのような気がする。
今となっては一番知りたい「誰が何のためにこんなことを」という疑問にはやっぱり答えは出ない。いつかわかるのだろうか。
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話題になったSTAP細胞の話を当事者たちの取材を通して描いている。
科学の話がちんぷんかんぷんでなかなか読み進めなかった。
難しいとは思うけど中心人物の彼女の取材もしてほしかった。
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常々疑問に思っていたのはなぜ小保方氏のような極めて未熟な研究者が出来上がってしまったのかだ。
本書では様々な研究室を渡り歩いたせいで基礎的な指導を受けられなかったことが挙げられているが、実験の授業がある大学を卒業した身としては院生どころか学部生でも身に着けてしかるべき実験ノートの扱いもできない博士号がいるとは信じられない。
指導者は何をやっていたのかと呆れる。
STAP細胞研究で同じ研究室にいた研究者も、
ハーバード大学教授の優秀な子弟という前評判を信じ、
実験ノートや生データを確認しなかった。
権威で判断することの恐ろしさを感じた。
理化学研究所の対応の遅さや不可解さにも驚いた。
STAP細胞さえ再現できればいいという安易な考えで、論文の疑義に誠実に向き合わなかったことがわかる。
これからの科学報道は拙速な報道を避け、再現実験ができてから報道すべきだと思った。
取材記としても面白い。
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STAP細胞の事実が知りたくて読んでみた本。通常の暴露本とは違い、科学的見地からSTAP問題を取り上げた内容。STAPの有り無しより、論文が捏造されたものかどうかというところに焦点をあて、再生医療に関わる利権がどれだけの影響を与えていることがよく分かる。想像の域になるが、今回の問題はSTAPらしきものを証明しようとデータを捏造する事を問題ないと考えた科学者の常識外れの行動と国家的プロジェクトに乗っかろうとした組織の利害の一致が引き起こした問題。ただ、これにより若い科学者を育てる環境が少なくなることを大いに懸念するが。
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★SIST読書マラソン2015推薦図書★
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大変おもしろく(というのは不謹慎か)一気に読めた。
新聞記者というと、政治、経済、社会部などの記者をまず思い浮かべるが、科学環境部に属する理系の記者の仕事がよくわかった。専門的な知識がなければできない仕事で、理系の記者ってかっこいいなあと単純に思った。
今となっては、小保方さんの評価は定まっているといってもいいが、そこに至るまでのゴタゴタぶりがよくわかった。秀才の集まりのように思える理研の、最初から最後まで全くすっきりしない過程の、その原因のようなものも、なんとなくわかったような気がする。特異なキャラクターである小保方さんに巻き込まれてしまって、気の毒といえば気の毒だけど、そのあとの対応が全く素人目にもなってなくて、あまりにも組織を守ること第一の姿勢が、情けない。
日本を代表するといってもいいような科学者が、どこで間違えたか、どこで引き返せなくなったのか、命まで落とすことになり、本当に悲惨だ。
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詳細な記事と分析。東京神戸を往復し日夜問わずの取材活動。これだけの仕事をした筆者が幼子をかかえたワーキングマザーであるということが一番の驚き。
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笹井氏の自殺という衝撃的な出来事があり謎が謎のままの事件であったなと思いました。科学者の成果はひとりひとりの誠実な実験とそれを克明に記載した記録ノートにより誰かが再現できることで裏付けされていく。であるがゆえに、実験中に素材を取り違えることは御法度ですし、こまめに実験室の中で手順や日々の成果について意見交換を行うことを、学生時代から熟練に至るまで、上長から訓練を受けていくことが欠かせないようでした。ただ、そういう訓練のルートから外れ、未熟な人材であっても発想豊かな論文を書けるという能力があることで、有名教授らが興味を持ち、取巻きとなってしまったことで、充分な訓練の機会と共同作業を行う熟練の仲間を与えられず、ひとり個室でiPS細胞以上の発見をという期待の中、科学の世界より魔法の世界に染まってしまったかのような経緯を読むにつれ、なかなか構造的に難しい問題があったのだろうなと、すっきりしない気分のままに読み終わりました。
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メールのやり取りや他人の話等の要約がほとんどといった印象。知りたいなと思ったことはこの本には書かれていませんでした。
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かなりの力作だと思う。リアルタイムでニュースを目にしていた事件。なぜ疑惑をもたれるような発表をしたのか?なぜできないスタップ細胞をできたと彼女は言ったのか。構造を解明した取材力は素晴らしいと思う。彼女はどんな人だったのかも知りたかった。
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ノンフィクションというには予断が多い。
読み手である私は「STAP細胞は無かった」という理研の報告を聞いているんだけれども、「最初からおかしいと思っていた」的な記述が多く、違和感がある。あのときの小保方さんフィーバーを盛り上げたマスコミとして、それはどうなんだろう?
なぜ盛り上げてしまったのか、情報を発信する報道機関が自らを省みないのは、はたしてノンフィクションと呼んでいいものなのか。マスコミとして都合が良すぎやしないか。書き手は一方的な正義を振りかざしているように見える。
私はSTAP細胞が存在するとは言わないし、いまだに判断がつかないが、論文には誤りがあるんだろうなと思う。ただ、この書き手の誠実さには疑問を感じる。
笠井氏や若山氏には問い合わせをしているが、渦中の小保方氏には問い合わせをした様子がない(後半で問い合わせを行い弁護士に断られたという一文があるが、最後だ)。問い合わせをしているのか、したけれども書いていないのか。しようとすらしていなかったのか。このあたりの記述の省略について、書き手が、メディアが、小保方氏が説明できない人間だと恣意的に書いているようにも見える。
タイトルをセンセーショナルに「ねつ造の科学者」とするならば、小保方氏を指すように思う。では、なぜ彼女に焦点を当てていないのか。
そもそも理研とはどういう組織なのか、構造的に防ぐことができなかったのか、そういった掘り下げもなく、ただつらつらと時系列に書かれている。これはいったい誰向けの本なのか。
笠井氏が自死した件についても、理研はもっとできたはずと書かれているが、マスコミ報道が過熱したからという観点はないのだろうか。どこまでも他人事なのだろうか。読んでいて非常に不思議である。
記事として書かれたものをまとめた本である。それが間違ってるとは言わないけれども、これを出版する意味とはなんなんだろうか。STAPブームのうちに売っておこうという出版根性だろうか。
報道機関がこんな浮足立った本を出してたら、信用下がる……というほどの信用が元からないのか。まさかそんな。
小保方さんが、基本的に未来のある存命の科学者が相手だから書きにくいのかもしれないが、だとしたら、そもそもこの扇情的なタイトルって何なんだろうか。
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当時ニュースの白熱ぶりにおいつけず、そもそもどういうものの話だったの?と思って読んでみた。
正直、なぜ、第一線で活躍していた研究者が揃いもそろって見抜けなかった?と思うものの、特異ともいえるほどの閉鎖環境で積み重ねられていたことということで納得もした。
考古学の捏造のときもそうだったなぁ…と思う次第。
それにしても、なんでコピペのある(それもかなりの分量)論文が通ったんだろ…って。謎すぎる。
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