烏は主を選ばない みんなのレビュー

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八咫烏シリーズ第2作。
著者のデビュー作でもある前作は、後宮における人間模様を中心に描かれていたが、本作ではその裏で何が起きていたのかを描いている。
巻末の解説によると、元々はデビュー作と纏めてひとつのストーリーになる予定だったらしい。同じく解説にもあった、前作に対する不満は多かれ少なかれ読者の中にあったと思われるので、1作目、2作目は纏めて読むといいかもしれない。

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前巻（「烏に単は似合わない」）のことがあったので、それはもう疑ってかかりながら読み進めました。雪哉しかり若宮しかり、それはもう疑う余地がありすぎるくらいの登場人物たち。そのためなのか、「えっ？」と驚くほどの急展開はみえず。ただスピード感は楽しみながら読み進めました（前作にて女社会を描いた様とはかなり分けて組み立てられているのがわかりました）
さてタイトルの意味は何だったんだろう。言葉通りの意味なのか、それともまだなにか伏線があるのか…シリーズしばらく続くそうです。

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「烏に単は～」と対の作品ということで、続けて読破。
前作よりまとまった感じがあるのと、世界観もバッチリ頭に入っていたのであっという間に読了。
キャラもいいし、話の展開も面白い。視点もばらけないのでかなり落ち着いて読める。
タイトルは素直に彼のことだと思って良いのかな。
作品の性質上、どうしても素直には取れないんだけどね(笑)

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うわっ、これめっちゃ面白いわー。この最初から練りに練られていたであろうお話し。大好物だー(ﾟ∀ﾟ)=3

１巻は前座ですよ。アペタイザーですよ。

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今回も面白かったです。相変わらず、読んでて不快な人物はやっぱり、最後に出てきますが、その気持ち悪さも含めて、癖になる作家さんですね。以降も文庫になる時、読もうと思います。楽しみだなー。
今度の主人公は、あの、前作で、木から転げ落ちて後宮に踏み入ったり、お上の車で後宮に乗り付けたりした、従者の彼です。
まさか、こんな次第だったとは。あの時の時系列を若宮側から語るようになってるんですね。
もともと、若宮側と姫君側と、交互に書いて1冊にする予定だったそうです。
だから、プロローグとエピローグが突然若宮目線だったのですね。あとあと、あれは唐突だよなーと思ったのですが、そういう次第だったのです。
でも、気持ち悪いサイコパスは、今回も大活躍でしたが、実際、こういう人居そうですよね。自分で、おかしいって気づけてない人。怖いわー。

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「烏に単は似合わない」と同時間軸の若宮側のお話。続けて読みたかった…！
前作もものすごいどんでん返しでしたが、今作もまたどんでん返しがありました。そして読後感があんまり良くないのも同じ。でも面白いから読んでしまう。続編は文庫化待ちですが、待つのも勿体無い面白さです。

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このシリーズをこのタイミングで読み始めてしまったことをある意味後悔してしまう。

・・・文庫化が待ちきれない。

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烏は主を選ばない

素直で優しくて、自分にとって一番大切なものが何かを明確にもっている、少年の物語。

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2015/07/07 購入。八咫烏シリーズの２冊目、まだ頭の部分を読んだだけだけど、確かに面白そう。

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前作では名前ばかり上がってほとんど登場しなかった若宮が、そのとき何してたのかがようやく判明。こんな大変なことになっていたんですねぇ。

若宮を取り巻く四面楚歌ぶりがハンパ無くて、ずっとヒヤヒヤ。どの人物もアクが強くて、雪哉以外みんな疑わしくて…

そのためか終止緊張感を保ったまま読了。前作に劣らぬ面白さでした。

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面白かったなー！物語が展開するテンポが絶妙だ。
勢いよく読み切れた。
でも、解説にあったように、これはまだ序章にすぎないんだということがひしひしと伝わる。
文庫で買って失敗したなー。続き読みたいけど文庫化まで待ってられない。ハードカバーで買い直すか…。

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烏に単は似合わないの続編。個人的にはこちらの方が自分に合った。たぶん前作は色々としてやられた感はあったけど、結局のところあせびへの不信感が拭えないまま物語が進んでいたのだと思う。その点こちらは主人公雪哉に対して最初から好感が高く物語にも入り込めた。
でもこれを読んでもう一度前作を読み返したいと思ったからまた読もう(*´-`)
あとがきにもあったようにこの作品は表裏の関係で二つで一つなので、前作だけしか読んでない人にはこちらも読んで欲しい。