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泥棒一家の長女華の恋人は、警察官一家の長男の和馬っていう設定に惹かれ横関さん初読みです。一年付き合った恋人が刑事だと気付かず普通の公務員だと思っていた華ちゃん、ちょっと鈍いでしょって気がしないでもないけど、そんな些細なことは気にならなくなるほど面白かった。冒頭に起こる殺人事件の謎も絡めつつ、展開も早く、泥棒一家も警察官一家も家族が個性的で、一人一人きっちり書き分けられているので、家族小説として楽しめました。
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設定などはちょっと現実的ではないかなと思うけど、久々に「痛快だ」と言える本を読んだ気がする。昔、赤川次郎氏の小説に、こういう設定の話があった気もするが。泥棒一家の娘と刑事一家の男性の恋と二転三転する事件の真相までに辿り着く過程が非常に良かった。感想はこんなところです。
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泥棒の娘と警察の息子が結婚・・・この設定だけで、読む前から面白そうって思った。
どうやって2人が出会ったのか、2人を取り巻く家族や仕事関係はどうするのか・・・。
ある事件をきっかけに、2人の関係が微妙になったり、応援してくれる人がいたり、実はどこかでつながっていたり・・・。
一気に読めて、後味すっきりな1作!おもしろかった~!
ドラマ化希望!
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三雲華は初めて恋人の桜庭和馬の実家へ行き、愕然とする。今まで公務員としか聞かされていなかった和馬の職業が刑事というばかりでなく、家族全員が警察官や元警察官だったのだ。和馬との結婚はすなわち華の家の破滅を意味する。なぜなら華は、代々泥棒を生業とする三雲一家の娘だったのだ。
小説というより児童書、対象年齢も低めと割り切ればそれなりにおもしろいかもしれないけれど、設定も展開もあまりにも現実味がなさすぎたかなぁ。他人から盗んだものだけで生活しているとか、見つかりそうになったらどこからか身分証明を手に入れてハイとんずらとか、無意識のうちに人の財布を盗んでいるとか。読後感が良いのは認めるけれど、あまり入り込めなかった。
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実際ありそうもない設定だけれど、こうだったら面白いなという点を見事に突いていて、楽しめました。警察一家の桜庭家の面々が、三雲家の正体を知った時に、桜庭家の祖父が一枚事件に噛んでいるにもかかわらず、その真相を公にせず警察官としての立場を維持しようとして華と縁を切るってどうよ?とスッキリしない事もあったけど、結果はよかったな。
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図書館で司書として働く華は、恋人の和馬に連れられて、初めて彼の自宅を訪れることになった。
それまで、公務員と聞いて交際していた和馬は、実は刑事。そしてその祖父母、両親、妹、飼い犬までが警察犬という警察一家だった。
しかし実は、華は代々泥棒を家業とする「ルパンの一族」の娘。
華自身は泥棒を生業にはしていないとはいえ、真実を知った以上、彼との交際も結婚も考えられない!
