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原因究明?今更そんな非生産的なことやって何になるんですか。そんな時間があったら少しでも今の研究続けますよ。だって。
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While I read ‘Anohi’ by Haruko Obokata, I felt like Suda-san was a wicked reporter, who drove Obokata-san into a corner. However, in this book she was actually trusted by many scientists as a good science writer.
In this book, Obokata-san’s carelessness was clearly written. But some of the comments were made by anonymous people. I cannot trust all of the comments.
And Suda-san’s sentences are not emotional. It’s just like a newspaper.
Her passion is focused on revealing the truth about unfairness. Many scientists have no interest in the past, so Suda-san and scientists went to the different directions, I think.
As a result, I cannot tell which book told the truth.
But one thing I found is ‘Anohi’ is better book than this.
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While I read “Anohi” by Haruko Obokata, I felt like Suda-san was a wicked reporter, who drove Obokata-san into a corner. However, in this book she was actually trusted by many scientists as a good science writer. In this book, Obokata-san’s carelessness was clearly written.
But some of the comments were made by anonymous people. I cannot trust all of the comments. And Suda-san’s sentences are not emotional. It’s just like a newspaper.
Her passion is focused on revealing the truth about unfairness. Many scientists have no interest in the past, so Suda-san and scientists went to the different directions, I think.(ichiroさん)
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理化学研究所と言う日本最高峰の研究機関で起きたSTAP細胞事件を科学記者の視点から多角的に分析.分野に問わず仕事で科学技術に関わる(論文作成等)人は読んでおいて損はない.様々な意味での「過信」「盲目的な信頼」のリスクを強く感じる.
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最後の1/5くらいは時間切れで飛ばし読み。
結局、何がどうして事件が起きたのか、まだはっきりしていない。理研が功を上げることに注力していたことは確からしいが、事件の首謀者なのか、それとも小保方氏による事件に、目をつぶっていたのか。
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博士の学位を取得するにあたり、もう一度読み直した。
実験ノートの重要性を再認識するとともに、科学者として実験結果に真摯に向き合い、科学的真実を追求していく姿勢をいつまでも忘れないようにしたいと心から思った。
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熱くなりながらも中立的な立場を意識しながら書いてる感じがして好きだった。
私の研究室にも論文の約8割を捏造をした先輩がいたが、そのまま小保方さんみたいな感じだった。上からの評判は厚く、現場からの信頼は薄い。嘘を押し通し、言い訳が立たないと感じたところは直感で覚えていないとぼかし始める。ぼかす時に矛盾がでても自分で気づけない。
異例の入り方をしたため、期待されすぎるあまり結果のみが求められるような圧力もあったかもしれないが、それでも捏造をしない人はしない。
そういう個人の性質に多くの人が影響されてしまったことが悲しい。ルール変更される前に書かれた論文なのに、ルールを守っていないとして捏造呼ばわりされるのもその一環。実質的な被害意外にも被害を受けた人は多かったと思う。
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よくまとまっている。さすがは毎日新聞の科学部記者。
しかし、STAP細胞って最終的に誰がどう不正したのか、うやむやなうちに
終わってしまった。責任も明確にならず、自殺者が出て不明商なままフェードアウト、
いかにも日本的だな。
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STAP細胞を巡る一連の騒動。
実は最近読んだある本で、STAP細胞を潰したのは裏に陰謀がある、ほれ見たことか、後日ドイツが特許を取ったと書いてあったので気になった。
新聞社の科学担当記者が相当丁寧に著述しているのだが、正直、専門用語とか散りばめられてて、多分噛み砕いてくれてはいるんだろうが、よく頭に入らなかった。図説も素人向けには分かりやすいとも思わない。
が、それを除いても、この事件を取り巻くいろんな人の想いとか利害関係、利権とか無責任さが伝わってくる。
小保方さん以外は。
この人、事件の発端ではあるが、完全に当事者能力を失っている感じだった。
事件としては「全員が腐った丸太を渡ったら、偶然渡れてしまった」という表現がぴったりな、みんなが少しずつ前のめりになってしまった無責任体制が原因なのだろう。
小保方さんが、善意だったのか悪意だったのかは判らない。
ES細胞がどこで混入したのかも解らない。
STAP現象が、本当あるのかどうかも分からないが、少なくとも今回の論文に関わる事象では、発言しなかったのは間違いないようだった。
二重に面白かった。
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★当時の熱狂を冷静に★2020年現在、STAP細胞はたかだか6年前の話なんだ。もっと昔だと思っていた。
小保方フィーバーに引っ張られず、当時の熱狂と混乱を冷静に記そうという意図がよく分かる。ドタバタを同時進行で感じられつつ、誰かを悪者にしようとする(メディアを含めた)世間の動きから一線を引こうとする姿勢は理解できるたただ、この事件が結局何だったのかはこの本の発行後に調査がまとまったので隔靴掻痒の感じがある。同時代の記録として意味はあるのだろう。
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科学記者のロジカルな経緯解説。小保方氏への直接取材が無いことが残念。
理研もハーバードも皆が雰囲気に流されてあらゆる部分で確認を怠っていたことが、他人事ではなく背筋がゾッとする。
捏造の根本は誰かの安易な悪意である事は間違いないと思うが、その動機を知りたい。
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長いけど面白かった
STAP細胞とは何だったのか。。
多分何かしらの勘違いだったんだろうなあ。
科学者ですら勘違いするほど難しい内容なんだろうね。
論文に掲載されたからOKではなくてその後に別の人が再現できた時に本当にOKになるってことなんだろうね。
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まさに真相は藪の中という感じ。
本書を読む限りでは、小保方さんによる不正に理研の体制の拙さが一連の騒動を引き起こしたように思える。
が、以前読んだ小保方さんの著書『あの日』を踏まえると、若山教授の動きがやはり本書を読んでも少し不自然に感じてしまう。
極端に言うと、
小保方さんか若山教授のどちらかが嘘をついていて、どちらかを陥れようとしている。自分を守るために相手を人柱にするような形で。
まだ他にも関連著書があるようなのでなるべくバイアスをかけずにフラットに読もうと思う。
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STAP細胞の事件について、ずっと疑問におもっていたことがあります。
なぜ、誤謬ではなく、不正であったのか。不正とは故意ということでデータの捏造や改ざんがあったとされています。
でも、なんで、笹井チームのスクリーニングをすり抜けて、STAP細胞は発表されてしまったのか。
再現することのない研究成果は早晩、謝りであることもわかっていたはずなのに。
仮説・実験のプロセスや、報告の正確性、部内審査や、中間成果物の管理など、理研の管理にも大きな問題があったとおもいます。
笹井氏はなぜ死ななければならなかったのか。
目次
第1章 異例づくしの記者会見
第2章 疑義浮上
第3章 衝撃の撤回呼びかけ
第4章 STAP研究の原点
第5章 不正認定
第6章 小保方氏の反撃
第7章 不正確定
第8章 存在を揺るがす解析
第9章 ついに論文撤回
第10章 軽視された過去の指摘
第11章 笹井氏の死とCDB「解体」
第12章 STAP細胞事件が残したもの
あとがき
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およそ10年前に発生した「STAP細胞事件」のノンフィクション。新聞記者である著者によって事件の経緯が詳らかに述べられているが、肝腎の「誰がどこまで不正に関わっていたのか」は結局判らず終い。科学倫理と不正究明の在り方について問う一冊だった。