ドタバタコメディミステリ。
この作家さんは初めて読む。
軽い読み物として楽しめたけれど、好みとしては軽すぎて、また次作も是非読みたいほどではないかも。
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泥棒一家と警察一家。お互いの家業を知らないまま親に紹介されたり結婚話が進んだり。スリの祖父が正体を隠したまま殺されたことをきっかけに、互いの祖父についてや家族の過去が明らかに。泥棒パートはコメディ色が強かった。
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面白かった~。泥棒一家の娘と警察一家の息子なんてまるでロミオとジュリエット。なんて読み始めましたが、ちゃんとミステリーでした。もっとコメディなのかと思ったんですが、結構深刻でした。そりゃ絶対相容れない二人が恋に落ちてるんですもん。最後はなんとか丸くおさまってよかったです。ドラマ化しそう。いろいろ脳内でキャスト考えながら楽しみました。
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購入してから少しづつ毎日ワクワクしながら読めた。
たまたま帯を見て、直感で購入したものの、
予想以上に良かったです‼︎
ドラマ化したら面白そうだし、
その後のお話(またはスピンオフ風に 和馬の妹 香 の恋話とか)
もあるといいなぁ〜。
読みながら、頭の中で登場人物を描きやすかった
2019.6追記
ドラマ化にびっくり‼️
2年前に思っていた事が現実になるなんて(^^)
ややバラエティー要素が強そうですが(笑)
ドラマ楽しみだなぁ
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泥棒一家の娘と警察一家の男子との恋。ドタバタミステリだけど、両家族とも素敵だし、全ての登場人物に好感が持てるし、嫌な気分にならないミステリっていい。
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さくちゃんの最近おもしろかった本より。ハリウッド映画並みの設定のぶっ飛びすぎ感が良い。あ、だからペーパーバックだったのかな。気軽にドキドキが楽しめる1冊。
2017/9/19読了
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予想以上に面白くて一気に読んでしまった。
あり得ない設定で、漫画っぽいんだけど、なぜか違和感がなくスルスルと読める。
登場人物に嫌な人が出てこないというのも、読みやすさの一因なんだろうなぁ。
恋愛小説とも家族小説とも軽いミステリーとも読め、満足な一冊でした。
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華は先祖代々泥棒の家系。L(ルパン)の一族の娘。
自身にも伝説の、と言われるほどの祖父を凌ぐスリの腕前があるものの、本人は基本的に無意識に盗ってしまう以外は図書館の司書として真面目に過ごし、1年ほど付き合って居た男性と結婚を考えて居た。
ある日のデートで恋人である和馬に実家につれて行かれ、そこで彼がただの公務員ではなく警察官一族であったことを知らされる。
別れなくてはいけないと悩む華に、テレビで流れたニュースにより、偽名を使った祖父が顔を潰され殺害されていたことを知り、和馬がその事件を担当することになる。
和馬の祖父和一と、伝説のスリ師であった華の祖父は50年来の親友。和一の妻の額に怪我を負わせた犯人をずっと捜し続けていた。
一方、一度は和馬の家族に受け容れられた華も、泥棒の娘であることが知られると一転結婚を和馬の妹香以外に反対され、且つ、和馬の手により両親が泥棒である証拠が警察に渡ってしまう。
華は一度は一家離散、1年後に兄の渉が突然食堂で働く華の前にあらわれ、和馬が結婚することを告げる。
新郎を盗もう、と言う華以外の一家の思惑は、結婚式場での犯人告発へと繋がって行く。
犯人は和馬の職場の先輩の祖父。先輩自身も華の祖父(実は別人だった)を祖父に頼られ殺害したのだった。
テーマ的には面白く、結局和馬は勘当された形をとり、華と同棲する。
結局は祖父同士の思惑通りに動いたことになるが、もうちょっと華のスリ師の腕前を発揮できる場があっても良かったかな、と思う。そこまで凄技を持ってる必要性を感じなかった。
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泥棒一家の娘と刑事の息子。二人を結ぶのは顔のない死体の殺人事件。報われない恋の行方は…
ただ事件を解決するミステリー小説ではなく、それぞれの人間模様や コミカルな部分も多く盛り込まれていて 次の展開へのワクワクが止まらない作品。
登場人物それぞれがとてもチャーミングで、殺人事件の小説とは思えないほど、読み終わったあとは心がホワっとあたたまる作品でした。
作者の他の作品もぜひ読んでみたい。
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泥棒一家の三雲家
警察一家の桜庭家
その二つの家族が華と和馬を通して出会う。
華の祖父巌が殺されたことから始まる。
あり得ない設定と想像し難い窃盗の方法など、中学生向き?なのかなと思った。
通勤の電車で読むようなストーリーではない。
最後のオチもなんだか腑に落ちなく、イマイチだった。